疼痛が強い症例の関わり方と介入

リハ塾の松井です!

今日は以下のような質問をいただいたので、これに回答していきます!

<ご質問内容>
3年ほど前に大腿骨顆上骨折、OPEをされた方で、当初は90°まで膝屈曲できていましたが、現在安静時、動作時ともに痛みが強く、20°ほどしか屈曲できません。
経過の詳細は不明です。杖を使い歩行可能です。痛みがあり積極的なリハビリは拒否されますが、以前のようにもう少し膝が曲がってほしいとの希望もあります。
週2回の通所リハビリの中でどうアプローチをすればよいか悩んでいます。

経過が分からないので、何とも答えられない部分はありますが、歩けるけど、痛みが強くて膝の屈曲ができないという状態というわけですね。

この場合、考えるべきは2つありまして、「痛みの原因」「膝屈曲ができない原因」です。

まずはこれを整理して考え、原因として何が考えられ、何ができるかを考えていくべきかと思います。

ここから先は

1,729字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?