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歩行分析において上肢を見た方が良い2つの理由

火曜日ライターの松井です!

今日は前回に引き続き、脳卒中の歩行分析についてです。
前回は下肢に着目しましたが、今回は上肢と歩行の関係について解説します。

歩行分析なのに上肢を見る必要ある?

と思うかもしれません。
ですが、大いに関係ありますし見るべきです。

脳卒中患者は上肢の屈筋パターンによる肩・肘・手・手指の屈曲、あるいは弛緩性の運動麻痺ではアームスリングで上肢を吊るしている場合があります。

これらが歩行に全く関係ないかというとそんなことはありません。

PTであっても上肢や手指の評価、介入ができることで、歩行機能に変化を起こすことも可能ですし、必要なスキルであると思っています。

僕も新人の頃は脳卒中で歩行障害があって、上肢にも問題がある方と担当しても、上肢は何となくROMだけしてほとんど介入していませんでした。

でも、実施は上肢への介入で歩行が安定する方もいますし、上肢への介入の重要性に気づけました。

今日はそんな上肢と歩行についてまとめました。

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