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膝関節の痛みの考え方〜3つの運動面からの考え方〜

火曜日ライターの松井です!

嫁が里帰りしているので僕も嫁の実家に泊まって育児を手伝っていますが、夜が本当に寝てくれなくて困っています。笑

日中は静かに寝てて起こそうとしても起きないくせに、夜は一旦寝ても布団に下ろすとすぐに泣き始めて、また寝るまであやすところから始めないといけないので子育ての大変さを痛感しています…。

育児の先輩方、良い寝かしつけの方法があれば是非教えて下さい!

さて、今日は膝関節の痛みの捉え方を前額面、矢状面、水平面の3つの運動面から考えてみます。

特に女性に多いですが、膝OAで膝の痛みを訴える方は本当に多いですよね。
変形が重度でも痛くない方もおられれば、軽度の変形でも強く痛みを訴える方もおられて、勉強すればするほど膝関節の痛みは奥が深いなーと思っています。

そんな膝関節の痛みをなるべくシンプルに考えるべく、運動の基本となる3つの運動方向の視点からの考え方を解説します。

膝に限らず、どの関節でもこの考え方は基本となるはずですし、非常に使いやすい考え方なので、僕自身臨床では重宝しています。

では、早速解説していきます!


3つの運動面から考える理由

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痛みという症状を考える場合、何が原因なのか仮説を立て、それに対して検証して効果判定を繰り返すというのが一般的な流れですよね。

ですが、人それぞれ原因には個人差があり、知識を深めれば深めるほど何から評価していっていいのかドツボにハマってしまいます…。

そこで、クリニカルリーズニングをできるだけシンプルにしようというのが今日のテーマです。

運動面というと、

・前額面
・矢状面
・水平面

この3つがありますが、痛みの出る部位や動きに合わせてどの運動面から評価するのかを考えるだけです。

例えば、膝の屈曲時に膝蓋骨の内下方が痛いという症例がいたとします。

この場合、屈曲の動きは矢状面の動きなので、矢状面の動きにエラーがないかどうか、矢状面の動きに関する組織にエラーがないかどうかを評価します。

また、膝蓋骨の内下方というのは内側という部位も入っているので、矢状面に加えて前額面、水平面の動きのエラー、組織のエラーを評価していくという流れです。

それぞれの運動面についてもう少し具体的に解説します。

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