上肢の痛み・痺れを末梢神経から考える
火曜日ライターの松井です!
さて、今年もいよいよ残すところ半月となりました!
皆さん、思い残すことはありませんか?
来年をより良い年にするためにも、今年の心残りは今年のうちにやってしまいましょうね!
と自分にも自戒を込めて言っていますが。笑
やっと育児に慣れてきて余裕も出てきたのでやりたいことを色々やっていきます。
プログラミング、Web制作、アプリ開発、マーケティングの勉強などなど、やりたいことはとことんやります。
そんな感じで、今日は以前に書いたこちらの記事の続編で上肢の痛みと痺れを末梢神経から考えてみました。
まだ前回の記事を読んでいないという方はぜひ読んでみてください。
臨床では筋肉と関節だけで考えても一定の効果は出るのですが、それだけでは対応できない症例というのもやはりいます。
そんな時の1つの選択肢として、末梢神経の関与を考えてもらえたらという想いで今回の記事を書きました。
では、さっそくどうぞ!
末梢神経が原因で痛み・痺れが起こるメカニズム
まず、前回と同様に末梢神経の問題で痺れや痛みが出るメカニズムを簡単におさらいしましょう!
末梢神経の圧迫
↓
神経上膜の浮腫による神経内血管の圧迫
↓
血流障害(痺れ)
↓
血流障害の長期化による炎症反応(痛み)
ざっくりまとめると上記のようになります。
圧迫が直接的に問題となるわけではなく、それによって起こる浮腫や炎症によって痺れや痛みが起こっていると考えましょう。
詳しい内容は安藤さんの記事で分かりやすくまとまっていますので一度読んでみることをおすすめします。
これを踏まえた上で、上肢にはどんな末梢神経があって、どんな要因で障害されるのかを解説していきます。
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