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上肢筋肉の触診〜解剖学・臨床的な特徴をふまえて〜

火曜日ライターの松井です!

1.触診の基礎知識 触るための目的・意味 触り方
2.下肢の筋肉の触診
3.上肢の筋肉の触診

触診シリーズの3回目の今日は上肢の筋肉の触診です!

さて、簡単に前回の復習をしておくと、

・どこが働いていないか、働いていない部位をアシストするために触診が必要
・何を触っているかを知るには、解剖学的な筋肉の走行、骨の形状の知識
、組織を触り分けることができる触診スキルが必要
・どこが働いていないかを評価する、働いていない部位をアシストするために触診を用いる
・触診のコツは自身がリラックスする、手から相手の全身を感じる、相手の反応を感じること

このような内容でしたね!
今日は前回までの内容を活かし、上肢の触診についてまとめました!

上肢の筋肉の中でも肩関節を中心に個人的に重要だと思う下記の4つの筋肉をピックアップしました。

・肩甲下筋
・上腕二頭筋
・棘下筋
・広背筋


肩甲下筋

起始:肩甲骨前面、肩甲下窩
停止:上腕骨小結節、小結節稜の上部

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