BOSE Wave Music System III,IVの愚痴的なやつ
はじめに
修理は完全に自己責任でお願いします。
一切責任を負いませんのでご了承下さい。
また、一部私の憶測で書いているところもあるので、すべて真に受けないでください。
よろ
Wave Music System III,IVの故障について
相も変わらず欠陥品製造が大好きなBOSE君はこの機種にもすぐ壊れるような
部品を採用しています。
初代は基板故障でしたが、この機種の欠陥個所は、CDドライブです。
というのも、この機種ではピックアップの型番が、SF-C250というものに変更されています。(初期のWMSIIIはSF-DA23の可能性あり)
これは、SF-DA23とピックアップの互換性がありません。
そこでBOSEはSF-C250をSF-DA23と互換性を持たせる基板を間に挟むことにしました。
しかし、どういうわけかこの基板のフラットケーブルが断線することでCDの読み取りができなくなりました。
これの修理法はCDユニットをSF-DA23に置き換えることです。
SF-C250が搭載されているWMSIII,IVでも、SF-DA23を動作させることが可能でした。そのため、SF-DA23に交換すれば、当然ですがCDの読み取りができるようになります。
旧型Wave Music Systemの故障がある程度判別できるかもという話
この記事に修理法は書いてありますが、補足的な感じのことをします。
まず、国内版初代WaveMusicSystemには、AWRCCC,AWRCCBのほかに
アンテナマークがついたWaveMusicSystemが存在します。
裏面のシリアルナンバー部分を確認すれば、判別可能です。
アンテナマークがついたWaveMusicSystemは、後期型です。
この後期型WMSですが、
リモコン操作すると、リセットがかかりPLEASE WAIT表示になる
(VOLUME操作は正常に反応する)
という不具合が改善されています。
基板の型番は291428-035で、不具合の原因である22μfSMDコンデンサが積層セラミックSMDに置き換わっています。
そのため、CD基板に起因する不具合は改善されたのですが、BOSE君は期待を裏切りませんでした。
なんと音が出なくなるという不具合を改善せず出してしまったのです。
これはCPU基板起因の症状が出なくなったことで長く使えるため、パターンが焼ける個体が出回るのだと思います。
この症状はAWRCCC,AWRCCCでも出ます。
型番は291619-003です。
これは、フリマサイトを見るとわかります。
AWRCCC,AWRCCBはリモコン操作不可ジャンクで転がっているのに対し、
アンテナマークがついたWaveMusicSystemは音が出ない不具合で転がっています。
幸い、ほとんどの場合はジャンパ1本で直せるのでまあマシです。
TDA7376Bが死んでないことを祈りましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1718626614258-6eOp5mCFEk.jpg?width=800)
白色のリモコン壊れやすくない?
いくつかジャンクのWMSを買ってきましたが、
白色の小リモコンの塗装ハゲが良く見られます。
塗装ハゲだけなら別にいいのですが、塗装ハゲた部分はボタンが反応しなくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1713261050415-FiDACrjRrM.jpg?width=800)
写真は修理後
表面をはがした後、アルミホイルを使って塗装が剥げた部分に張り付ければボタンが反応するようになるのですが、なんで白のリモコンだけ壊れるんですかね
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