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地雷オジへ告ぐ


「オジさんは絶対悪!」という考え方は偏り過ぎかと思うが、性欲に支配され、性欲に惑わされ性欲のまま生きる人間の比率は、男性性の方が圧倒的に多いと思う。


痴漢や付きまとい行為をはじめ、すれ違いざまに卑猥な言葉をかけてきたり、父親ぐらいの初老男性が平気でナンパをしてきたりetc...


そんな性テロ行為が日常的に起きるものだからもはや何が起きても「またか」で終わる自分のバグにも若干恐怖を感じている。


もちろん女性性の人間も一定数そのような迷惑行為をしている人はいるであろう。


しかし男女比で言うと圧倒的に少数なのではないか。



身バレが怖いので詳しくは書けないが、その昔トラブルに巻き込まれていた60代後半の男性を助けたことがあった。


父親より年上の男性+生物学的に老人と認知していたし、困っている人を本能的に助けただけの私には、その男性と「恋仲になりたい♡」などという下心は皆無であった。


しかし、その男性は違った。


彼は私が助けてくれたのは、男性的魅力を感じてくれたから=俺に興味があったからだろうという思考の持ち主だったのだ。


地雷オジにビンゴ!


まさにその言葉がピッタリな地雷オジだったのだ。


その地雷オジは、どこからか私の電話番号を調べ、日に何度も電話が鳴るようになり、更には反吐が出るような卑猥かつ不快なショートメールを送ってくるようになった。


偶然を装い、最寄駅で待ち伏せするようにもなった。


何度も何度も断っても諦めるどころか何度も何度も食事に誘われ続けた。


私にとって食事は最高に至福の時であり、仮に1人¥50000の鮨屋に誘われたとしても、どうでもいい人間と食を共にするぐらいだったら、スーパーのタイムセールでGetした¥500の出来合い寿司を家で食べた方が何倍も何百倍も幸せなのだ。



話が少々ズレたが、その地雷オジの悪質行為が思いのほか酷くなってきたので、結局、両親に出てきてもらいこれ以上悪質な嫌がらせ行為をするようだったら警察に連絡すると伝えると「お宅の娘さんが私に色目を使ったんだ!」と捨て台詞を吐いたもんだから私も両親も苦笑いしかなかった。


父は「同じ男として情けない」と呆れ、母は「きっしょ!マジきっしょ!」と叫んでいた。


私は「THE END...」とは呟かなかったが、なんとも言えない疲労感で起き上がれなくなってしまったので、翌日厄除けで有名な某厄除け大師に行き、いつもなら¥5000のご祈祷を頼むところ奮発し¥10000のご祈祷を祈願。神様に「主、頼むよ」と差額¥5000分のプレッシャーをかけてきたのも今となっては良き思い出だ。



性欲は元気に生きている証拠であることは確かである。


しかし、その性欲を自制できなかったりぶつけてはいけない相手、場所で発散しようとする行為は犯罪行為なのだ。


たまに「いつまでもカッコいい男でいたい」「何歳になってもイイ女を抱きたい」「灰になるまで男でいたい」と平気で言う男性がいるが「いつまでもカッコよく何歳になってもイイ女が抱けて灰になるまで男でいられるのは品格と理性を持ち合わせた男性だけですよ」と言ってやりたい。


というか、言っている。


そして言い続ける。


今も、これからも、Zutto...

私は教育者、またポートレートモデルの視点から、忖度ない素直な思いを自身の言葉で綴っております。思いを言語化し誰かに伝えていくことは、私にとって人を愛すること同様、とても尊く大切なことなのです。皆様からサポートして頂いたお気持ちは表現活動費とし大切に使わせて頂きます。