長男と次男がバドミントンを始めまして。7
これを書いているのが8月21日(土)です。第30回全国小学生バドミントン大会(埼玉)県予選会当日です。
この日わたしは大事な仕事が入っており同伴できず。夫(&弟)が同行。とはいえ、宣言が出ているため、監督・コーチ・審判以外の保護者は外で待機となりました。しかもチーム全員で中に入ることはできず、負けたら即帰るというスタイル(応援ができない)。ということで参加メンバーの結果はグループLINEで着々と届いていますなう!
大会前のひと騒動
1週間前の土曜日。実は大会参加者のみの特訓的練習日がありました。あったのですが、宣言出て練習場所がコロコロ変わったりしてスケジュール変更が多々あり、夫もわたしも把握しきれていなかったんですよね。
しかもわたし、めちゃくちゃ繁忙期で基本夫に全て任せていたので、コミュニケーションも含めノータッチだったんです。
そうしたら、その大事な練習日に行ったら誰もいない。スケジュールを確認したらなんと終わっていた・・・!!
長男はもちろんですが、夫も青ざめて帰ってきまして。
すぐに監督に連絡して、長男と電話を代わり「時間間違えちゃって・・・すみません」と泣きながら話しをしていました。監督は「そういう時あるからいいよいいよ」と言ってくれたようなのですが、相当堪えたみたいでした。
それと夫が上のチームと一緒に練習したい旨申し出たのですがやっぱりそれは難しくて。
この時ですね、実は夫が全部、監督と話をつけようとしたのですが、わたしが横から「本人と代わって!!!」と横ヤリを入れたんです。
夫が親の責任を被りすぎるのも違うと思ったんですよね。確かにスケジュールについては親の方が把握しています。LINEで連絡きますから。だから申し訳ない氣持ちになるのもわかるし、ミスを取り返すために交渉したくなるのもわからないでない。
だけど、練習するとか参加するって決めるのは本人じゃないですか。だから「ミスったけど行きたい」という氣持ちは伝えるべきと思ったんですよ、わたしは。そしてね、伝えることで改めて失敗したことを味わって後悔を思い切り味わえ、と思ったんです。
なぜならわたしもそういうことがあったから。
それから本当にやりたいのか、真剣に考えましたから。姿勢を変えざる得なかった。そこはら初めて信頼してもらうことについて考えました。
「やらされている」なのか、「やる」なのか。瀬戸際ですよね。
それがあってからというもの、長男は練習場所や時間の確認を自ら夫にするようになりました。夫も仕事しながら大変そうですが、それでも今までのようにおざなりではなく、緊張感持って確認をしてくれているようです。
前日練習の様子と当日の朝。
いよいよ明日は本番、という前日金曜日の練習から帰ってくると、驚くほど不貞腐れてテンションドン底で帰ってきました笑
次男が「オレなんてどうせクソだからいいんだ、とか言ってたよ」って教えてくれました笑笑
どうやらBチームやSチームのメンバーにコテンパンにされたようです。
現実を見せつけられた、ってところでしょうか。
お風呂に入って、不貞腐れたまま布団に入って。
「寝ちゃったよ。多分ごはん食べないよ」と、次男が教えてくれて笑
『ごはんあるからね。お腹空いてるだろうから食べたくなったら降りておいで』って声だけかけておいて、先に3人でいただきまーす!
夕ごはんは
友達がくれたカルシウムたっぷりフリカケが食べたくて
焼きそばでした。
間も無く降りてきた長男(だって焼きそばだもん笑)。しっかりお代わりして不貞腐れたまま寝ました。
当日の朝もテンション低ーいまま起きてきて。
ブッスーとしたまま車に乗り込んだ長男を、ギュッてして「いってらっしゃい。全力出しておいで。大丈夫!」ニコってして、頭なでなでしてドアを閉めました。
出発するその時、窓をブイーンと開けて「行ってきます!」って手を振ってくれたのでした。笑
間も無く夫から
よかったよかった。(ちなみに全国ではなく決勝ね)
試合の結果
そして冒頭で書いたように、試合結果は続々とLINEで流れてきます。
・・・ジャストなう。14:20。
「負け」の文字。。。。
2回戦敗退です。
うむ、残念。
わたしが帰るのが明後日なので、今日の夜にでも電話をしてみようかな。
母親のわたしができることって。
今回の一連のことで思ったのは、母親のわたし、というよりも、わたしそのものができることってかなり限られてきたな、ということでした。
練習時間を間違えて大事な練習に出られなかったこと。
多分、、、としか言えないけれど、わたしが子育てに集中していたらまず起きなかったことなんですよね。母親としてそんなミス絶対しちゃいけないやつじゃん!子どもの大事な機会を親のミスで奪うなんて!って思っていたから。
だけどこれって、小学4年生になった長男には不要になったな、って感じていたんです。わたしの、というか、母親的セーフティーネットを施していたら彼は本当の意味で飛躍できないんじゃないか、って感じていた。
そして今までのわたしは、こういう環境だったらまず子ども優先にしていた。でも今回は仕事を選んだ。もう自分の世界をつくってゆくと決めていたから。
子離れのタイミングだなぁ、、、って感じていたんです。
だから夫と子ども達の関係構築も含めて、夫に任せよう、母性的安全管理は手放そうと思っていました。その矢先だったから「はぁぁぁぁ。。やっぱり(私がやらないとダメなわけ?!)」という思いが否めませんでした。
そして夫を責めてしまったんです。そして元サヤ(母親役)に戻ろうとしたんだけど、彼が「オレは本氣で子ども達と全国に行こうと思ってるんだ!」って言ったんですよね。
あぁ、彼の方が本氣だな、って思いました。
だから身近で世話をするのは夫に任せよう、って改めて思ったんです。
それでもわたしにしかできないこともあるなとも思っています。
まずお弁当ね。笑
これを夫がやろうとしたら相当負荷がかかって絶対違うミスにつながっちゃう(笑)
それから長男が不貞腐れていた時、ギュってして見送るのはわたしができることだな(母性だよね)って思ったし、次男に「頼むね」と言って彼の未来つなげていくのも母性かな、と思ったりもしました。
夫とは話し合って役割分担をしているわけではないけれど、なんとなく、それぞれが子ども達と取りたい距離感でケアやサポートをしていけそうな予感がしています。
役割分担、となったとたん、窮屈で、義務感や逆に無関心領域も生まれてしまう感じもありますしね。
子どもの「成長したい!」という勢いは、パートナーシップも否応なく成長させてくれますね。笑
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