見出し画像

コロナ禍で迎えた大学の卒業式


こんなご時世だけれども

9年前の3/11は、中学2年生の社会科見学でした。川越の菓子屋横丁で、クラスの誰がかわいいとか話してたら地震が来ました。

親族は東北にいませんし、直接大きな悲しみがあったわけではありませんでしたが、子供ながらに「こんなことってあるんだな」と思いました。

さて最近、コロナが話題です。

11年通った慶應義塾の大学の卒業証書を親に持たせて、新しくなった日吉の会堂で、紺と赤に染めた髪の毛で家族写真を撮ろうと思いましたが、叶いませんでした。

去年本当に楽しかった留学先にもう一度戻りたいと思って半年前にチケットを買ったスペインですが、感染状況からして行けるのかわかりません。

少なくともカンプノウでCLを見ることはできなくなりました。

画像1

震災と比べるのは本当に顰蹙かもしれないし、気分を害されたら申し訳ないのですが、震災の年の卒業式や卒業旅行はこんな感じだったのかなと思いました。

ポジティブな僕でも、コロナの影響により、今週だけでも7秒くらいモヤモヤしました。

とはいっても、振り返ると幸せな人生です。

2月から2ヶ月間ヨーロッパにいたら旅行を楽しめたかなと思う一方で、感染したら病院でそこそこ不安で寂しい思いをしてたかもしれないし、2.3月だけでも色んなハッピーや成長がありました。

たとえば、最近だと、4月から働かせて頂きますアイディール・リーダーズのオフィスの引っ越し(移動)をしました。

以前内定を頂いていた会社にも、理想的なお伝えの仕方ではないにしても、一旦の挨拶をして送り出して頂きました。(後述しますが本当にありがとうございました)

ほかにも、UNIVASリーダーズキャンプを通して研修コンテンツの開発やファシリの難しさを経験したり、

あと去年6月からの関わりとなるスポーツコーチングジャパン(SCJでは、今はチームづくりに向き合っています。

リーダーシップとか組織づくりは特にここ最近少しずつ勉強しつつ色々教えてもらってるけれども、

いざ実際に、自分がどんなチームを作りたくて、そのために何をするか。メンバーにどんな働き方をするか。チームとしてどんな施策をするか。本当にメンバーの特性と可能性を引き出してコラボレーションしようとすると、一筋縄でもいかなくて。

それを事業とどうつなげていくのか、悩ましいところもありますが、脳内に良い汗かいてます。

僕は割と今までそういうのから逃げて、自分が都合良い人と都合よく付き合い、組織で居心地よいポジションをとりながら、渡り歩いてきてしまったので、そういった意味でこのSCJでのアクションを通して相当良い経験積んでるなと思います。

このチームづくりの話をたまたま中1からお世話になってる長井さんに話したら、まだ自分が勉強不足のところとかどんどん明確になり、良い時間をもらいました(遅刻してごめんなさい)

本を読んだり、人と話したり、そしてアイディールのミーティングや仕事に触れる度に、楽しさと難しさを肌で感じてます。

4月からはついていけるだろうかという不安と、好奇心を刺激しまくるワクワク感で胸がいっぱいです。

仮にスペインに行けなくなろうと、この2.3月には、まさに自分が大学生活でもがき苦しみながら獲ようとしたものや、逃げてきたけれど向き合わなくてはいけないことが詰まっているので、やっぱり日本にいてよかったです。

もちろん「なんか頑張れないな〜、めんどくさいな〜、このまま家で永遠にラーメン食べて寝てようかな〜」と逃げたくなる時もありますが、

それでもやっぱり助け助けられる中で、まだ見ぬ自分や、チームで目指す共通のゴールにたどり着いたときの喜びは、何にもかえられないです。そのために生きていると言っても過言ではない。

『直線的成長ではたどり着けない未来を望むからこそ、曲線的成長を描くために、痛みに向き合ってComfort Zoneを出るんだ』と12月の頭に、BBTの白崎さん・会計士の奥村さん・古田との会(カンファレンスの打ち合わせ)で教えてもらいました。

スーパーポジティブだからこそ

理由はわからないけれどスーパーポジティブな人間として、この特性の強みを生かしていくのであれば、ポジティブを周囲に正しく伝播させて盛り上げることが大事だなと感じております。

こんな時代だからこそ、病的ポジティブさとユーモアを大事にしながら、今しかできないことを大好きな人たちとやっていきたいです。

やっぱり都合のいいお調子者の僕は、こんなご時世だからこそ僕の出番だなと思います。

なにかしらのマイナスや不安を抱えている人に「それってこう捉えたら強みとかチャンスじゃない?ガンガンいこうよ!背中は押すわ!(押したあとはしらん!)」

っていいたいし、

自分のビジョンがわからないな、あるんだけど不安だなみたいな人に、「あなたの強みってこれだと思うし、ここに集中して、こんなことして、人生ぶち上げよう!」って言っていきたいです。

自分の人生に影響を与えてくれた人はそういう人たちだし、そうなりたいし、そうなれるし、なりつつあると思います。竜太さんや洋平さんはいつでもポジティブなのです。いつも会うだけで、一緒にご飯食べてるだけで元気が出てきます。

ちょっと話し込んだ相手が短期的にでも人生に熱狂できるようなきっかけを作りたいし、そこまでいかなくても、元気出たわ〜明日はがんばろう〜くらいに思ってほしいです。

(あと長期的な伴走は今はあまり興味ないので、してほしい人はとっておきの先輩カウンセラー中村亘氏をご紹介します。)


こんな人生だからこそ


改めまして、最高の人生です。

卒業式はないけれど、色々葛藤ありながら、鬱になったり借金にまみれたりしつつ、誰かに助けられながら5年前は予想もつかなかった未知の自分になれました。

4月からも、人数も増えてオフィス引っ越して広くなった時に、しかも新卒をほぼ取らない会社なのに、好きなことを仕事をできるのは本当に幸せです。(「そんな甘くないで」っていう諸先輩方の気持ちもよーくわかりますが)

でもやっぱり、甘いって言われようと、理由はさておいて一緒に頑張ろうって言ってもらえるのが嬉しいです。まだ足りないところなんてたくさんあるんだけど、できることやポテンシャルに目を向けて、お互い何かを信じて一緒にやっていきたいです。

僕はありがたいことに、中学受験の時から今に至るまでそうやって引き上げてもらってきたし、今そういう人たちが周りにいてすごく嬉しいし、そうやって周りを引き上げたいと思います。ばにゅうさんも、そうやって高校生の時に声をかけてくれました。

最近思います。痛みに向き合わないと本当の成長はないけれど、ひとりで向き合うのはつらいし大変なわけです。

それを応援して一緒に向き合う人たちがいるから、だからこんなご時世にフリーランスじゃなくて会社で仕事をするのが楽しいんじゃないでしょうか。

会社でもNPOでも、オンラインサロンでも、部活でも、コミュニティに属する価値は、「安心できること」「新しい自分になるための挑戦を応援してもらえること」じゃないでしょうか。

いまの日本をもっと前に進めるために必要なのは、出る杭の打ち合いではなく、挑戦する人の背中の押し合いじゃないでしょうか。


一度入社を決めた会社の先輩は、サッカー部のコーチの大久保さんでした。
その人も、その会社の年近し先輩マロンさんも、

『3/31の夜に後悔しない状態を迎えて、4/1からの自分や未来にワクワクしているのが一番だよ』(意訳)

と言ってくれました。本当に嬉しいし、感謝しています。最初から自分の思いをストレートに伝えられなかったのは悔しいけれど、そう言ってもらえて本当に嬉しかった。

今はまだわからないことや至らないこともたくさんあるけれど、数年後に振り返って、また新しい自分になってお礼を言いにいきたいし、

もし僕と同じような後輩に出会ったら、同じことを言ってあげたいです。

あとは、SCJの仲間にもそれを伝えたい。

『その人の弱みが見えなくなるくらいまで強みにフォーカスする』(※このyoutube動画を参照。6000回は見た。)

『その人の才能と情熱を引き出して、可能性を大爆発させる』

そんな人になるための第一歩として、3/28にメンバー向けにワークショップをやりたいと思います。

今年の年末に「チームも大変だったけど、みんなのおかげで新しい自分になれたね」ってなっていたいです。

で、このSCJでのチームづくりの経験を、組織づくりの現場経験として、アイディールや自分自身のキャリアにも生かしていきたいです。

今の地道な行動の積み重ねが、自分がお世話になった&これからなる組織に、コンテンツの開発やチームの課題解決という形で還元できたら本当に嬉しい。

何にせよ、毎日本当に色んな学びがあり過ぎて本当にありがたいです。本当に嬉しい。

さいごに

さて、『幸福論』で有名なフランスの哲学者アランの言葉で、

お世話になりましたISAKの小林りんさんの本にも書いてあったこの言葉で、この徒然なる文章を締めくくりたいと思います。

『悲観は感情、楽観は意志』

幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだと。

愛する人たちを、そして愛してくれる人たちを、とにかく笑わせたいと思います。

そんなかんじで、みなさまこれからもよろしくおねがいします。今までもこれからも多大なご迷惑をかけつつ、いつか何かでお返ししていきます。

あとしばらくお金ないんで、ぜひオフィスで語り合うか、もしくはマクドナルドでお願いします。交通費次第ですがどこでもいきます。

ひかり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?