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事実は一つ、真実は人の数

客観的事実は一つしかありませんが、真実はその事実を見聞きした人の数だけ存在します。
よく"真実は一つ"と言われますが、正確には"その人にとっての真実は一つ"です。
視点の違い、経験、常識の違い、思い、思惑、思い込みによって見え方が変わりますし、それはその人にとっての真実です。
真実を追求するといつまでも並行線になるのはそういうことが関係しているのでしょう。
追求するのは真実ではなく事実です。
事実は一つしかありませんから、人の思いや思惑は排除されます。
事実に解釈が加わるとその人の真実です。

著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー) ●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援 ●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート ●連絡先:harada@hikariba.com