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大切なものを大切にする

娘がうまれてから、一日が本当にあっという間に終わる。ついこのあいだ「おしゃべり」の文章を書いたような気がするのに、もう一週間も経っている。(早すぎ…)

しかも一週間経ったから書こうかなと思ったところで、娘発熱。ああ、これぞ、子との暮らし・・・。ということで、娘も元気になったので、今回も彼女への手紙のつもりで、日々感じたあれこれを書き残したいと思います。

「はいチーズ」というと、このポーズを取るようになった。首も傾げるあたりがギャル。どこで覚えたのだろう…

吹へ

あなたへの手紙のつもりで改めて文章を書き残すことをし始めて、これが2通目になります。いつか本当にこの文章をあなた自身が読むことがあるのかな。

さて、この前は「最近おしゃべりがますます楽しそうね」ということを書いたのだけど、今回は「お世話をする」ということも今とっても熱心にやっているように見えます、という話です。

朝起きたらまずぬいぐるみたちのところへ行き、みんながいることを確認する。「ねんね」と言いながら、布団の上へひとりずつ寝かせたり、眠れない設定なのか、そのうちの何個かのぬいぐるみは抱っこをして、歩きながらトントンしてあげる。

この前はお父ちゃんにも「ねーんね」と、大量に洋服を掛けてあげていましたね。

かと思うと、みんなを一列に座らせて、せっせとごはんをつくり、「おいしい?」と言いながら口元に運びます。スープは熱いので、うちわであおいだり、ふーふーもしてあげる。

洋服を着ている女の子のぬいぐるみは、定期的に「しっし!」とオムツと洋服を脱がせて、私(母)に足を持たせ、自分は一枚おしりふきを出して丁寧に拭いてあげます。

ぬいぐみを抱っこしながら転ぶと、自分も痛いはずなのに、抱っこしていたぬいぐるみに「だいじょうぶ?」とまず声をかけます。

そして、私たちやぬいぐるみたちを「ぎゅー」と抱きしめてくれます。「ちゅ」とキスをしてくれます。そのときのあなたは、いつもどこか満たされた、とても優しい表情をしています。

ここまで書いて思ったけれど、“お世話をする”というより、大切なものを“大切にしている”だけなのかもしれないね。

その小さな身体と心は、どこまでも大きな愛に溢れています。ぜひこのまま、たっぷりの愛を周りの人や生き物、コト、モノへ注いでほしいなと思います。それは必ず、あなたのところへ還ってくるよ。

また来週書きます。
吹、それではまたあとで。

家事(いえのこと)をするのも大好き。この日は味噌汁に入れる小松菜をちぎってくれた。わたしたちはもうしっかりと三人家族なのだ、とこういう日々の生活の中で実感します。


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