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家や子育てを疎かにしてまで、仕事に励んだ方がいいのか?

質問からして、否定が入っていますね。答えはわかっていると思いますが。

「完璧」なんて求めないこと。家事にしても、子育てにしても、終わりもなく、完璧もありません。完璧を目指す必要もありません。良い妻や親になる必要もありません。自分以上の理想の自分になる必要がありません。

「子供は親をよく見ている」と聞いたことはありませんか?
子供達は心の目で、親を感じます。無理して頑張っている事に気づいています。イライラしている理由が自分のせいだという事も知っています。無理して笑顔な事も気づいています。子供の目は騙せません。なぜなら、子供達はいつも親を真っ直ぐに見ているから。だから子供の前で、無理したり、嘘をついても意味がありません。子供は親の心情をお見通しです。

次に、子供達からの質問です。
「なぜ怒ってはいけないと思っているの?」「なぜ良い親になろうと頑張るの?」「なぜそんなに無理しているの?」在りのままのあなたで、私たちは幸せなのに。

子供達の方が、親を選んで生まれてきました。子供達が、あなたを選んだ。小さなことで悩んだり、怒ったり、すぐイライラしたりする性格を承知の上で、子供達が、母親になってくれるあなたを選んだ。

未熟なのは百も承知。子供を育てた事がないことも知っている。だからうまくいかない事なんて、あるに決まっている。それなのに、あなたは理想の母親像になれていないと、落ち込んでいる。

母親だから、頑張らなくてはいけない事はない。子供たちと一緒に成長していく事が学び。子供たちからの純粋な愛や癒しを受け取り、思い通りにいかなかったり、上手くいかない状況を学んでいくでしょう。

人生の多くは、思い通りにいきません。でもそれでいい。だからそこで立ち止まり、軌道修正を計り、道を進んでいく。人生はこれの繰り返し。

子供は親の人生の軌道修正を手伝ってくれます。今までとは違った人生の歩み方を教えてくれます。

子供がいても、楽しく歩む人生を歩もうとする事が大事です。子供がいるからと、無理して必死に生きる生き方をしていると、「そっちじゃないよ」と子供が教えてくれます。

「そうは言ったって、生活していくためにはお金が必要だし、働かなければならないんだよ!!!」という声が聞こえてきます。

そういう場合は、あなた一人で頑張らないで下さい。親や家族を頼りましょう。頼る人が近くにいないなら、行政を頼りましょう。誰かを頼るのは、悪いことでも、情けないことでもありません。

支えてもらいながら、自分の人生を立て直す時期が合っていいのです。少しでも穏やかな気持ちで、子供と接していくと、子供も落ち着いてくるでしょう。

必死さは、子供に伝わります。「こうでなければいけない!」という圧力も、子供に伝わります。子供はどうにか「そっちじゃないよ!」と、伝えてきます。

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