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 「老いとの向き合い方について」

「老いる」とは、老いていくという表現通り、「衰える」を意味する。

その言葉を使っているのは、紛れもない、自分自身である。 人は皆、動物も植物もだが、成長をしている。 確かに、人間の肉体のピークは20代である。

しかし今や人間は70代ぐらいまで生きられるようにできている。それなのに、ピークが20代。不思議だと思わないか?? 人間は、肉体のピークを過ぎてからの方が、大切なのだ。

若いうちは勢いで、何でもできてしまう。しかし身体が衰えると同時に、人は、限りある時間や過ぎた時間を認識し、時間を大切にしようと思えるだろう。そしていつか終わりが来る・またはいつか動けなくなる前に、やりたいことは何だろう?今、身体が動くうちに、やるべきことは何だろうという意識に気づきやすくなる。

歳をとっていくことは、終わりに近づいていく事も意味する。それゆえに、今を大切にしようと思えるかどうかで、時間の使い方が変わってくる。 歳をとることに怯えていては、時間がもったいないと思わないか?? その怯えている時間、何かの努力をしたほうがいいと思わないか?? 嫌だな、嫌だなと思って時間を無駄にしてはいけないよ

。 歳を重ねることで、経験が増え、新しい楽しみ方もできる。歳を重ねた中で、自分をもっと知っていき、きちんと時間を自分のために使うことができるようになっていくことが、望ましい。

「老いる」という表現を使うあたり、自分の肉体に関して、嘆いている部分があるのだろう。外側ではなく、内側にもスポットをあててみて欲しい。今のその考えがあるのは、あの経験をしたからで、あの苦しみがあったから、この喜びを感じることができた!など、かけがえのない貴重な経験もあなたの心に刻まれている。

知っているか?心がキラキラしていたら、外側もキラキラするということを!? もし外側の衰えを感じたとしたら、外側だけが原因ではないということも知っておくといいだろう。 これはあなただけでなく、誰もが平等に歳を重ねる。ぜひ内側の経験にもスポットを当て、それを外側に繁栄させていくだけでも、人から見える印象は変わっていくだろう。化粧やサプリメントで誤魔化さず、歳を重ねても、内側から輝いている人になろう!という、意欲を持って、この先も人生を歩んでいって欲しい。

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