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自分らしいはどこにあるのか?

自分らしくとはなんだろう。
自分らしいというものを探しはじめてずいぶんたった気がするが、
自分らしいの「自分」の正体を見つけられないでいた。

自分らしいと言いつつも、みんなが良いとするものを好きな部分だけチョイスしながら自分の中に取り込んで、それらの集合体が「自分らしい」になっていくのだろうと思っていた。

そんな時、お世話になっているヘアサロンで新たな気づきがあった。

髪を染めるならいつも通りあまり明るすぎないアッシュかグレージュか・・・
と考えていたところ、担当してくれる美容師さんの髪の色が肌の色と合っているからか、とても綺麗だった。
聞くと、瞳の色に合わせて髪の毛の色を染めていると。その方が瞳がキラキラして見えるようになると。相乗効果で髪の色も綺麗に見えるし、肌の色も綺麗に見えるんです、とのことだった。

目の色に合わせた色は、アイメイクでは聞いたことがあった。
髪の毛の色を決めるときに肌の色でブルーベースやイエローベースというのは聞いたことがあったし、今までも髪色に取り入れたことはあった。
今までそれも試したが、でもあまりしっくりこないというか、確かにきれいな色だけれど自分らしいというふうには思えなかった。

今回美容師さんの提案のように自分の目の色に合わせて髪の色を決めてもらった。
私の目の色は美容師さん曰く明るい色のブラウン。

今までオーダーしてきたのはくすみ系のアッシュ〇〇で、今回もアッシュは入れるかを聞いたら瞳の色にはアッシュは入っていないそうでできれば入れない方が良いらしい。

今までやったことのない明るいブラウンという色を自分の髪で想像することが難しく、少々不安を覚えたが、ものは試しということと、瞳の色は自分では直接見ることはできないので美容師さんの意見に素直に従うことにした。

結果、今までにない安心感。

髪の毛の色を黒よりも明るい色にしたいという希望がありながらも、明るい色は目立ったり、派手になったり浮いてしまったりするのではないだろうかと心配で、結局頼むのは落ち着いた色を頼んでいた。

髪は太陽の光に当たると少し透け感があって明るい茶色になるが、自分では分からないので家族に聞いてみたら瞳に太陽光があたった時の色と同じだと言われた。

今まで髪を染めていたときに感じていた後ろめたさが、元々の持っている変えることのできない瞳の色と一緒という御旗を得たことで不思議なくらい消えていった。

長々とどうでも良い話を書いてきたけれど、
自分らしいが見つからなければ、自分の中に探してみれば良いんだと気がついた話でした。

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