拝啓 渡邉裕規様
初めまして。顧みぬと申します。
ご本人へ手紙を届ける前にファンレターの内容をインターネットの大海へ放出するという奇行です。
引かぬ！媚びぬ！顧みぬ！の精神です。なにを言っているんでしょうか。
少し恥ずかしい気持ちもありますが、自己満足の日記みたいなものです。あと単純にnoteやってみたかっただけです。ファン感、チケット取れるといいなぁ。
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渡邉裕規様
はじめまして、こんにちは！
私は今シーズン初めてバスケ観戦をして、気付いたら渡邉選手から目を離せなくなりました。
比江島選手の隣でチョケてる元気な選手がいるなーと思ったのが最初の印象でした。
SNSで流れてくる動画や画像で、仲間を鼓舞したり、大喜びをしている様子を見て可愛い人だなーとも思いました。悔しそうな表情で椅子をボコっと殴っていたのを見て、この人はただ明るいだけじゃなくて感情を素直に表せられる人なんだ、自分のプレイに納得してないんだ、と胸が熱くなりました。
天皇杯準決勝、身体の中のものが口から全部出てきそうな位悔しかった。
私は中継で観戦していて、腹の底から悔しさが込み上げているのを感じました。
渡邉選手が同じように悔しさを感じていた事で救われたと同時に、次の千葉戦は絶対に現地で応援したい！と決意しました。
３月27日、真っ赤に染まった船橋アリーナにドキドキしながら乗り込んで、喉を潰す覚悟で声を張り上げました。
1Q、渡邉選手が3Pを決めた瞬間、不思議と涙が溢れました。私はあの瞬間「渡邉裕規」という選手の虜になったんだと思います。絶対に負けない、という意志を感じる3Pでした。
3Qのシュートも、仲間を活かすアシストも、田臥さんからのパスで生まれたウイニングシュートを決め切ったことも、全部あの天皇杯準決勝の悔しさを昇華した。なんてかっこいいんだろう。
ヒーローインタビューに応える姿から目を離せませんでした。
船橋アリーナからの帰り道、友達とガラガラの声で「今日の試合を現地観戦できて本当によかった！」と噛み締めた事はきっと一生忘れないと思います。
その後の三河戦の大活躍には胸を踊らせたし、秋田戦で達成した500本目の3Pを見届けられた時はとても嬉しかったです。比江島選手が負傷してしまった群馬戦、スコアリーダーになった渡邉選手に漢気を感じました。そして、横浜アリーナに行く事を信じて疑わなかったCS、QF。
何もかも出し切って、それでも勝敗は付くものだと頭では分かっていても、シーズンが終わってしまう事が寂しくて、涙が止まりませんでした。
game3での3P、指を脱臼したと聞きました。どうして、調子良いのに…と思っていました。渡邉選手の悔しさはきっと、私が想像しているよりも遥かに大きかったんだと思います。
今シーズンのBREXが本当に大好きでした。
もう試合が見られない事が本当に寂しいですが、こんなに夢中になれたのは、今年のBREXに出会えたから、渡邉選手を見つけることが出来たからです。出会ってくれて本当に有難うございます。
人生を極彩色に染め上げる、そんな経験でした。本当にお疲れ様でした！これからもずっと応援させて下さい。
p.s ELLEGARDENが好きと伺って、私も大好きなのでとても喜んでいます。
細美さんと渡邉選手はよく似ていると思っています。二人とも太陽です。