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本来の風水とは(師の教え)

西に黄色いものを配置したり、玄関先に水が流れるものを置けば繁栄するとか、一時期私も風水にはまりどれだけお金使っただろう
”師は言う、図面に線を引いてはならない、これが本来間違いだと!
家相は人生の縮図なりだから何も言わなくても、隠しても隠しきれないのが家相で、人の心理が隠されていると
自宅玄関の位置によっては誰の名義なのか、和室の位置などによっては女側の縁が強い事を表したり、家の壁の色は心の中にある潜在意識が壁面に表れていて他人に無言で訴えかけている事を学ぶ
天知る 地知る 人知る

最近よく風水の事をきかれますが。
どっちの方位に何色の物を置いたら良いか?
良くなる為には、どこに盛り塩を置けばよいか?
毎日塩を撒かなければ幸せになれないとか、風水を知らなければとか
利用しなければ幸せになれないのか???と様々な事を問われる

しかし実際の風水の本を買って実行した人達はどうでしょうか?
ためしても変わらないか、利用してみたなら良くなったとか、ケンカになってしまったとか、次の方法の本が出たら買ってみて実行しても変わらないからと次から次へと本を買いあさって、結局一つのブームになってしまう

よくテレビで「何が健康に良いから!」「この野菜はどの病気に効くそうだ!」「こうすれば健康になれるから!」と言われ、次から次へと新しい食べ物や健康法を放映するが一向に健康になった人はなく病院は大繁盛である。
現在の風水は幸せを想像するのではなく、ケンカを引き寄せるよるもとになってしまったのが現状である
昔の風水は家の中を良くするためには、まずは三軒両隣の人達、仲良く暮らす事を目的にしていた。
だからお互いが争いやイザコザを起こすことなく共に友として共存共栄することが第一の考え方があり、それが地相をあみ出し家相になってきた。

地相の元は群が安全に住めること。
群の安全が確保できたり保障されていれば、地域の付き合いが、潤滑よく生活できるからである。そのために扇状地や湿気の多いところ、崖の下やカーブの外側などは危険だから避けて群れをつくったのである。

地相が確保できたなら今度はお互いが最高問題を確保する事を編みだした。
それは、お互い三軒両隣、全ての家々にお日様が🌞が行き届くような向きに場所を設定し、お日様🌞を敬う

日本の地図を見てもらえばわかると思いますが、国土は山が大部分占めていて平野が少なく、平野があっても川に橋を架けるところがあまりないので交通事情を考えると、どうしても寄り添って生活するしかなかった。

色々考えた結果が、共同の井戸を掘り同じような間取りの家を造り、同じように右手で箸を持ち、左手で茶碗を持つように、幼いころから躾けられて育ってきました。同じ間取りを造ることは、互いが共同作業で助け合う為に、嫁いできた若嫁さんでも、自分の実家と同じ間取りだから違和感なくお手伝いが出来るからである

そこに風水が必要になってきたのです
だが風水と言っても、群や村や町にとって集団で生活するのに、大切だから取り入れたのです。その風水は今流行の陰陽道などとも同じである

陰陽道

陰陽道は字の如く陰と陽を組み合わせお互いが争いを避ける方法と相手を威圧する方法があり、争いを避ける方法が陰陽道になり、相手を威圧する方法が、孫氏の兵法や呉子の兵法のように軍事の戦略として使われるようになりました。兵法の事は別にして、お互いが争わない方法を説いていきましょう
簡単な見方から言えば、家庭を上げる事ができる

家庭とは

字の如く家と庭であり、家には庭が必要でした
なぜ家に庭が必要だと言えば、家は女であり、庭は男として見ていたからである。だから昔は上棟祭に女の人は乗る事が出来ませんでした。
そして易学で言えば女は陰で男は陽になり、偶数は陰であり、奇数は陽と鑑定しますから陰は女であり家であるから、上棟には男のいる立場を守り、乗る人の数を奇数にしました。

一般的には十一人や十三人の男の人が上棟に乗り、女とみなした家を守る式典をした。ちなみに正月の三が日は、お節料理を作り置きして、家の中で女の人を休ませる尊い日としておせち料理を女とし、お屠蘇を男として、一年の計は元旦にありで、夫婦円満を祈り陰陽和合である
だが家を全て女としてのではなく、玄関は男としてお勝手口を女とした
また、門を男としてみれば玄関を女にした。これも陰陽和合☯

家は女であり、庭は男であるという意味が理解できたなら次は庭
庭には大小の岩や石と大木小木を取り入れ、山川草木の模擬庭を作り、自然と共に生きる事を考え、それに借景取り入れました
景色を借りる借景は大自然で雄大ですから、大自然を男と見れば庭を女と見る、それも陰陽和合☯
庭に池、その意味は庭全体が主人として見るならば庭を”長男”として見て陰陽和合☯
さて、池は東に近い位置に配置して西南方位の庭は空池にしまたが池は長男とみなしたからです

男鬼門「東北の位置
女鬼門「西南の位置」
全てに意味があることを学びましょう
家相は人生の縮図なり



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