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それしかない

ダンストレーナーとプロデューサーの会話から始まった。
にちかは休むことを知らないんじゃなくて、きっと休めないんだと思うなぁ...周りがどれだけ言っても。
にちかの根底にある、立ち止まったら呑まれていく恐怖を克服しない限りは

自傷行為かぁ.........。
過度なトレーニングなどは自傷行為と同じっていうのをどこかで聞いた気がする。(誰も言ってないかも)
今まで考えたこともなかったけれど、確かにこのシナリオでのにちかの行為は自傷行為と捉えられる。
自傷行為のメカニズムの中に不快な感情を軽減する目的があるわけなので、丸っきりにちかと重なってしまうなぁ。
にちかにとってトレーニングが安定剤やストレス解消の役割を担ってしまっているのだろう。
精神的な問題を身体的な問題に置き換えて、この押し潰されそうな気持ちを軽減しているのだろう。

また、周りが正しい選択を行ってしまっていると感じてしまう...。

みんなにちかの差し入れに舌鼓を打ってるだけだとは思うけど、当人には届かないよなぁ。
いつもなら芸人さんが「こんな気の利いた差し入れもできるようになって、どうした?」とかってからかいに来るんだろうけど、邪魔したらいけないっていう正しい選択をしてるが故に、より一層にちかに孤独を与えてしまっている。

辛い......。
なにが辛いって本当に微妙な差し入れだったらまだ良かったのに本当に良かった差し入れだったという所が。

あぁ...また、不安な感情を紛らわす為に彼女は自分を痛めつけてしまうのか

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にちかのシナリオ特有の現在と過去の描写が交互に重なっていく感じが他のアイドルにはない独特な描写で好きなんですよね(にちか以外だとWINGシナリオくらいしか見たことないから他にもあるかも)
悲しくも、にちかにしかない等身大の悩みや行動、言動に惹き付けられて魅入っているんですよね、そういう所でも俺はにちかの事が好きなんだと思います。
そう思えるのは、にちかがどこかに居てどこかに居ない存在だからなんだと思います。
身近にいたら、俺は匙を投げています。というより、匙を投げられるほど彼女の中に踏み込めていないんでしょうね。

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