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アルパカの両建てに潜む罠

AlpacaFinanceのレバファは現在いくつかのペアにおいて、ファーミングで借りるトークン(Borrow Assets)を選択できるようになっています。

例えば、ALPACA-BUSDをALPACA借入、BUSD借入をともにレバ2倍でファーミングをしたらおいしいのではないか?

といった考えがよぎってしまいそうです。

確かにALPACAが低いときにBUSD借入でインし、ALPACAが高いときにALPACA借入でインをするとよさそうに見えます。

ただし、ALPACAは非常にボラが高く、また大量ホルダーが価格操作を行ったりすると、ものすごく価格上昇(pump)ののち暴落(dump)となってしまうリスクがあると考えます。

具体的には


レバ2倍のとき

・ALPACAを借りる時はALPACA価格が1.96倍に上昇で清算(ロスカット)される

・BUSDを借りるときはALPACA価格が0.51倍に下落で清算される


で、

2つのポジションともロスカットに遭う可能性がある

ということを理解しておく必要があります。


実際に私はチャートの黄色のあたりで2回ポジションを取り(ALPACA借入)赤のあたりで撤退しましたが、ずっと握っていればなんとかロスカットに遭わずプラスになっていました。

しかし、その時には価格がどこまでいくのか誰にもわからないわけで、またロスカットされると資金がほぼ半減してしまうため、損切りすることを選択しました。

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チャートを見て頂けると、両建てがあると暴落時のヘッジができる、と思いきや、上に下に振り回されるで両方清算という可能性があるということがお分かりになるかと思います。

個人的にはAPY180%(Daily APR0.3%程度、レバ2倍のとき)と、上記のようなリスクは見合わないな~という印象です。

最近も0.9$あたりでALPACAロング(BUSD借入)で入りましたが、握り切れず微損撤退してしまいました。

とはいえ、相性もあると思いますので、このペアで稼げる方もたくさんおられるでしょう。


私が気に入ってよく入っているペアは2つです。それらについてはまた次回にしたいと思います。


また、ALPACA-BUSDについての他の記事はこちらです。

寒い相場が続きますが、なんとか荒波を乗り越えていきたいものですね。ではまた。


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