見出し画像

七つの自惚れ《慢過慢》

写経をしていると
不思議ですが
お釈迦様の教えがダイレクトに
飛び込んでくる。

記しておきたいので
こちらへ。

今日も七慢シリーズ。

仏教では、うぬぼれの心を七つに分けて七慢と教えられている



三つ目の自惚れは、《慢過慢(まんかまん)》

慢過慢(まんかまん)

自分より優れている相手に対して、
素直にその事実を認められず、
相手の欠点を探して、
私のほうが上だと思う心のこと。

例えば、テストで相手は九十点、自分は八十点だった時、「勉強が少しできるかもしれないけど、スポーツはまるでダメだね。その点、私は両方できる」と自分に都合のよい理由をひっぱり出して、相手の上に立とうとする心です。
相手の優れた点を認めて、学ぼうと思えば、どれだけ向上できるでしょうか。
人はとかく、相手の優れているところや実力を認めたくないものです。私たちは学校や職場、地域などで、たくさんの人に囲まれて生きています。
その中で、「自分とあの人はどっちが上か下か」と考えて、イライラしたりギスギスしたりしていないでしょうか。そんな時、慢、過慢、慢過慢の「うぬぼれ」で相手を見下していないか、自分の心を見つめる努力をしてみましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?