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大学生4年目が語る履修のすゝめ

こんにちは。ひいろです。
アニメを見始めるととまらないから必死に我慢しています。

でもネットフリックスを再開したい。切実。

コロナの影響で履修登録期間が変更になったりと、今期入学の学生には大変な年になってしまいました。

今回は履修について。
より有意義な大学生活がおくれるヒントになればと思い書いていきます。

1回生だけではなく2~4回生も参考になる内容だと思います。

ただし、あくまでも個人の見解なので参考程度にしてください。

履修を真面目に考える意義

大学が始まってまず、受ける授業を選択しなければいけません。
これを履修といいます。

そして、卒業するためには一定数以上の単位を取得する必要があります。
条件付きで。

そして授業にも種類があるんです。

必修全部絶対取らないといけないやつ
選択必修一定数以上絶対取らないといけないやつ
自由科目:どっちでもいいやつ
随意科目:卒業単位に加算されないやつ 

大学によって必修が存在しなかったり、A群B群とか名称が違ったりします。

条件付きで。と書いたのは、とりあえず、授業うけて単位とれば卒業できるわけではないということです。

たとえば選択必修が足りてないとか。
選択必修も細かく区分されていたりするからです。

もちろん、ほとんどの大学生が4年間で卒業します。

これは、2,3,4年目で「あれ、卒業に必要な条件みたしてないやん」ってなって焦って修正する人が多いからです。

卒業は心配なくても履修についてのルールをきちんと理解しておくことで、効率的な履修を組むことができます

効率的な履修を組むことができれば、周りより楽に単位をとれたり、いい成績をねらえたりします。

卒業条件の題材として今回は2020年入学者向けの履修要覧を参考にします。

国際社会科学部(国社)を例にとり解説していきます。

世の大学生向けに書いているので国社についてではなく、より一般的なポイントを押さえていきます。

国社の詳しい履修について聞きたい人はきっと、ツイッターから飛んできていると思うのでDMでもください。

STEP1:卒業条件の確認

まずは、卒業に必要な単位や必修、選択必修の数を確認しましょう。

在学生は残り単位と現在取得済みの単位を確認しましょう。

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国社の場合はまず卒業に124単位以上。
必修22単位、選択必修74単位以上となっています。

あとは、4週間以上の留学。
これは、特殊ケースですね。

ここで、注意しなければいけないポイントは沢山あるのですが、得に注意しなければいけないことがあります。

「必修22選択必修74を足しても96単位」
最低限とっても28単位足りないということです。

必修と選択必修を卒業条件分とっても
卒業単位に満たない時がある

結構見落としがちな部分で「じゃあ、28単位どうする」ってなった時、余分に選択必修をとったりする人がいます。

楽だったり、興味ある授業ならいいですが、選択必修は専門科目であることが多いですね。
めんどくさかったり、難しかったり極力避けたいところ。

そして、こういう時の自由科目です。

自由科目は楽な授業も多かったり他学部で自分の興味ある授業がうけられたりします。
ここで存分にとって、それでも足りなかったら

苦肉の策ですが、、、選択必修をとりましょう。 

国社に関していえば、留学中に取得した単位を変換するために自由科目を温存するやり方が常套手段でした。
しかし今年から上限に余裕があるので気にしなくてもいいでしょう。

余談ですが、国社の卒業条件で気を付けることを少しあげます。
選択必修のうち、20単位分は英語開講
200番台は結構沢山とる必要がある
300番台には日本語開講もある年がある
300番台に専門演習が含まれる

基礎教養16単位、他学部16単位まで履修可能、、

16単位?は?
去年までどちらも上限8単位でした。
今年の1回生はラッキーやな

今更遅いねん、、、、

STEP2:自分の履修パターンを決めよう

履修も自分が何に重視するかによってパターンが変わってきます。

もちろん、1回生の時はほとんと必修とかで自分の選択の余地ない、、、
みたいな学部もあります。
応援してます。、、、

いくつかパターンを上げるので、その中から自分に合ったパターンを選ぶのがいいでしょう。

1:学問重視型(学びたい人)
2:全休確保型(一日休みが欲しい人)
3:成績確保型(いい成績をとりたい人)
4:課外活動型(サークル、バイトに注力したい人)

とりあえず、思いついた4つのパターンを上げておきました。(2.4はほぼ同じです)
1つに特化してもいいし、複数掛け合わせるのもありだと思います。

実際はいろんな制約が重なって1つに特化するのは難しいかも。
必修の位置などによって、一日授業がない日(全休)が作れないとか。

学年によってパターンを変えるのもありだと思います。
というか、毎年状況は変わってくるのでパターンは変わって当然です。

学年が上がると生活に余裕が出てきたりするので、より特化しやすくなりますよ。

STEP3:パターン別履修のすゝめ1

パターンをなんとなく選んだら、それにあった授業の選び方を行いましょう。

授業を選ぶにあたって共通することは4つ

1:シラバスを確認する
2:初回の授業にでる
3:詳しい人から情報を得る
 
4:年間の履修予定を立てる

1:シラバスを確認する
授業の流れや、教室などの基本情報はシラバスにのっています。

2:初回の授業にでる
初めての教授だと特に自分にあう雰囲気の授業か確認しましょう。
嫌いな教授はやる気がでません。

そして、成績のつけ方は絶対に確認しましょう。
シラバスにも書いていますが、シラバスと異なることもあります

シラバスには、平常点とだけ書いてあって、実際、レスポンスペーパーなのか学生証の提示だけでいいのかは出てみないとわからない時もあります。

そして、授業によっては履修希望者が多いため、抽選になることがあります。
だいたい、事前に抽選を行っているか初回で行うので必ず出席しましょう。

3:詳しい人から情報を得る

結局、情報戦です。
文面には書いてない情報や他学部の情報は自分ひとりでは集めきれません。
ましてや、1回生だとなんもわからん。

先輩や、顔の広い同期を頼りましょう

実際国社でも今年で最後の教授がいたりします。

来年からは、同じ授業を他の教授が担当するかもしれませんし、新しい授業に変換されるかもしれません。

他にもいろいろありますが割愛します。

4:年間の履修予定を立てる。

通年科目を履修すると

後に取りたい授業が取れない時や
履修が無効になる可能性があります

例えば、学部の授業が前期後期の2期制で通年の自由科目を履修したとしましょう。同じコマの後期に取りたい科目があってもそれは履修できません。

また、後期に必修と被ってしまった場合は、通年自由科目が無効になる可能性があります。

もちろん、とる授業が全て通年の人は関係ないです。

後期や後半のクオーターに取りたい授業や必修がかぶっていないかなど年間の履修予定を立てて確認しましょう。

STEP4:パターン別履修のすゝめ2

各パターンの長所と短所や履修のポイントなどを説明します。

4の課外活動型については2の全休確保型と似ているので、そちらを参考にしてください。

1:学問重視型

自分の興味関心にあわせて学びたい人向け。

長所:大学に行く意義そのもの
短所:空きコマが多くなる可能性

大学生の模範ですね。
バイト戦士とか遊びたいとか思ってる人は、1回自分の大学の学費を見てから考えてみてください。

ちなみに、学習院はここにリンク載せときます。

しかし家庭の事情や、やりたいこととの兼ね合いとかいろいろあると思うので個人の判断を大事にしてください。

私は結構遊びました。
ごめんなさい。

短所は履修を組んだ時に空きコマが多かったりする可能性です。
空きコマとは授業が入っていないコマのことです。

しかし、この短所を解決するのが今回のポイントの1つ

point1:自由科目を上手に使う
point2:教授を調べてみる

ポイント1:自由科目を上手に使う

自由科目で空きコマを上手に埋めることができればこの短所は解消できます。

他学部の授業だけでなく協定先の大学の授業も視野に入れるべきでしょう。

たとえば、f-Campusはいい例ですね。

f-Campusとは
学習院、学習院女子、立教、早稲田、日本女子
の5つの大学からなる単位互換制度です。

登録期間は早めで履修取り消しも不可ですが、自分の興味関心のある授業に出会える確率は高まります。

因みに2020年度前期はコロナの影響で中止になりました。
また、履修にも学年制限があるので確認してみてください。

f-Campusのように他大学と単位互換協定を結んでいる大学は多いです。
自分の大学や学部が協定を結んでいるか、確認しておくのをお勧めします。

また、通年の授業の場合は後期の授業と被らないか確認しておきましょう。


ポイント2:教授を調べてみる

教授についてどんな研究をしているのかとういう経歴なのか少し調べてみましょう。

この教授の話聞いてみたいってなる教授がいるかもしれません。

大学の後半では、ゼミに所属することになることが多いです。

ゼミ(専門演習とよばれることも)とは
教授の得意分野にあわせて、少人数で勉強する授業です。
卒業論文はゼミで書きます。

教授について調べることで将来、ゼミ選びも楽になるでしょう。
また、教授とコミュニケーションをとっておけば抽選のあるゼミでも入りやすくなります。


2:全休確保型(一日休みが欲しい人)

大学に行く日数を極力削減したい人向け。

大学生になれば、月曜日を休みにすることも夢ではありません。
1回生は必修の関係で無理なことが多いですが、

長所:休みが圧倒的に多い
短所:授業の選択肢が狭まる

休みは大学生にとって正義です。
存分に恩恵を受けましょう。

しかし、そのぶん履修には妥協が付いてきます。

難しそうな授業だけどその授業しかないとか。

point1:自由科目を上手に使う
point2:出席をとらない授業を狙う
point3:集中講義

ポイント1は学問重視型で説明したとおりです。

ポイント2:出席をとらない授業を狙う

文部科学省の規定で授業の2/3の出席が単位認定にはマストですが出席をとらない授業もあります

評価基準が試験100%だったりレポート100%な授業です。

出席をとらないのなら(出た方がいいけど)出なくても何とかなります。

もちろん出た方がいいです!!
(立場上、言っとかないとね)

たまに出席をとらない授業で既に知識あるなら授業に来なくてもいいよってスタンスの実力主義型があります。

テストが結構難しかったり授業の資料が出席者しか手に入らなかったりします。

地雷です。お気をつけて。

初回の授業に出て確認したり情報を集めましょう。 

また、出席をとらないと思っていたら、たまにとってみたりする授業もあります。

毎回出席している勤勉な内通者がいるとハッピーです。

もちろん、頼る時は自分自身も何か付加価値をつけてお返ししましょう。

怠惰なままでは、いつか見限られます。

ポイント3:集中講義

休みの期間に同じ授業を1日中受けることで数日間で終わる授業があります。
集中講義です。

2単位分だとだいだい1日1~4限までで4日程度で済みます。

1日休むと4回分遅れるので出席が確実にできる日程であることを確認しましょう。

長丁場なので一緒に頑張る仲間がいると心強いかもしれません。


3:成績確保型(いい成績をとりたい人)

ずる賢く甘い汁を吸いたい人向け。

個人的には、一番おすすめです。

いい成績がとれると奨学金もらえたり、抽選で優遇されたり、留学行きやすかったり、いろいろラッキーです。

長所:成績での優遇、マウントがとれる
短所:空きコマが多くなる可能性

大学では賢い人は需要があります。
テスト期間など頼られることでしょう。

助けるもよし、捨てるもよし。

空きコマは少し多くなるかなと思いますが自由科目を活用すれば解消できます。

問題なのはどうやって点が取りやすい授業だと判断するか

point1:自分の得意分野を把握
point2:人気のない授業は穴場
point3:ボーナス点を活用
point4:テスト期間に余裕を持たす

ポイント1:自分の得意分野を把握

まずは、自分の興味関心のある分野をなんとなくでいいので定めましょう。

興味関心がある分野の方がモチベーションが上がったり内容理解も早いです。

また、自分は暗記が得意なのか計算系が得意なのかレポートがいいのか?
評価基準を確認して自分に有利な評価をしてくれる授業を見つけましょう

ポイント2:人気のない授業は穴場

人気のない授業には何かしらの理由があります。

たとえば、全休確保型でふれた実力主義型の授業。

地雷とはいえど知らずにホイホイされたり、ワンチャンを狙ってくる浅はかな全休確保型は結構います。

そういう人たちは平均点を下げるとても優秀な土台になってくれます。

平均点が低いと教授も全員不可にするわけにはいかないので(血も涙もない教授もいるらしいですが)全体に点数補正をかけます。

例えば粗点70点とったとしましょう。
平均点が30点だったため、教授が全体に20点加算して最終的に90点になるみたいな感じです。

他にも、語学を交えた授業も人気がなかったりします。

英語で学ぶ経済学的な。

授業によっては履修者3人とかザラです。

履修者が少ない授業は評価が甘くなりやすい傾向にあります。

3人しかいない授業ではテストする方が面倒なので授業内のプレゼンテーションになったりとにかく楽です。
もちろん、あうあわないがありますが。

また、小さい授業は自然と先生とのコミュニケーションが多くなります。

コミュニケーションの活発さは平常点や授業の参加点に加算されやすく多めに点数をつけてくれたりします。

しかしたまに、地雷あるので注意。
初回の授業に出ましょう。

ポイント3:ボーナス点を活用

授業によっては、発言点などをボーナス点にしてくれます。

大規模な授業だとなかなか恥ずかしいですが、勇気をだして手をあげましょう。

1回2点だとしたら、5回発言するだけで10点下駄を履いてテストに臨めます。

ポイント4:テスト期間に余裕をもたす

テスト期間に余裕をもたせるとは、

テスト期間外にテストを行ってくれる授業レポート評価の授業をうまく混ぜる事でテスト期間の負担を軽減することです。

実力主義型授業などで人より高い点数を取るには自分の得意分野を攻めるだけでは不十分。

シンプルに時間が必要になってきます。
特に、最高評価を得たいならなおさら。

レポートに関してはしっかり期限を確認しましょう。

レポートを書くときは参考文献を多めにつかって事実ベースで意見を書くようにしましょう。

参考文献を探すひと手間を入れるだけで評価がすごく変わってきます。

また、履修可能単位数マックスで取る必要もありません

4年間で124単位必要だとすると年間40単位ずつ取っても4年目は残り4単位。
4単位だけなら週に1回学校に通えば世話ありません。

年間42単位ずつとれば3年間で卒業確定。
いわゆる、卒確です。

毎年フルで履修して頑張るのもいいですが、長い目で見たとき負担を分散させる取り方もありでしょう。


4:課外活動型(サークル、バイトに注力したい人)

これに関しては、2の全休確保型をほぼ同じ要領です。

サークルやバイトの予定に合わせて自由科目をうまく使ってください。

最後に

1:履修修正期間や履修取消期間は必ず把握しておきましょう。

万が一、履修登録後に失敗したなと思ったとき、ずるずる受け続ける必要はありません。

迷わず切りましょう。
履修取消をすれば、成績に響かないことがほとんどです。

2:不測の事態に備えて
情報網はできるだけ広げておきましょう。

テストの日程変更やテスト内容についての言及など情報を拾い損ねていることは結構あります。

また、有意義な情報は共有するようにしましょう。

情報は持っている人に集まります。

3:みんながとる授業が
あなたにとっていい授業というわけではありません。

参考程度にして最後はしっかり自分で情報を集めて判断しましょう。

4:単位をとることが必ずしも正義ではありません。

あなたの人生にとって学びがあることが一番重要です。


大学の4年間は秒です。
悔いのないように賢く過ごしてください。

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