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舐められやすい人の特徴と対策②

前回の記事では、私がいかに人から舐められてきたか、そして舐められやすい人の特徴を簡単に書きました。おさらいとして、舐められやすい人の特徴を再掲。

・見た目が穏やか、優しそう
・真面目そう、八方美人
・言動やフォルムがぼんやりしている
・自分の意見やスタイルがない
・聞き役になると相手の話を遮れない

まあ簡単に言うと、人に道を訊かれやすいとか、キャッチセールスにつかまりやすいとか、高齢者によく話しかけられるとか。心あたりありませんか?
もちろんこの特性が良い方向に働けば、それこそ介護福祉の現場で利用者から好かれたり、他の職員では引き出せない情報もつかめるかも知れません。まあそれだけでは勤まらないんですけどね……

そんなわけで、「舐められやすい」と言われる人にも良い部分はあるんです。親しみやすいとか安心感とか。

ただ、良い人だから舐められるわけではない。性格で舐められるか否かが決まるわけではありません。
だからといって、見た目をいかつく筋肉つけたり声を大きくしてみたり、メイクを派手にしたり人を避けて歩いても舐められやすさは大して変わらない気がします。いや筋肉はわかりませんが。

そもそも、他者を舐めてくる人間、モラハラ野郎、詐欺やマルチその他よからぬことに巻き込もうとしている輩は相手の何をみているか。主に3つポイントがあります。

・どこにでもいそうな感じ
・態度や言葉が曖昧である
・外見や言動がちぐはぐ、場違い

というわけで。

まずは、コスプレイヤーでパーソナルカラー診断のプロでもある、鷹村アオイさん(@aoi_takamura)のツイートをご覧ください。

https://twitter.com/aoi_takamura/status/1184110942516199424?s=19

(スマホでツイートを埋め込めずスクショにて失礼します。より詳しくはリンク先をご参照ください)

確かに、この画像では左の方が「お母さん」感があって優しそう、右のお姉さんは話しかけたら最後。「は?」と言いながら汚物を見るかのごとく睨みをきかせて足早にスルーされそう。そんなイメージがわきませんか?あくまでイメージの話ですが。

少なくとも、左側は良くも悪くもどこにでもいそうなスタイルで普通っぽい、安心して話しやすい雰囲気はあります。そしてこれは他者を舐めてくる輩にとっても一緒です。
それでも、一見「ただの専業主婦」と思って絡んだ相手が、自分を遥かに凌駕する知識を持っていたり、輩を論破できる話術や堂々とした態度を見せたらどうでしょう。逃げますよね?
(ちなみに一度断られた相手の再勧誘は法律で禁止されています。ネットワークビジネス関係の方、気をつけましょう)

もっともそんな知識や話術や胆力は簡単に身につくものではありません。性格的に大人しい、他人と争ったり話すのも怖い、という方もいますからね。

ただ、態度の曖昧さは生活そして体型に現れます。なんでも優柔不断で後まわし、「頑張らなくていい」とか「ありのままの私」という言い逃れをズルズル続ける人が綺麗だったりスッキリした姿勢やボディを維持できるでしょうか?

だらしない格好、だらしない体型、だらしない顔つきの人はまず舐められます。

そんな人が服装やメイクだけ変えたところで、舐められるのは変わりません。
そもそも自分の生活や性質を客観的に評価して改善する能力のない人間が、自分に合ったファッション、「舐められない服装」なんて分かるわけがないでしょう。なんとなくこれがおしゃれかな~と選んだ服装が板につかず、田舎から出てきて舞いあがったあげくラッセンの絵を買わされる人みたくなります。

客観的に自分を観察できない。だからあちこちで場違いな格好や態度をとったり周囲の雰囲気が読めず、「こいつ頭弱そうだな」と舐められる要因を作ってしまうんです。服装よりも何よりもまずこれが舐められ対策として必至。

やはり、舐められる人には舐められるだけの理由があるんです。
まずは客観的な自己評価を行い自分なりの「強さ」を身につけること。そのための自己投資です。体型、ファッション、生活その他についてプロの見立てやアドバイスを仰いだり自分でも勉強したり、お金で舐められない人生を買うことが必要です。

それをしない限り、いつまでも「私の天職」とか「魂の願い」とかのわけわからんスピリチュアル沼から抜けられず、そのままズブズブとお友達のマルチ商法やインチキ民間療法や新興宗教の毒にお金、いや人生ごと沈んでいきます。もうこうなったら舐められるとかそういう次元の話じゃない。

……というわけで、私は今ようやく舐められ沼から這い出ようとしている所なのですが。長くなったので次回は【具体的に何をどう改善したか】を書きます。




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