見出し画像

BATTLE OF RUNTEQ(バトラン)レベルのアプリを作らないと果たして就職できないのか。

皆様昨日のバトランは見ましたでしょうか。
まあそもそもこの記事を読んでくださる方は、
大体RUNTEQの方だと思うので、愚問のような気がするのですが。
本当にどのアプリもプレゼンも素晴らしかったですよね。
改めて、バトランの予選に応募された皆様、
昨日発表されたファイナリストの皆様、
そして昨日試聴された皆様、
バトラン運営に関わった、RUNTEQ運営の皆様、
本当にお疲れ様でした!
そしてファイナリストの方、賞受賞おめでとうございます!
一応バトラン?何それ?な方に向けて、
公式ページとつい昨日のvol3のyoutubeリンクを貼っておきますね。

バトランの概要だけ、公式ページから引用しておきますと、

未経験からエンジニア転職を目指し、RUNTEQで力を付けたファイナリストによるWebアプリバトルイベント!

https://battleof.runteq.jp/ Aboutページより

となっています。
つまり完全未経験の方達が、実務をしたことがない人達が、
作成したWebアプリで鎬を削り合う訳です。
RUNTEQの甲子園、大人になっても青春できる、
とバトランファイナリストの方も言っていた通り。
このバトランで発表されている方達は、
予選を勝ち抜いた選ばられし人達で。
本当にかっこよくて、発表では輝いていました。
きっと皆思うでしょう。
自分もああいう風になりたい。
凄いアプリを作って、
あの場所に立って、
素晴らしいプレゼンをして、
賞を貰いたい。
その気持ちは凄く大事だと思います。
これがアプリ作成の励みになるのなら、とても良いです。
でも皆が皆そうではないと思います。
あれがRUNTEQの普通だと思われたら。
自分はあそこまでのレベルに到達しているとは、
とても思えない。
若しくはそこまでのレベルの物を作れる気がしない。
そう思ってしまう人もいると思います。
何より環境が違うのです。
違う技術をどんどんキャッチアップする時間や気概がある人ばかりではないし、それでRailsを疎かにしたら本末転倒なのです。
でもその当時の私はそのことに気が付かず、
バトランを楽しみながらも、ひたすら不安を抱えていました。

私がバトランのことを知ったのは、
vol2が行われることが決まった時のことです。
その時過去にバトランという大会が行われていることを知り、
vol1の動画を見て。
正直圧倒されていました。
本当に未経験の人達がこんな素晴らしいアプリを作って、
スライドを作ってプレゼンをしているのかと。
でもカリキュラムを終わらせれば、私だって頑張れば。
きっとこんな素晴らしいアプリが作れるかもしれないと。
そう思って自分でもカリキュラムの復習アプリを作って、
vol2の予選に提出してみました。
しかし勿論クオリティが低すぎるので、
本戦に出るどころか、点数も本当に低かったです。
特に技術点が。
そして6/11のvol2のピッチを聞いて、
やっぱり打ちのめされる訳です。
こんな凄いアプリじゃないと、転職出来ないのではないか。
自分なんかお呼びじゃないのではないか。
バトランが終わってから、自分のアプリを作成している時。
そういう思いはいつもどこかでありました。
しかし今回vol3の発表を聞いている際は、
そんな気持ちが全くありませんでした。
それは既に自分が作ったアプリで転職に成功していたからです。

今回のvol3のアプリはもう本当に全部が全部、レベルが高く。
企業で作ったんじゃないの?
実は人生二度目じゃない?
むしろもう就職したWebエンジニアじゃない?
とか思うような、素晴らしいアプリが勢揃いでした。
これまでどこかが凄くても、どこかが劣っている、
みたいなことがあったらしくても、
今回は全くそれがなく。
技術、デザイン、アイデア、スライド、プレゼン、
どこをとっても完璧な物ばかりでした。
今回私もvol3にプレエントリーしてましたが。
絶対お呼びじゃなかったです。
百歩譲ってアイデアだけは張り合えたかもしれませんが。
技術とデザインはもう負けてます。
私の力量ではそれまでです。
でも確かに皆様のアプリは凄いですが。
多分オーバースペックなんです。
勿論アプリが良い物である方が、
本当に即戦力として会社に就職できるかもしれないし、
未経験ではいけない会社に行ける可能性もあるかもしれないです。
でも別にそれって最初から無茶苦茶強い会社に行く必要はないと思ってて。
将来的に、その人達と張り合える力を付けられたらいいと思うのです。
勿論就職してから苦労するでしょう。
その人達がやったインプットには遥かに足りないので。
けれど会社で求められる事って、働いてみないと身につかないだろうし。
何より未経験からWebエンジニアに転職するということには、
私のアプリでも十分通用するんです。
技術とデザインはもう負けてると言いましたが。
私は、自分のアプリへの愛着は負けていると思っていません
あそこまで素晴らしいプレゼンは用意できませんが、
ちゃんと自分がそのアプリを作った理由があり、
その為に実装した機能も、
背景も、
想いも、
全部語れます。
何より私が一番欲しい、その気持ちで開発をし続けられました。
就活の為に仕方なく作成した、
バトランの為に作成した、
そんな想いが透ける様なアプリだったら、
バトランどころか、転職も難しいでしょう。
私のアプリは基礎編レベルの物に、
ちょっとGoogleMAP機能を追加したレベルですが。
それでも一から設計して、デザインを考えて、
どうしてそうしようと思ったか?
この機能はどう書いたか?
をちゃんと説明できたら大丈夫なんです。
もし機能が足りないってなったら、
そこは講師の方が指摘してくれます。
だから私はこの自分が作成したアプリが、
バトランに出られるレベルじゃなくても、
自信を持って就活が出来ました。

とはいえ未経験の採用レベルはどんどん上がっているらしく、
今後はどうなるかわかりません。
もしかしたら将来は、Reactも書いて、
フロントも無茶苦茶ヌルヌル動かないと、
お呼びじゃない時代が来るのかもしれません。
でもその時はRUNTEQのカリキュラムもまた変わっていると思います。
ちゃんとどれだけの勉強をすればいいか、教えてくれます。
そしてバトランのレベルが更に上がって、
多分もうどこかのバトル漫画みたいにインフレしていくと思います。
一昔前のチャンピオンが太刀打ちできないみたいになるかもしれない。
けれどまあ流石にそれは当分ないんじゃないでしょうか。
私が言いたかったのは、
バトランを起爆剤にして、頑張るぞ〜と思える人は、
勿論それでいいんですが。
逆に自信を無くしてしまう人がいると思うんです。
かつての私のように。
でもちゃんとRUNTEQのカリキュラムを終わらせ、
アプリに自分の原体験や想いがあって、
ちゃんと自分で書いたコードを説明できれば、
それだけで就職できるラインに乗るんです。
だから自分を信じて、アプリを作成してください。
RUNTEQ生の方は優しいので、
アプリを宣伝してくれるし、
使ってくれるし、
とても褒めてくれますので!w
作っている最中は迷走しましたが、
作り終わってみるとアプリ作成はとても楽しかったです。
皆様のPF開発を応援しております。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?