2024/5/7 浅草木馬亭へ行ってきたレポ

木馬亭へゆく

2024.5.7 浅草木馬亭へ浪曲を聞いてきました。浪曲を聞くのは3回目。浅草木馬亭に初めて来ました。

浅草木馬亭


大衆演劇の浅草木馬館の下にあります。
1階が浪曲、2階が大衆演劇です。初回は確認しないと間違えそうです。
私は大衆演劇の方に何度も行ってて、1階はなんだろうなーって気になってたんです。



定席浪曲の基礎情報


令和6年5月の浪曲定席木馬亭のパンフレット。客席で


浪曲は、ほぼ毎月1日~7日に開催しているようです。
時間は12:15~だいたい16:05くらい。
口演される浪曲師さんは事前に分かりますが、何を口演されるのかは当日にならないと分からないシステムのようです。
休憩時間は途中で10分程度あります。
入り口で現金2400円を支払います。(25歳未満は半額とのこと)

木馬亭の内部

建物は古く、歴史を感じます。掃除してあるレトロさ、と感じました。
女子トイレは4つほど。洋式は1つだけです。(洋式は広めです)
係員の方は、お弟子さんなど関係者がされているようで、とても対応がよく、居心地が良いです♪

ロビーはチラシ置き場で座るところはありません。
雑然としている様がいい味だなぁと思いました。好き~♥️

治安上の不安なく

2階の大衆演劇は女性客が多いため、不安を感じたことはありません。
1階の浪曲は男性客が多いものの、会場の係員の方が多くて女性一人客でも私は不安を感じませんでした。
口演中は客席が明るいままなので、安心できました。
後述する通り、客層の多くが浪曲ファンですし、係員は若い男性が複数人いらっしゃるので、女性客が酔客に絡まれる可能性は低そうです。

木馬亭の座席


座席は昭和の映画館みたいでレトロです。全131席、と書いてありました。
客席は自由席のようで、空いているところに好きに座ってよいようでした。
前方、真ん中、後方と、それぞれ満遍なく座っていて、特定の人気のエリアはなさそうです。移動がしやすい通路側から埋まっていくと思います。
マイクがあるので、後方だからといって声や三味線が聞こえないということはなさそうです。
私は前方席を選びました。浪曲師の表情をよく見たり、扇子や着物の音を聞きたいからです♡

口演の数

口演は全部で8。浪曲が7、講談が1。
浪曲は三味線が必要ですので、浪曲師1人につき三味線の先生が1人付きます。口演される方は8名、三味線の方は5名です。
約30分前後の口演が終わるごとに幕が閉まりました。
支度が終わると幕が開き、次の口演が始まりました。
口演中の撮影禁止です。

飲食物の持ち込みとタイミング

持ち込み自由です。私はペットボトルのお茶を持参しました。
口演の合間の幕が閉まっている間に飲む人が多かったです。
客席で飲食OKのようです。休憩時間に持ち込んだおにぎりを食べている方はいましたが、口演中に食べる方はほぼいません。(目立つから口演中は食べるのはやめた方がよさそう)
休憩時間に木馬亭がお茶とアルコールとアイス最中を販売していました。
アイス最中はバニラ・チョコ・期間限定の抹茶。各200円でした。アイス最中を買っている人は多かったです。

ゴミ箱はロビー(外廊下)にありました。

木馬亭のトイレ

休憩時間は10分。大衆演劇よりも短くて何よりです。たくさん見れるから嬉しい!
女性客が少ないため、トイレ混雑はなさそうですが、アイス最中を買って食べて物販をチラ見していたら休憩時間はあっという間でした。
私の想像ですが、仮に混雑してお手洗い休憩が終わらない場合には口演を待ってくれると思います。

浪曲の掛け声・祝儀・送り出し

大衆演劇のように特有の掛け声(「待ってました」)や祝儀システムはあるものの、決まりがあるようで、演技を阻害しません。口演中の世界観に没頭出来てよかったです。
拍手のタイミングは他の方と合わせればよくて、面白かったら笑って大丈夫でした。
面白くても笑わなくても大丈夫です。(変なところで笑っちゃうよりマシ)
泣いてる人はいなかったようですが、静かに泣くならば大丈夫だと思います。
差し入れは、入場料を支払う木戸や、物販の方に渡すと演者さんに渡してくれるようです。
送り出しがありました。浪曲師さんとトークされている方がいました。大衆演劇と同じでした。

お外題

帰る際、本日の口演演目をホワイトボードに書いてくれたものが出口付近に掛かっていました。他の方の真似をして私も写真を撮って帰りました。

令和6年5月7日のお外題ホワイトボード


大衆演劇と違い、お外題は事前には分からないようです。落語と同じで、行ってみないとなにを口演するのか分からないシステムのようです。
これが聞きたい~という時は、どうするんだろう?事前リクエスト権の販売システムなどがあるのかな?

客層

定席浪曲の千秋楽ですが、あいにくの天気予報にもかかわらず50%~60%ほどの入りでした。想像よりかなり多い!
お客さんは男性が8割ほどでした。
常連の方が多いようで、ガサゴソする方がいなくて集中して聞けました。
ヤジみたいなの、ありませんでした!
メモを取る熱心な方がいらして、ガチなファンと一緒に聞けるほどよい緊張感がイイ!伝統芸能らしさを満喫できました。
2階の大衆演劇の音が多少は漏れますが、私はあまり気になりませんでした。

帰り

5月7日はゴールデンウイークが終わってすぐの平日。天気予報は雨、浅草は随分と静かでした。
帰りに浅草寺に寄ってお詣りしましたが、並ぶことなくゆったりとお祈りできたほどでした。

パンケーキを食べて17時前に通ったら、既に木馬亭はシャッターが閉まっていました。

浪曲、楽しかったです!8口演で2400円、お得で良かったです。また行っちゃおう♡


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