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【咲-Saki-コラボ妄想】バンドリの各バンドで先鋒~大将を考えてみた

もうタイトルの通りである。

過去ごちうさやシンフォギアといった作品とコラボし、現在は絶賛リゼロとのコラボイベントが開催中である『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』について、もし麻雀×百合漫画でおなじみの『咲-Saki-』とコラボしたら?という妄想だ。多分この記事は分かる人しか見ないと思うので、細かい説明や前提は抜きにしてさっそく始めていきたい。

・コンセプト:ガルパの5バンド*について、インハイに出た場合の先鋒~大将のオーダーをそれぞれ考えてみる

*RASはまだ未知数なところもあるので、今回は除外した

①ポピパの場合

まずなんだかんだで大将は香澄だと思う。ポピパというバンドの象徴でもあるし、最後にどっしり構えるポジションは香澄がよく似合う。5人で話し合って決める場合でも、他の4人が香澄を大将にするんじゃないかと思う。香澄は「私が~!?」的な反応をするが、有咲が「お前以外いないだろ、このバンドの大将は」みたいなことを言って決まる感じ。

そして切込み隊長として重要な先鋒だが、ここは個人的におたえに任せたい。恐らく正統派のプレイヤーではないであろうおたえに初っ端から場を荒らさせるという作戦だ。ただおたえは技術力の高さも持ち合わせてはいると思われるため、エース級の揃う先鋒においても十分活躍してくれるだろう。

先鋒は有咲案もあったが、個人的に有咲香澄につなぐためのポジションを担うという意味で副将にいてほしい。たぶん蔵で見つかった古い星型の麻雀牌(?)がきっかけで香澄と麻雀部を作ることになった回想シーンとかが途中で入るんだと思う。

次鋒はおたえが荒らした場をならす意味合いもあるので無難に沙綾をオーダーしたい。また、着実な実力を持つりみが中堅を担うというのもバランス的にいいと思う。

ということでポピパのオーダーは以下だ。

・先鋒:おたえ
・次鋒:沙綾
・中堅:りみ
・副将:有咲
・大将:香澄

なかなかいい感じに仕上がったのではないかと思う。(自画自賛)


②アフロの場合


まず先鋒は巴で決まりだろう。お祭り女として派手にぶちかましてほしい。たぶん浮き沈みが激しいタイプだが、爆発したときの打点の高さはきっと凄まじいので、漫ちゃんみたいな感じと想定している。

また、ここも大将はバンドの核たるが似合うタイプだと思う。そしてやはり必殺技は嶺上開花だろう。たぶん本誌掲載時に「ツモ、嶺上開花混一色対々和ドラ3――」という蘭の和了の最終コマに『★絆と共に、サザンカ、咲く――!!』とかいうアオリ文が入ったりするんだと思う。

そうなるとやはり大将につなぐ副将はずっと蘭の隣にいたモカに託したい。たぶんタコスタイプでパンがあると力が増したりするやつだ。実力的にも副将に置いて申し分ないだろう。あとは個人的になんとなく次鋒は堅実なタイプに居てほしい(まこ先輩とか弘世様のイメージが強いんだと思う)ので、つぐみ、消去法的だが中堅はひまりという形だ。

ということでアフロのオーダーは以下のようになった。

・先鋒:巴
・次鋒:つぐみ
・中堅:ひまり
・副将:モカ
・大将:蘭

良くも悪くも巴の爆発力にかかっている気がする。


③ロゼリアの場合


ここはわりと楽しいチームだと思う。まずタコス(優希)的なイメージもあり思わずあこを先鋒に据えてしまいそうになるが、ロゼリアの場合は確実に友希那が麻雀がからっきしなので、ボーカルを大将に置けないバンドだ。

そうなると全体のバランスを考えたときに、あこが大将というオーダーはなかなか有りではないかと思う。次世代のルーキーであり、友希那からも期待を向けられているあこであれば、バンドの大トリを任せられるのもイメージに合っている。恐らく「あこ、貴方が大将をやりなさい」という形で友希那直々に指名が入る形だろう。

となると代わりの先鋒は手堅く紗夜に任せたい。エース級の揃う先鋒において、紗夜の実力であれば申し分ない立ち上がりを見せてくれるだろう。紗夜で手堅く点数を稼いだ後に、問題の友希那次鋒に据えたい。もしかするとかおりんみたいな感じでラッキーパンチを当ててくれるかもしれない。そして友希那でちょっとヘコったところをすかさず中堅リサがフォローする流れだ。

また、この場合あこにつなぐ副将として燐子を配置出来る。もしかすると哩姫のようにコンビ技もワンチャンだ。また、ネト麻であこと出会ったあたりの話が回想シーンとして挟まれることも期待したい(?)

ということでロゼリアのオーダーは以下の通りだ。

・先鋒:紗夜
・次鋒:友希那
・中堅:リサ
・副将:燐子
・大将:あこ

どうでもいいけど「私には麻雀しかないの!」とか言ってる紗夜がいたりしたらちょっとシュールだな…と思う。

④パスパレの場合


ここもボーカルを大将に置けないタイプのバンドだ。ただ、ここは天才的なセンスと爆発力を兼ね備えるエース選手、日菜がいるので、わりとどう組んでもいいところではある。

よって先鋒・日菜といきたいところではあるが、ここは大阪組(洋榎・セーラ)の方式で敢えて中堅日菜を持っていきたい。というのも大阪組のようにパスパレはわりと(ボーカル以外)地力のある選手が揃っているので、敢えて強豪の多い先鋒に日菜をぶつけることもないだろうという判断だ。チームのブレーンたる麻弥もそう考えるのではないかと思う。(知らないけど)

そうなると先鋒千聖に任せたい。ジュニアリーグからずっと選手として活躍してきた千聖であれば、大抵の状況には対応出来ると考えられるので、そうそう負けて帰ってくることはないだろう。また「先鋒・白鷺千聖」の威圧感は、並のモブ高校であればそのオーラに飲まれてまともに打つことは出来ない。

そしてロゼリア方式で次鋒だ。ここも「リーチ、ツモ…トイトイ?だよね?」に期待したい。そして丸山トチったとしても、エースの日菜が中堅で爆稼ぎしてくれるので、トバない限りは安心だ。

残る二人だが、中堅で日菜が稼ぐことを考えると、大将は確実に「抑え」を遂行してくれそうな麻弥に任せたい。また、その高い分析力でそれまでのメンバーに的確なアドバイスも出してくれるだろう。もちろん副将イヴも攻守のバランスの取れた選手であるので、この二人から点数を取ることは容易ではないと考える。

ということでパスパレのオーダーはこのようになった。

・先鋒:千聖
・次鋒:彩
・中堅:日菜
・副将:イヴ
・大将:麻弥

正直結構強いんじゃないかと思う。イヴ・麻弥がかなり鉄壁っぽいので、後半相手は苦労しそうだ。

⑤ハロハピの場合


まあここはお分かりの通りこころが全ての鍵だ。例え他が強豪揃いであったとしても神通力のような能力で全てを持っていくことが出来る衣や小蒔タイプなので、心置きなく先鋒として暴れてきてほしい。多分地方予選とか全員トビで終わると思う。

あとは正直どう組んでもいい。こころが荒らした場を「は~やれやれ、またハデにやってくれちゃって。ま、あたしも頑張りますか」とダメ押しに行く次鋒・美咲というのも有りだが、美咲の裏の主人公感は次鋒に置くにはもったいないところはあるため、個人的に麻弥と同じく美咲には「抑え」として大将に陣取ってもらいたい。大将・薫案も捨てがたいのだが、こちらのほうが少年漫画的なのと、こころ≒小蒔と考えると美咲には石戸のほうの霞さんのようなポジションを期待したいためだ。

となるとまた消去法的だが、次鋒はぐみ(パスパレと理由同)、わりと器用になんでもこなせるはエース選手としての立ち回りも出来るため中堅、そして副将花音を配置したい。正直薫はどこにおいても結構魅力的に立ち回ってくれると思うので、いろいろなパターンを見てみたいところではある。

ということでハロハピは以下の通りだ。

・先鋒:こころ
・次鋒:はぐみ
・中堅:薫
・副将:花音
・大将:美咲

ちなみにボツ案としては以下。(はぐみは中堅というよりかは副将かなと)

・先鋒:こころ
・次鋒:美咲
・中堅:花音
・副将:はぐみ
・大将:薫

まあ、良くも悪くもこころが特異点すぎて、バランスはだいぶ偏ったチームである。


◆せっかくなので対戦させてみた


麻雀は4人でやる競技だが、もはや単に相性がみたいだけなのでここでは麻雀は5人でやる競技ということにする。細けえことはいいんだよ。

【先鋒戦】

<メンツ>
・ポピパ:おたえ
・アフロ:巴
・ロゼリア:紗夜
・パスパレ:千聖
・ハロハピ:こころ

・試合展開予想
阿知賀準決の宮永照戦同様「こころをいかに抑え込めるか」というゲームになると思われるが、おたえはお構いなしにわけの分からない打ち方をするし、巴も巴で勢いでリーチしたりするので千聖の心労がすごそう。千聖&紗夜のコンビが煌&怜のようなチームプレイを見せるやつ。恐らくこころの能力は初めから発動しないタイプなので、前半でいかに稼げるかも試合の鍵か。

ただこころにばかり気を取られていると「あれ?千聖先輩、その牌プレゼントですか?」みたいな感じでおたえに上がられる一幕もありそう。おたえもほっとくと花園ランド*が開演してフィーバータイムが来るので注意である。
*能力の全貌はよくわからないが白絡みの役が多くなるらしい。※うさぎ=白いので

多分最終戦績はこんな感じ。(点数は適当なのであくまでイメージ)

先鋒

巴はさておき、千聖がヘコっているように見えるのはこころを止めるために紗夜と連携し、紗夜に敢えて振り込む形で連荘を阻止したからである。こういう役どころを選択出来るのも今の千聖らしいと思う。

ちなみにこころが爆稼ぎしているように見えるが、阿知賀編準決の照は+96,200点という結果で終えているので、まだ優しいほうである。このあたりはこころが無意識に能力を発動させているが故でもある。(どういう能力かは知らない)

【次鋒戦】

<メンツ>
・ポピパ:沙綾
・アフロ:つぐみ
・ロゼリア:友希那
・パスパレ:彩
・ハロハピ:はぐみ

・試合展開予想
先鋒戦と打って変わって非常に和むメンツである。(このあたりは原作でも次鋒戦はやや落ち着いたメンツが多いように思う)

沙綾とつぐみは無難に打っていきそうだが、ほぼ素人同然の友希那がめちゃくちゃ振り込んでくれることにより普段以上に和了りやすい局面が続く。「あっちゃ~、友希那~、今の沙綾はホンイツ見え見えだったよ~💦」と控室でリサも気が気ではない。(ちなみに役が覚えられないだろうという理由で友希那は「とりあえず同じものを二個ずつ揃えておけばオッケーだからね~✨」と七対子しか教えられていないらしい)

ただ、そんな友希那が終盤、親の第一巡目で「あら?ちょっと、捨てるものが無いのだけれど」と発言。なんと天和を和了し、見事王の貫禄を見せつける。「さっすが友希那さん!」「友希那さん……やっぱり、すごいです……」と控室でロゼリアメンバーも大歓喜である。

ということで最終結果はこのようになった。

次鋒

とはいえ親の役満を和了ってこの結果なので、いかに前半友希那が振り込んでいたかがよく分かるだろう。


【中堅戦】

<メンツ>
・ポピパ:りみ
・アフロ:ひまり
・ロゼリア:リサ
・パスパレ:日菜
・ハロハピ:薫

・試合展開予想
恐らく雌の顔になってしまい実力を発揮出来ないりみとひまりはさておき、やはり日菜が大暴れする局になるだろう。それをリサと薫の元同クラ組が阻止するという先鋒と似た構図だ。

ただ、日菜はるんっ♪と来る方向に誘導すれば御しやすいところはあるため、「日菜、アタシと勝負しない?」と途中リサがオープンリーチ対決を仕掛け、「なにそれ!超面白~い!」と日菜をノセる場面があったりするだろう。そこを薫が鳴いてツモ順をズラし、リサに和了させる(ツモ or 日菜に振り込ませる)という連携プレーがあったりするといいと思う。

とは言えなかなか苦しい戦いが続き、結果としては以下のとおりだ。

中堅

リサがちょっと浮いているのは↑の流れがあるからである。ちなみに日菜はめちゃくちゃな能力があるパターンでもいいが、純粋にセンスと運だけで強いというパターンでもいいなと思う。キミはどっち派?


【副将戦】

<メンツ>
・ポピパ:有咲
・アフロ:モカ
・ロゼリア:燐子
・パスパレ:イヴ
・ハロハピ:花音

・試合展開予想
わりと実力も拮抗している組と思われるが、なにげにモカが活躍するのではないかと予想する。また、副将組といえば回想シーン(なんとなくそういうイメージがある。実際は大将戦のほうが多いのだろうが、あらたそとか塞のイメージが強いのかもしれない)ということもあり、下位組のモカや有咲、燐子あたりの回想シーンが入ってくる局になるだろう。

花音さんの回想シーンは麻雀牌を捨てようとしていたところでこころと出会い、また麻雀を始めるきっかけになった時のことが入ってきたりすると思う。「(昔の自分だったら捨てられなかった牌、だけど今はこころちゃんがくれた勇気があるから、捨てられる――!!)」みたいな感じで危険牌を切ってリーチし、和了する回があってほしい。

とはいえ回想シーンにおいて10年の重みを持つモカが全体的には大きくリードし、結果としては以下の通りだ。

副将

運命の大将戦、結果は如何に――!?


【大将戦】

<メンツ>
・ポピパ:香澄
・アフロ:蘭
・ロゼリア:あこ
・パスパレ:麻弥
・ハロハピ:美咲

・試合展開予想
全体的に麻弥視点で分析やモノローグが多めの描写になりそう。Bブロックの第二回戦における末原さんのような感じ。初っ端あこの闇の力がドーン!の能力が発動して高得点の和了が続く場面があるが、続いて蘭の能力が発動し嶺上開花が炸裂、流れを変える。しかし他が輝けば輝くほど、星のコドウを感じて強くなるのが香澄であり、終盤は大きな和了を見せる場面もあるだろう。

もちろん麻弥や美咲もやられっぱなしというわけではなく、他のメンバーが繋いでくれたバトンを無駄にしないよう奮起するシーンがある。たぶん「(あたしが負けてもきっとこころは笑顔で迎えてくれるんだろうけど――でもやっぱ、みんな笑顔のハッピーエンドを目指しますか……!!)」みたいな美咲のモノローグとかが入ると思う。

ただ、今回は調子の良かったあこ(「やはり来ますか――"大魔姫、あこ"」という麻弥のモノローグで終わる回がある)が他を一歩上回る形になり、結果としては以下のようになる。

画像5

ということで麻雀でも頂点を目指すロゼリアが総合一位となった。まあここはヤギ子のキャラ観や思い入れもあるのでこういう結果になったが、これをやってわかったことがマジで全体の試合の流れと点数を計算して話を組み立てている小林立先生はすごいということだ。

正直最終戦の結果も個人的にイマイチしっくりきていない(麻弥がここまでヘコっているのはちょっと違和感あるし、香澄の扱いが分からなすぎてプラマイゼロという形でしか特別感を出せなかった)ところはあるので、かなり難しかった。お気に入りのキャラを負けさせなければならない場面もあったが、それを自ら生み出したキャラでやらなければならない小林立先生はまた別の心苦しさがあることだろう。

ただのお遊びではあったが、予想以上に熱さと難しさがあった面白い妄想シリーズとなった。貴方はどう考えるだろうか?よければヤギ子マシュマロまでお送りいただきたい。

咲-Saki-、本当にいいシリーズだよね。(ただのファン)

ヤギ子Twitterもよろしくね。

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