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親の深い愛を知る


#お弁当記録


保育園に子供たちが通っていたとき
キャラ弁がとても流行ってて。

作ってあげたい気持ちはあったけど
まだまだ闘病中で寝てる事が多かった。

海苔でキャラを作り
ご飯に載せるのでも
精一杯だった。

偶然その時娘と同じクラスの友達のお母さんと
話す機会が。

自営業を切り盛りしてるお母さんで
お弁当も「そんなの詰めるだけだよ!」
「キャラ弁なんて作る余裕ないわ‼️」
本人はそう言ってたけども。

たまたま娘ちゃんの方と
お散歩する機会があって
「お母さん、ハートのお弁当作ってくれる」 
と、とても嬉しそうに話してくれた事があって。
「玉子焼きでね、こーやって、あーやって、
ハートにするの💕」
すごく可愛い笑顔だった。


あぁ、こーゆう愛があれば
ちゃんと子供には伝わるんだなと。

肩の力が抜けた事がある。


私は病気だからやってあげられないと、
そっちばかりにフォーカスしてたな。


詰める時のちょっとした想い。
それで充分伝わり
受け取ってもらえる。
それくらい子供って純心で無垢だ。

その出来事をお母さんにも伝えたら
涙ぐんでた。
毎日必死だもんね。
張り詰めてた気持ちが緩むよね。


子供が、
お母さんは忙しい中そうやって
自分のためにハート弁当作ってくれたと
思ってくれたら嬉しいよね。

働きながらだと
もっとやってあげたくても
時間的にも体力気力的にも
無理な事が沢山あって。
その中で工夫してやり繰りしてるから。


爪楊枝にかわいいマスキングテープで
旗を作ってお弁当に刺してるって
言ってた働くママも居たな。

そんなお母さんの思いを
沢山受け取って
みんな大きくなるんだよね。

自分にできる事を見つけて。
もっとしてあげられたらと
思いながら。

思春期突入しても
クソババアとも言われた事無いし
イライラを思いっきり
暴力的にぶつけられた事も無い。
あってもちょっと舌打ちされるくらい。


子供達の中で溜めていたらと
心配もしたけども。


そんな思春期もあるのかなと 
今はそう思える。


今になって知る親の愛の深さ。
それは子供の頃感じたよりも大きい。


私も今の親の歳になった時に
子供たちが本気で困ったら
頼ってもらえるような
頼るまでは信じて見守ってくれるような
そんな深い愛を持った人でありたいな。 
元気で生きていたいな。


写真も映えなくて
朝から重いけど
気持ちが溢れたから
記録に残しておこう。

人の縁に恵まれた人生を
歩んで生きられてる。
辛い時に自暴自棄にならず
感謝や愛のところに
戻ってこられる自分でいられて
嬉しいな。

今日も元気で行ってらっしゃい❣️

何かでつまずいたり失敗したり
苦しくなった時は
家族でどんな時も笑って食べた 
夕食を
思い出してね。
毎日食べたお弁当を思い出してね。


幸せはきっと、
自然にそこにある あっても
普段はそんなに気づかないような
見失ってしまうような
そんな小さくて大きなもの。

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