乃木坂46『さざ波は戻らない』MV感想(※推しメンフォーカス)

乃木坂46さんの32枚目シングルに収録されているアンダー楽曲こと、『さざ波は戻らない』のMVが公開されましたね。
未だに私はひたすらサブスクを用いて楽曲の勉強をしている最中なので、よくよく考えたら5期生楽曲以外のMVをちゃんと見るの初めてでは?と気付きました。

5期生は11人ですし、センターやフロントメンバーがよく映るのは勿論のこと2列目であろうと人数的に普通に映るじゃないですか。
だからこれはそんなに映らないかなー1秒も見逃さないようにしないとなーなんて思っていたんですけど。


あれ?結構、抜かれてる?


私の基準が低い場合もありますし冨里ちゃんしか目で追っていなかったというのも相まってあまりにも信ぴょう性がありませんが、少なくとも「全然推しメン映らんかった(;;)」とはならなかったので一安心。
むしろココスキー!なシーンが多すぎてTwitterにはまとめられなかったので、noteでまとめてみることにしました。

(※私は基本的に所謂盲目オタクに分類されるであろうぐらいとにかく推しメンに甘いです。なんでも褒めます。フィルターがかかっているのも自覚しています。その上での感想になりますので、ご注意ください。)

0:04〜0:05

一旦停止、早かったですね。私もまさかこんなに早くちょっと待ったを挟むことになるとは思っていませんでした。
こう横並びになっても身長が目立たないのが"グループの一員として先輩たちと並んでいる"をまず実感させてきたのですが、ゆっくり実感してる暇もなくストップをかけました。

ちょうど冨里ちゃんが真ん中になるのがだいたい5秒ぐらいです。4〜5秒ぐらいで止めるともれなくセンターの冨里ちゃんが見れます。
個人的には振り返る瞬間に後ろ髪がふさっとなる瞬間が好き。ここだけをスローで何度も見返しました。この髪の長さだからこその靡き方。ロングでは出せない魅力が沢山あります。

それにしても本当にスタイルが良い。誰かを下げたいわけではなくただただ冨里ちゃんを褒めたいだけの発言なのでそこはご了承頂きたいのですが、横並びになったときの膝の高さがおかしいんですよこの子。
アイドルを推す上でスタイルの良さはあまり気にしてませんが、やはり推しメンの武器はオタクも大事にしていきたい。 良いに越したことはありませんしね。運営さん、モデル仕事待ってます。

0:42

1つ目の墓場、ここでした。ここで1回目の死を遂げました。多分私だけじゃないと思う。

きっと多くのオタクが持つ冨里奈央さんのイメージの1つに、あのきらっきらなきゅるるん笑顔はあるでしよう。無垢な汚れなき眼は芸能界という世界に染まってしまわないか心配する人も多いはず。私がそうです。そうでした。

そ、そんな光のない目、できたんだ――

かわいいとかかっこいいとかそういった類の感情を抱く以前に、びっくりしてしまった。

欅坂に生まれ櫻坂で育ったアイドルオタク(※私のことです)、こういうの大好物に決まってんだろちくしょー!
冨里ちゃんにはそういうものを求めるつもりはなかったんですよ。ただただ楽しく笑顔でいてくれたら、それだけで幸せだなって思ってたんですよ。それが5期生ライブの"日常"をきっかけにポロポロ削れかけて、今回のコレで呆気なく跡形も残さず粉砕しました。

本当に申し訳ないけど、やっぱり私は可愛いアイドルの魅せる負の表情がどうしようもなく好きなんです。まさか冨里ちゃんのそれが見れるなんて思っていなかった。見れないと思っていたから求めていなかった。
特に彼女は可愛いと言われることが多いだろうし、それに囚われている気が少しだけあったから。だからいざそのシーンがあったとしても、やりきれないんじゃないかって。

そう、敗因は推しメンを甘く見すぎていた所。

一旦停止をしてから次に進むまでの時間が1番長かったシーンでした。なんなら、夢にまで出てきました。The単純脳。

しかもこのパート、真ん中のアルノちゃんと池田さんのシーンに入るギリギリまで冨里ちゃんがカメラ目線で映るじゃないですか。
あれは元々そういう流れなのか、あそこまで映り込む予定はなかったのか。シンメの小川さんもいたらあぁ元々そういうのねって思うけど、冨里ちゃんだけなんですよね。

これが櫻坂さんだったらなにか意味があるのかもしれない…!と考察してるところだったけど、乃木坂さんだとイマイチ分からない。
でも、どの道これが使われているってことは、制作陣の方々が彼女の表情管理をそこそこ評価しているのでは??盲目オタクなのですぐこういうことを考える。

もっと言いたいことはあるのですが、そろそろ止めておかないとここだけで尺を使い切ってしまいそうなので、この辺にして次にいきます。

1:19

まさかの裏センターポジション。
やはり高身長がその位置にいると軸ができて映えますね。このフォーメーションが何を基準にされているかは分からないけど、こうして彼女の武器の1つである高身長がMVに活かされているのがすごく嬉しい。

あと全く関係ないけど指長〜〜
ピアノやってた人の指、好きなんですよね。(照)


1:38


5期生ちゃんの横並びシーン。1人背が高くて頭ほぼ切れてるのすらかわいい。
こうして初参加の5期生に見せ場を与えてくれるの、優しいですね。これ、表題MVにも5期生横並びシーンあったらもれなく私がはしゃぎます。

このシーンの所謂真顔な表情が、先程の6人のシーンでの表情がただの真顔では無いことを証明してくれている。
勿論この真顔も好きです。かわちい。目が大きすぎる。この子犬のようなきゅるるん瞳を見ると安心します。冨里ちゃんだー!ってなる。

ほんと美"少女"ですよね。この子は少女という言葉が似合いすぎるんです。太陽のようにきらきらな笑顔を持っていながら、時折儚げな雰囲気を見せる。そういうのも全てひっくるめて"少女"。
この年齢だからこそ出せるものを全開にできる。そんな彼女が数年後大人になったとき一体どうなってしまうのか。考えるだけでワクワクが止まりません。

1:57

このシーン、手前に阪口さんも映っていますがカメラが明らかに冨里ちゃんを中心に合わせてるようにしか私は見えないんですけど、なにか意味はあるのでしょうか。
深読みオタクはこういうことも気になってしまうので意味深なことするのやめて欲しい。

それはそうとここの花びらをすくいあげる瞬間の手首の柔らかさが好きです。儚い少女×花びらは最強だって、古事記にも書いてあります。

あと花びらをぶわっとした後、右手を肩に置くときの首の角度が好き。ここで首を上手く使ってるのに、更にその後の首をぐるんとするときは半回転になってるのがかわいい。

2:09

来ました、墓場2つ目。

舞う花びらへの余韻。からの両隣りと手を繋ぐ?までの一瞬の表情、仕草、絶対にスロー再生で見て欲しい。このMVの中で個人的に1番好きな冨里ちゃんはここです。
通常のスピードだとたった1、2秒程度の短さではありますが、この一瞬であの余韻を残すの多分無意識だから余計に恐ろしい。

彼女の歌い方にも通ずる話ですけど、本当に冨里ちゃんは1つ1つが丁寧なんですよ。本人のマイペースと真面目さが良くも悪くもそのまま歌にもダンスにも出ている。
自分の軸をちゃんと持ってる人がリミッターを外せたときのパフォーマンスの凄まじさ、私は知っています。大沼晶保さんって言うんですけど。

アイドル2年目に突入したばかりの子にリミッター外せなんて言いませんが、いつか彼女なりに自分のパフォーマンスの正解が出せたとき。きっとすごいことになると私は思っています。
推しメンへ期待しすぎることはプレッシャーにならないか少し心配ではあるけど、それだけこっちは魅了されているんだよってことだけ受け取ってもらえたら嬉しいな。

少し話は逸れましたが、とにかくこのシーンの冨里奈央さんが好きです。好きすぎて細かくここのこれのそれが良くて!とか言えません。全部が好き。YouTubeのスロー再生であれば0.25倍速でじっくり見て欲しい。
でもあんまり見すぎるといざ通常の速さで見たときここだけやたら冨里ちゃんがゆっくりに見える副作用が出る可能性があるので、そこは注意です。

2:14〜

早くも墓場3つ目登場です。
というかこの花びらが散らばった雰囲気が好きだし、冨里ちゃんに似合いすぎる。横顔綺麗。

胸鎖乳突筋って言うんですかね。ちょっと見えにくいけど首の筋が好きです。あと顔の角度。いやほんと、どこのシーンもそうだけど顔の角度が絶妙なんですよ。
隣りの阪口さんを見るに流石に角度まで細かく指定は入っていないみたいだし、自分でやってるんですよね多分。

う〜ん天才。 (親バカならぬ推しメンバカ)

2:29

ここは冨里ちゃんに限った話ではありませんが、腕を前にするときに手がスカートに触れてふわってなるのが好きです。

これに関しては少なくとも冨里ちゃんは恐らく完全無意識というか偶然の産物でしょうけど、アイドルにおいて偶然の産物はなんぼあっても良い。現に引っかかってるオタクがここにいますし。

あとこの直後にあるソロカット(厳密には後ろにも映りこんでるメンバーがいますが)!!
この人数で2列目でも、こうしっかり単体で抜かれることあるんですね。てっきりないのかと思ってたので嬉しい。

3:18〜

ただただかわいい。かわいい。目ぎゅっとしてる。かわいい。かわいいのに、スタイルが良いから引きで見たときのシルエットが綺麗すぎる。
パッと見て美しい…!となるけど、よーく見たらかわいい顔してる。かわいい。

かわいい

3:52

いや、こんなに抜かれることある?

最後の最後にびっくりだよ。これもう歌唱パートも終わった終盤ですよ。ダブルセンターのお2人にカメラがいくのは分かるけど。最後ダブルセンター以外でピンポイントで抜かれてるの、冨里ちゃんだけなんですよ。どうして…。
推しメンしか目で追ってないオタクの体感なんてたかが知れてるけど、やっぱり比較的ポジションにしてはよく映っていた方な気がする。

どれだけ映ってもいつ映っても、やっぱり顔が良いですね。顔が。顔が強い。儚い雰囲気がよく似合う。でも明るく笑顔な曲も似合うから不思議。

ダンスパートなんか特にそうですが、静止画で説明するにはあまりにも難しいけど好きなシーンは他にもあるので、とにかく騙されたと思って1度冨里奈央さんフォーカスで見てみてください。思ってるより、良い顔してます。
アンダー楽曲は切ない儚げな曲やクールな曲が多いイメージだったので、選抜落ちは悲しいけどそれはそれとして実はすっごく楽しみだったんですよね。期待の斜め上をいきました。

あぁあと、MVではあんまりシンメ感はありませんでしたが冨里ちゃんとあやちゃんのシンメ、個人的にはすごく好きです。2人ともばぶちゃんですが、クールなのもとっても似合う。そのギャップシンメ、たまりません。
身長差はありますけどそこはあやちゃんの身体全てを使った大きなダンスでカバーしてくれるでしょうし、ライブパフォーマンスではもう少しシンメ感ある振り付けが見れたら良いなぁ。

次々と5期生の中でもレギュラーを貰ったりユニット曲を貰ったりと活躍している子たちがいる中、現状冨里ちゃんが焦りや不安を抱いてしまうのは仕方がないとは思う。
でもこのMVでこれだけ映ってるのは、少なからず制作陣の中で冨里ちゃんに目をつけてる人が、期待してる人がいるんだと思う。だから常々言ってるけど、焦らずのびのび得意なこと好きなことを伸ばして欲しい。

あと関係ないけどtalk1日や2日送られてこないだけで離れていかないから、いちいち謝らなくて良いよ。ほんとにそういう所もどかしいというかいじらしいというか。
欅坂のオタクをしていたときに散々見てましたし、危なっかしいアイドルには慣れたと思ってたんですけどね。慣れるもんじゃないな。

冨里ちゃんには冨里ちゃんだからこその良いところがたくさんあるし、だから冨里ちゃん推しがこれだけ世の中にいるんだってこと、もう少し自信を持って欲しいな。
とりあえずMVの感想はレターじゃどう考えても文字数が足りないので、リアルお手紙として送り付けます。好きはちゃんと伝えないとね。

まぁ、MVの感想もラブレターも、どれだけ長々と細かに書いたところで結局オチは決まってるんですけど。今回のMVも特に好きなところを挙げてきましたが、総合の感想はただ一言ですよ。




ムカつくほど顔が良いな。



顔が、良い。本当に。パッと見たらかわいいのに、よーくパーツパーツ見るとイケメン。本当にわけがわからない。これが冨里トリックアート。
アイドルオタクなんて顔面に絆されたらもうオワリですよ。何してても全部かわいい。全部かっこいい。全部好き。そう、これが盲目。
だから今回のMVも全部好きです。関係者の皆様、メンバーの方々、お疲れ様でした。素敵な作品をありがとうございます。

冨里ちゃんにとって、この32枚目シングルの期間が有意義なものになりますように。自信を持って成長できたと言える時間になりますように。



以上、『さざ波は戻らない』MV冨里奈央さんフォーカス感想会でした。



P.S.

この記事を書き終えた後に見た、MV監督さんのツイート。どうやらたいぶ細かいところまで意味が込められていそうなので、ますますやたら冨里ちゃんが映っていた理由が気になりますね。
まぁきっと深い意味は無いんでしょうし、オタクの過剰解釈なのは分かっているのですが――。


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