『考えないようにする』を考えてみる
はじめに
この記事は乃木坂46さんの5期生楽曲『考えないようにする』を考えてみる記事です。あくまでもそういう受け取り方もできるところが好きだなってお話と、センターである推しメンこと冨里奈央さんへの想いを書き殴っています。
当たり前ですがMVが公開されるまでは聴かないようにしている方は、回れ右してください。
私の全ての記事に通ずることですが、1から100まで言ってしまえば私の妄想です。ただの憶測語りなので、「んなワケないじゃん(笑)」みたいなのはやめてください。泣いてしまいます。
なんでも許せる人向けです。よろしくお願いします。
そもそも、好きな人って?
さてさて、早速本題に入りますが皆さんはこの曲を聴いて歌詞を見てどう解釈したでしょうか。
普通にそのまま受け取れば親友の彼を好きになってしまった主人公の曲だ、と思うのが当然だと思います。私も最初歌詞をあまり飲み込まずに聴いたときそう思いました。
先に言っておきますが恐らくこれが正解です。今後メンバーがこの曲を紹介するときがあれば、似たような紹介文で言うかと思います。
それはそれとして、私はもう1つアナザーストーリー的な感じでとある解釈をしました。
もしかしたら、この手の内容に不快感を抱く方もいるかもしれません。少しでもうわってなったら、すぐに読むのをやめてください。
まずこの楽曲、片思いソングなのは明らかですが主人公は好きな人のことをあなたと呼んでいます。実は一言も「"彼"が好き」とは言っていないんですよね。
つまり、親友のことが好きと言う解釈も出来るわけです。あくまでも歌詞だけ見たらの話ですけど。
私が特にそう解釈も出来ると感じた歌詞を順番に紹介していきます。
これはどの解釈をするにしても私の中で1番引っかかっていた歌詞なのですが、親友なのに知らなかったなんてことあるんですかね。
きっと絶対ないことはないでしょうけど、歌詞を見るに主人公にとって親友とその彼は自分を犠牲にしてまで幸せを願っているぐらい大切な存在。
そんな関係性でありながら、(目を合わせ微笑み合ってたことは気付いてたみたいだけど)付き合っていることを知らなかった。どちらに好意が向けられていたとしても、もうこれだけで私は勝手にめちゃくちゃ胸がギュッとなりました。
そこで仮に主人公→親友だった場合でこの歌詞について考えたのですが、そもそも主人公自体が親友の恋愛話を避けてきたのでは?と。
誰だって好きな人が他の誰かのことが好きで話してるところなんて見たかないですし、この場合同性ですので余計に苦しいのではないでしょうか。
何となく分かってはいるけどハッキリと現実を突きつけられたくなかった、考えないようにしていたかった。だから親友の恋愛話から避けていた、と私は解釈しました。
これに関しては正直どっちに好意が向いていてもあまり変わらないですけどね。ただ、このたった数文字だけでここまで切なくなる1文も中々ないので私はすごく好きです。
これも正解は恐らくシンプルに付き合ってることを知ったときに、彼は好きになっちゃいけない人だって決めたが本来のお話だと思います。
でも、付き合ってるって知った歌詞がすぐ前にあって"あの時"なんだなって。"この時"じゃなくて。言葉の響き的にあの時の方が気持ちが良くて選んでるんだろうなと思いつつ、自分の1つの解釈として主人公→親友でまた考えました。
好きになっちゃいけない人なのはもう、言わなくても分かりますよね。同性でおまけに親友だから、相手は自分のことを友達として好きでいてくれている。恋愛感情を抱くのは裏切り行為のようなもの。
あの時というのは恋愛感情を自覚した時のことを言っていて、歌詞には入っていないもっと過去のことを言っているのではないかと。
"あの時"で検索すると「追憶めいたニュアンスを含むことがある」と出てきます。なので勿論、上記の恐らく正解なお話にも当てはまります。
そもそも、歌詞が近いだけでどれぐらい過去のことかは分かりませんし。言葉の響きも"この時"より空気感に合ってます。
何度も言うように、こうも受け取れるよという話です。
この歌詞を私の解釈で考えるのであれば、まずそもそも主人公の親友はあくまでも親友なんですよね。幼馴染とかじゃないんですよ。
つまりこれを高校生の曲だとした時、2人は高校からの付き合いで親友とその彼は中学からの付き合いの可能性だってあるわけです。
そもそも、女子2人男子1人の図って結構特殊じゃないですか。ただの私の偏見ですけど、こういうのって3人の幼馴染パターンか女子のどっちかと男子が幼馴染パターンのどちらかでないと起きない気がするんですよ。
親友はともかく彼のことはただの親友の彼表記なので、彼と主人公が長い付き合いとは読み取りにくい。仲は良いんでしょうけど。
よって、この歌詞も主人公→親友の解釈ができないわけではないと思ったところで続きの歌詞。
"余計に"辛くなってしまうのは、「どうせ彼より早く出会えていたとしても同性の時点で自分に勝ち目はなかった」なのでは。
この楽曲の全ての歌詞の中で私が1番胸が締め付けられる歌詞ですこれ。
まず主人公は、幸せそうな親友と彼を見て自分まで幸せな気持ちになっているんですよね。それはあくまで友達として見守ってるというのが無難な解釈でしょう。
でも、2人を見守っている間だけは親友のことも友達として幸せを願うことが出来てるんじゃないか、とも考えられます。このまま2人のそばにいれば自然と親友への感情も薄れていくかもしれない。
そんな淡い期待を抱いているのでは?
そうしてまた繰り返し同じ歌詞が来ますが、やっぱり苦しくてたまらない。心はまだ感情を抑えられない。そんな切ない片思いソング。
が、ほんとにあくまでもこっちの受け取り方もできるよねって話です。話したこと全部主人公→彼でも通じるのは分かりきってます。
それでもこの解釈もできることが好きなのは、私自身がこの解釈における主人公と同じ部類に入るからです多分。こじつけに過ぎませんが、そうも受け取れる儚い優しさがすごく心にクるんです。
決して推しメンに異性を想う楽曲のセンターをやって欲しくないなんて激キモ思考から来てるわけじゃないです!ほんとです!!
事の発端であるあなた呼びだって、まず主人公がだいぶ文学少女ちっくなので好きな彼のことをあなたと表現しても何もおかしくはありません。
本当に、重ね重ねになりますがただのオタクのこじつけ解釈なので指さして笑わないでください。泣いてしまいます。
それはそれとして、(多分)行き場をなくしてしまった恋心を舞う葉っぱの着地に比喩してるレベルの繊細で綺麗な心を持つ主人公の楽曲センターが冨里さんに当てられたの、大大大正解すぎて涙止まりません。
苦しいけど幸せでもある、自分さえ我慢すれば良いと思うその自己犠牲心、何もかもが冨里さんに合いすぎてもはや怖い。もしかして秋元先生、冨里さんのこと好き???(????)
冨里奈央さん、本当におめでとうだよ
私、推しメンが正規センター楽曲与えられるの初めてなんですよね。今まで夢見ていたとはいえ、いざそうなった時のことが何も想像できなくて。
今回事前に冨里さんがセンターなんじゃないかって例のインタビュータイトルからほぼ確として予想されていたけど、私は正直なんであれがセンター確定に繋がるのか分かりませんでした。
1曲1曲大切に歌い表現してくれる推しメンです。そんな冨里さんならセンターであろうがなからうが関係なく5期生楽曲に対して強い気持ちは持ってるだろう、と思っていました。
雑誌発売のタイミング的に勿論多少そうだったら幸せだなとは思っていたけど、あまり期待はしていませんでした。
なので今朝寝起きで考えないようにするを再生したとき、1番最初に耳に飛び込んできたのが推しメンの歌声で一瞬にして目がクワッとなりました。
寝起きだったのもあり聴き間違いかもと何度か聴き直したけど、何度聴いてもやっぱり推しメンの歌声。私の大好きな優しい歌声。
あれ、もしかして、ほんとにせんたー…?
そんなふわふわした気持ちのまま出勤し、仕事中に何度も何度も聴いていたらじわじわと実感が湧いてきてぽろっと涙しました。
ようやく実感できたとき、自分自身の嬉しいという気持ちよりとにかく冨里さんへおめでとうという気持ちがドカンと来て。
改めて私ちゃんとこの子のこと好きだったんだなって再確認できましたし、込み上げてくる幸せに口がふにゃけまくりでした。泣いてんのに。
私は、冨里奈央さんの繊細な所がすごく好きです。いつも笑ってるけど、その笑顔の裏に色々隠してる彼女の儚さが好きです。
でも冨里さんはやっぱり笑顔が印象的だから、もしもセンター楽曲が与えられたとしても17分間みたいな曲になるんだろうなと思ってました。
勿論それはそれで構わないのですが、いざ与えられたのがこんなにも繊細で優しくて、ちょっぴり強がりな楽曲で。私の好きな冨里さんの要素が、たくさんたくさん詰まっていて。
こんなに幸せなことあって良いんだろうかって思うし、こんなに幸せにしてくれてありがとうという気持ちが大爆発しました。
冨里さんを応援しようと決めるまで、それはもう悩んだけど。あの時の選択を間違えなくて良かったと、心の底から今思えています。
だからこそこれからも冨里さんが見せてくれる景色を後ろからこっそり一緒に見させて欲しいし、幸せでいて欲しい。
どうか『考えないようにする』が多くの人に愛される楽曲になりますように、少しでも良さを伝えられるよう私も本人からのお言葉を受けた上でまたちゃんと聴き込みます。
改めて、冨里奈央さん。たくさんの幸せをありがとうございます。冨里さんの周りが、幸せで溢れていますように。
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