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俯瞰できない人々

ツイッターで「Deep State」というワードで検索すると、今問題になっているロシアとウクライナにおける紛争は、プーチンによるdeep state潰しである、と解釈されている人(工作員もいるかも)が何人か書き込んでいる。

次の投稿はなおさらその思いを激推しするだろう。

今だにプーチンが正義の味方的存在だなんて思っている人がいるんだね。

それともみんな工作員?

もし本気で彼が、deep stateと戦っているなんて思っているのなら、アメリカの赤組対青組という八百長劇を何にも理解できていないということになる。

ただ、赤組の「Q」が投稿した記事がすべて嘘だったなんて思ってしまった人々も多いだろうが、これもまた愚かな判断である。

現実的にウクライナという国は、かつての青組と共にあった国。いや、今でも一部の富裕層に支配されている。

英米情報機関、秘密作戦計画でウクライナを支援=ウクライナ情報機関元職員

転載 『英米の情報機関は、ウクライナの情報機関であるウクライナ保安庁の秘密作戦計画と、実施に向けた人員訓練に直接関与している。ウクライナ保安庁元職員のワシリー・プロゾロフ氏が25日に発表した。

スプートニク日本

「2014年以降、米中央情報局(CIA)職員がキエフにいる。彼らは治安機関の隠れ家や郊外の家にいる。だが彼らは頻繁にウクライナ保安庁の中央オフィスを訪れ、例えば、具体的な会議や秘密作戦の計画を行っている」

プロゾロフ氏によると、米国防情報局(DIA)を代表してハリー・レイド氏も訪れたことがある。

また、2016年には英情報機関の秘密情報部(MI6)からも職員がウクライナ保安庁に訪れたという。

プロゾロフ氏は、ウクライナの治安機関には非営利団体で米シンクタンクのランド研究所などの外国団体からの職員も多くいると述べる。ランド研究所は、米軍や米政府、情報機関を含む幅広い分野で取引を行っている。』


話は少し外れるが、次の記事に注目。

肥料の原料「硝酸アンモニウム」の世界最大の輸出国であるロシアが、輸出を停止

一部抜粋 『この硝酸アンモニウムというのは、Wikipedia によりますと、日本では肥料の原料としてはほとんど使われていないようなのですが、世界各国では肥料の原料として広く使われているもので、そして、この硝酸アンモニウムのロシアの輸出量は世界一であり、生産量も世界一です。』


日本肥料アンモニア協会

一部抜粋 『窒素は、空気中には約80%も含まれていますが、植物は、このガス状窒素をそのまま吸収することができません。植物が一部のタンパク様物質を吸収するという報告もありますが、吸収の主体はアンモニウムまたは硝酸の無機態窒素です。
空中の窒素をアンモニアの形で固定する方法がアンモニア合成です。アンモニア合成では水素が不可欠であり、水素を作るための化石燃料が必要となります。合成されたアンモニアは、窒素肥料や窒素を含む複合肥料等の原料として使われます。
化学肥料は、窒素、リン、カリの三成分を含む肥料が大勢を占めています。窒素肥料は先ず、空気中に約80%含まれる窒素ガスを原料にして、これと水素を反応させて合成アンモニアを作り、つづいて、合成アンモニアをもとに窒素量やその形態の異なる多様な肥料ができます。なお、窒素ガスは植物には直接吸収されないことから、ドイツのハ-バ-とボッシュによって開発された窒素ガスと水素の反応によるアンモニアの合成法が高く評価されたのです。また、水素は天然ガス中に含まれる水素を利用できるので、天然ガス由来のものが一番廉価な原料といわれます。 』

窒素肥料そのものも減るし、作ろうと思っても天然ガス供給が減るため思うようにならず。

水と空気からアンモニア  「身近にある水を原料に使い、環境への負荷が少ない常温、大気圧で合成できたのは世界初」

画期的なアンモニア合成法

太陽光と“海水”と空気から常温・常圧下でアンモニアを合成!
光触媒として最高レベルのアンモニア合成性能

メディアはここ日本の技術が世界の中でずば抜けていることをたいして報道しないよね。

以前紹介した記事  CO2を“化学品”に変える脱炭素化技術「人工光合成」

エネルギーと環境を考える、G20初の合同会合~日本主導で合意した“協働”の中身とは?

日本発の革新的なCO2削減対策を世界へ~「カーボンリサイクル産学官国際会議」

COPなんちゃらなんてみんな八百長なわけ。

日本の技術は、今や他国に引けを取っているかのごとぐ報じるが、真実は違うんだよ。






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