ユリ
私にとって嫌〜な神社であった大神神社も"今は昔の物語"って感じです。
「サイ」の言霊は強くグーッと一箇所に押し込んでゆく、挿し込んでゆくベクトルです。
「狭井」の「井」は逆になり真実ではありません。
「サ」は神聖さを示しているなんて書かれていたりするかもしれませんが、この場合は違います。
https://isagawa-jinja.jp/omatsuri/saikusa/#linktop
昔、狭井川と呼ばれる川の岸辺にたくさんの「サヰ」が咲いていたのでこう呼ばれるようになったとか。
「サヰ」とはヤマユリのことです。
ササユリはとても美しいですね。
「サヰ」を頭で読めば、「聖なる泉」を連想する。
実際、狭井神社には、「薬井(クスイ)」と呼ばれる霊泉がある。
「三枝」(サイグサ)は幸草である。
しかし、言霊のベクトルは強力な下降ベクトルで閉じ込める力が働く。
つまり、「巾」がグッと一緒に下降、三位一体の力が「666」状態ってことです。
「三輪」は◯◯◯であり、一つにギュっと縮まるベクトルが生じます。
「三」と「サヰ」と「川」
結局、「666」状態を示していたんです。
ユリは「百合」であり、地中の鱗片がギュっと寄り集まったベクトルです。
それが芽を出し、地上に出て、そして「花」を咲かせます。
その花は「白百合(サユリ)」です。
「サユリ」でなければ立ち上がり咲くことができません。
同じ「サ」を持つ「サヰ」と「サユリ」ですが、正反対のベクトルと共にあるのです。
ここが大事なところです。
裏の者達にとっては。(今は昔の物語)
西洋でも「ユリ」は宗教に絡んでいる。
誰でも知っているのが、「受胎告知」におけるユリですね。
大天使ガブリエルがその時に手にしているのが「ユリ」です。
「ユリ」は聖母マリアの象徴であるとか、女性の純潔の象徴であるとか、いろいろ言われております。
一部抜粋 『宗教画で、特に聖母マリアを象徴して描かれるユリの花は、純潔の象徴として「おしべ」が描かれないことが多いのですが、上のレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知では「おしべ」が描かれています。』
「ユリ」、いや、「白百合」は、以前、裏の者達の封じ込められていた女神が解放されて本来の有り様に戻った時の姿を示したのですから、創造女神たる彼女に創造において、男は必要なかったのです。
ですから、ダビンチの「受胎告知」に描かれたマリアは金星の女神であったのでしょう。
横溝正史の推理小説に「由利麟太郎」なる主人公探偵がいる。
『ともし火の ひかりに見ゆる 左由理婆奈(さゆりばな)
由利(ゆり)もあはむと おもひそめてき』 (万葉集)
歌の由利(ゆり)は、現代の後(のち)の意味。
「由利麟太郎」は「サユリ」ってことです。
言霊も立ち上って咲くベクトルです。
笹ユリの「笹」には左回りに動くベクトルがあります。
能の物狂いは必ず手に笹をもって出てくる。
角と四
日本の伝統の中には、必ず「建前と本音」が示されています。
今日はこの辺で。
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