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乳酸菌

今まで何度も乳酸菌について書いてきました。
いつも見て下さっている方にとっては食傷気味でしょうから、ここで終わりにして結構です。
今回の記事は総まとめみたいなもんです。

何度も言ってますが、腸活だ、善玉菌・悪玉菌なるお話はほとんど宗教のようなもんです。
いや、"信じるものは救われる"ならまだいいですが。

今まで書いてきたことでわかるでしょうが、日本人って、「建前と本音」をうまく使う名俳優ぞろい。
根底に「悪意」がひそむ会社さえある。

普通一般的には、「うまく生きる」ために"是非"を捨て去り、恥ずべき行動を日々続けているって感じです。

さて、よく乳酸菌◯◯億個入ってます的食品があります。
こんなキャッチフレーズに惹かれる日本人ってどのくらいいるの?

乳酸菌を意識して食品を摂っている人って多いのだろうか?

一部抜粋  『理研によるSTAP細胞の研究はそもそも、熊本大学の乳酸による細胞の初期化なる論文が基いなのです。
簡単に説明すると、細胞に乳酸を注ぐと、細胞の初期化が起こるということ。つまり、細胞にとって乳酸は毒であるため、その毒に平気な細胞に作り変えるため一旦、初期化するということなのです。
この論文は多くの人に読まれてはいけない論文でした。
そんな論文に注目し、いやそれどころか、日本人の多くが注目を向けるような案件を作り出してしまったのです。
もしSTAP細胞の裏に乳酸の毒性があることをみんなに知られたら大変なことになっていたのです。
いや、それだけでなく、「がん」というものの本当の正体もがバレてしまうので、このSTAP細胞という案件は絶対に潰さなければならなかったのです。
これが真相なのですよ。』

発酵食品と呼ばれる物は、本来、麹菌という存在が無かったら、単に保存食品というネーミングが一番合っていた筈です。

https://www.nichireifoods.co.jp/media/17400/

一部抜粋 『ぬか床を混ぜることなくそのままにしておくと、一部の菌が発酵しすぎてぬか床の菌のバランスが崩れ、味が落ちたり、いやなにおいが発生したりします。菌のバランスを保つためには、毎日かき混ぜて表面と底の菌を入れ替える必要があるのです。』


余談:発酵食品の主要な香気成分「ジアセチル」

酵母乳酸菌などの微生物による発酵の際に生成する』
『ジアセチルは強いバター様・チーズ様の匂いを持ち、低濃度では蒸れたような匂いを発する。』
清酒の醸造において、発酵途中での細菌汚染を腐造、濾過工程後の乳酸菌汚染を火落ちと呼ぶ。清酒酵母はジアセチルの還元能力は高いが、腐造や火落ちにより生じるジアセチル臭は「つわり香」「火落ち香」と呼ばれ、あってはならないものとされている。アセト乳酸生成を早期に終結させる、アセト乳酸の分解に要する期間を十分にとるなどの方法によりジアセチル臭発生を制御している。また、濾過後の酵母の添加や過酸化水素・活性炭処理などによりジアセチルを除去する方法も採られている。』


本当は、酸素を供給しないと、乳酸菌の活動が(酪酸菌もそれなりに)盛んになり、よって乳酸成分が増加するので酵母菌は死滅してしまうのです。
それにぬか床はベチャベチャになりますし。

https://www.kyuchan.co.jp/company/news/image_pdf/2207_nukadoko_presen.pdf

一部抜粋  『糠床の菌叢は上下層の違いよりもむしろ使用した糠種と管理方法の違いで形成されることが確認されました。また、上下層間の乳酸菌種の分布の違いは、かき混ぜの有無による酸素の供給に起因すると推測されました。さらに、
かき混ぜを実施しないことで、糠床上層の真菌叢は限られた菌種により占有されることが確認され、その菌種は変敗酵母 (Wickerhamomyces anomalus) である可能性が示唆されました』

常識なんてこんなものです。
否、それどころか、科学的証明、つまり、エビデンスなるものも、企みの者達にとって都合のいいように作られているのが現実です。


いきなりですが、皮膚表面の皮脂膜のpHは、4.5~6.0の「弱酸性」です。皮膚表面の「弱酸性」は、汗の中に含まれている乳酸や皮膚表面の脂肪酸などによって与えられるものです。これによって、雑多な細菌が増殖できないのです。当たり前ですが、乳酸菌はでかい顔して生きております。話は少しずれますが、脂臭のニオイの原因成分「ジアセチル」は、汗中の成分「乳酸」からつくりだ出されます。そんな成分を作ってしまう表皮ブドウ球菌は、乳酸菌のように弱酸性の環境が棲みやすく、自分でその環境を作り上げることもする。一頃のコロナ騒動時によく除菌剤シュッシュッやゴシゴシ手を洗うことがよく見られましたが、これによって表皮ブドウ球菌が減少し、肌が中性から弱アルカリに傾き、中性性を好む黄色ブドウ球菌が増殖し、結果、肌トラブルを起こすことにつながったのでした。いや、それだけではすまなかったと思いますけど。(なんたって、黄色ブドウ球菌ですから)

言っておきますが、どこかの商品の言うように、"弱酸性がお肌にやさしい"、というわけではありません。本来なら弱アルカリ性のほうがお肌にやさしいのです。
ただ、弱酸性状態にしないといけないからです。
お臍や耳の中、膣内等が酸性に傾いているのは、雑菌が繁殖しないように、体内に侵入しないようにです。

こんなところでも乳酸菌は生きておりますよ。😂

話がずれますが、温泉における「弱アルカリ性温泉」は源泉かけ流しタイプじゃないと雑菌ウヨウヨ状態かもよ。(皮脂も溶けるし⇒よくお肌ツルツルとか言ってますが、単に皮脂が溶けただけのこと。カラダを石鹸等でゴシゴシ洗った後に長湯すれば、かえって健康を害するかもね。)
逆に、酸性度が強ければ雑菌も生きて行けませんが、人体にも強烈です。
あまり長湯しませんように。

だいぶ長くなってきたので、結論的書き込みにいたしましょう。

つまりですね、発酵食品=健康食品では無いのです。

酸っぱくなったキムチには乳酸がたっぷりってことですが、あなたは美味しく感じますか?

前にも書いておりますが、そこそこの乳酸ならどうってことはありません。
でもね、許容量ってもんがあるんですよ。

それにですね、口から入る分ならまだ対処できますが、大腸の中でたくさん作られたら大変なんですよ。

現在、大腸まで届く特別な乳酸菌が大売出し中です。
芽胞菌の遺伝子が入れ込んである乳酸菌や特別なカプセルに包まれているもの等あるようですが、私は絶対に口にしません。

腸活、腸活って言いますが、逆に本来のバランスをぶち壊し、使えないぬか床状態に自分から導いているんですよ。

本来、悪玉も善玉も無いのです。
人間は草食動物ではありませんので、大腸には基本、もう必要もないカスが届く場所です。
難消化性物質を細菌群に消化してもらう必要は基本無いのです。
いや却って毒素が多く作られてしまいます。

(還元水飴が何でもかんでも入れられている理由 - 悪意)

善玉、悪玉コレステロールというお話が大嘘であったように、いいかげん、善玉菌・悪玉菌という大嘘から脱出するべきです。

乳酸菌は人間にとって完全なるYesでもなければ、完全なるNoでもないのです。
老師の「無為にして為さざる無し」的考え方で丁度よいのです。



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