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相楽(サガラカ、サガラ)

昔、木にぶら下がって死のうとしたが、失敗した女性がいた。
その土地の名前を「相楽(サガラカ)」という。
現在の京都府相楽群である。
本来、古代日本に首吊り自殺や縛り首の刑も基本無かったらしい。

タロットカードの12番目のカードは「吊された男」である。

一部抜粋 【吊された男(つるされたおとこ、:The Hanged Man〈ハングドマン〉, :Le Pendu)は、タロット大アルカナに属するカードの1枚。吊し人(つるしびと)、吊られた男(つられたおとこ)、死刑囚(しけいしゅう)、刑死者(けいししゃ)とも呼ばれる。

カード番号は「12」。前のカード(11)はウェイト版が「正義」、マルセイユ版が「」。次のカードはウェイト・マルセイユの両版とも「13 死神」。】 『余談 「11」は終わりの数、「13」は削られる数。 Ⅺ、Ⅻ、ⅩⅢ⇒ⅠⅩⅠだけが調和がとれるよね。14はⅩⅣです。ちなみに、キリストは12番めの男ってこと。』

ウェイト版タロットでは描かれている人物は北欧神話の最高神・オーディンをモチーフにしている。オーディンはルーン文字の解読方法を知るために世界樹・ユグドラシルの枝から9日間にわたり首を吊り続けたが、縄が切れて一命を取り留めたと神話では伝えられている。】

一部抜粋 【ユグドラシルの根元にあるミーミルの泉の水を飲むことで知恵を身に付け、魔術を会得した。片目はその時の代償として失ったとされる。

また、オーディンはルーン文字の秘密を得るために、ユグドラシルの木で首を吊り、グングニルに突き刺されたまま、9日9夜、自分を創造神オーディンに捧げたが、このときは縄が切れて命を取り留めている。

オーディンとは本来この創造神の名前であり、最高神オーディンは、その功績から創造神と同じ名で呼ばれるようになったとされている。

この逸話にちなんで、オーディンに捧げる犠牲は、首に縄をかけて木に吊るし、槍で貫く。なお、タロットカードの大アルカナ XII 「吊された男」は、このときのオーディンを描いたものだという解釈がある。

棲処は神々の世界アースガルズにあるヴァーラスキャールヴであり、フリズスキャールヴに座り、世界を見渡している。】

「吊された男」の頭は光り輝いている。
ぶら下がることで「知恵」を得たのである。

キリストは十字架に架けられて死と再生を行う。
大国主は木の股で死と再生を行う。

アッティスも樅の木に吊るされる神話がある。

相楽の読み方、「サガラ」「サガラカ」は逆さまで吊り下げられた状態(下降ベクトル)を示す言霊である。
ただ、「相楽」という漢字を当てていることから、その景色が「楽」状態であると言いたいのだ。
あくまで、企みの中でのバカ話ですが、金星を示してもいるんです。(実際、ひふみの真中には、翁たる力があるんですけどね)

横溝正史の推理小説に架空の私立探偵「由利麟太郎」が登場する物語がある。

由利麟太郎という名前は、すぐにわかるだろうが、ユリの球根と花が隠れている。
「ゆり」は鱗片の多数集まった球根から井出て咲く花。
「麟」の鹿は「サカ」と「6」を併せ持つ。右辺は「憐れ」と「隣」を意識させる。そして、「米」は光り輝いている状態。プラス、三日月が出ルのである。

ユリは「サユリ」でないと咲けない。上昇できない。
ですから、古代日本ではヤマユリを「サヰ」と呼んだ。
「サヰ」は聖泉でもある。
「サヰ川」が三輪山のふもとを流れている。そこには「狭井神社」があり、「薬井」(くすい)という霊泉が湧く。

奈良の率川(イザガワ)神社では6月にユリ祭があるらしい。三枝(サイグサ)祭ともいうらしい。
建前では、幸い草(下降ベクトルだけれど)から来ているということになっているが、実際は「三位一体の力」が「666」状態であることを示している。

さて、「蝶々殺人事件」に相良千恵子という人物が出てくるんですが、後に彼女と結婚をするのです。意味は説明しなくてもわかりますよね。

面白いでしょ。

よく神社には大きな杉の木等が植えられています。神の依代と思ってもいいでしょう。

ただ実際は、と言ってももう過去のことですが、社の「塞神」は封じ込められていて身動きが出来なかったのです。そして、天上にいたのではありません。つまり、神が天降るなんていったら、そいつは社の神とは別物ということです。

お守りに依り憑くのも別の神、お神輿に乗り込むのもまたしかり。

まあ神社の表看板の神がそれを具現化していると考えればいいのでしょうが、現実にそんなことはおこりません。そんなことが簡単にできるのは、逆十字の御霊である「金星のミカ」と「土星のオロチ」だけです。

人々の愚かな欲望は、逆十字の御霊を盛んにさせ、この世のベクトルを下降ベクトルにさせ、蛇の力は首をもたげ、上昇できたのでした。uru uru

ああ、さかしらの行く末を今見たり。





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