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【57本目】Fine Track

Fine Trackというメーカー

 今回は、ファイントラックという衣料品メーカーについて記事にいたします。というのも、このメーカーの衣料品の出番が非常に多いためです。
 理由は二つ、汗処理性能とメンテナンス性の高さです。後述しますが、ドラウトシリーズの汗処理性能が非常に魅力的です。メーカーが店舗やカタログに添付するくらい、水分の拡散性能に優れています。水分の拡散性能に優れるため、暑いときには水をかぶって体を冷やしつつすぐに乾かすことができます。そして寒いときには汗処理をすぐにしてくれるため、汗冷えを防いでくれます。

値段は高いがモノはいいを地でいく

 基本的にいいお値段します。1万円越えはザラです。
 しかしモノは本当にいいと思います。ファイントラックさんの稼ぎ頭はドライレイヤーとのことですが、個人的にこの夏の1軍選手はアウトレットのドラウトゼファーとヤマップ別注カミノパンツライトです。
 ドラウトゼファーの紺色をアウトレットで購入しました。以前にもドラウトゼファーの赤色を持っていましたが、赤色のため日常使いにはしづらく、出番は少ないまま廃棄しました。
 しかし、今夏、ネイビー色がアウトレットで見つかったため注文して使ったところ、これが大当たりでした。ネイビーなら普通のインナーシャツとして使えるためです。速乾性能には文句がありません。
 というのも、仕事柄、早朝に運動してエアコンの効いた部屋に1時間近く停滞するなどざらです。部活動のある学校の先生をイメージしてくれるといいと思います。メリノウールのインナーも試してはみましたが、盛夏にはやはり暑く、化学繊維ならではの水をかぶった際の冷感が得られません。
 ドラウトゼファーは化学繊維のため濡らした際のひんやり感があります。そして
洗濯は洗濯機にポイでOKです。一人暮らしにとってこの手軽さは相当強い判断基準になります。モンベルのメリノウールも値段が安くて素晴らしい製品なのですが、着た状態で水をかぶったときの冷感はあまりありません。メリノウールの特性が裏目に出る好例だと思うのですが、暖かさも冷たさもじんわりとやわらげます。
 化学繊維は濡らせば即冷たく、乾きも速いです。この速さが、運動して濡れた状態でエアコンの効いた部屋で滞在するときに役立ちます。運動した後に水をかぶって涼しく、エアコンの効いた部屋できたまま乾かすことができます。

ドラウトシリーズが出色

 上記のように、速乾性のありがたさは、「乾かせる場所」での圧倒的なアドバンテージになり得ます。
 夏は涼しく、冬に暖かく過ごすのに、速乾性ウェアは欠かせないと思います。汗冷えが登山者の悩みであるように、すぐに乾くなら水で冷却できる夏は涼しく、汗冷えの強力な冬はすぐ乾くウェアが心強い味方になってくれます。
 このような速乾性の源が、ドラウトシリーズの水分の拡散性能です。カタログにもドラウトシリーズの布地を添付するほど、メーカーも思い入れがあるのだと思います。
 実際、このドラウトシリーズの布地の水分拡散性能は素晴らしく、本日くもり、気温約30度、微風、湿度は8、90%の状態でも、1時間あれば濡らした後で着たまま乾きます。今日は野球の試合の審判が2試合ほどあったのですが、スポーツウェアのみよりも、かなり快適に過ごせたと思います。
 冬用のドラウトクローも昨年アウトレットで購入しましたが、冬場のランニングなど、発汗量の多いスポーツをしている方こそその水分拡散性能の高さを実感できると思います。とにかく乾くのが速くて不快な時間を短くできます。

ミレーのアミアミとの重ね着が今のベスト

 このドラウトシリーズですが、正直、同じファイントラックさんのドライレイヤーとの重ね着よりも、ミレーのドライナミックメッシュというインナーとの重ね着が今のところ相性がいいです。
 ミレーのアミアミのインナーはとにかく汗や水分を体から引き離す性能に優れており、それこそ水をかぶっても肌に水分が残りません。前述のドラウトシリーズの下にきて、水をかぶると、真夏でも肌はドライでも風が吹けば涼しい、という状態が外で確保できます。熱中症予防に、なかなか役立っています。

まとめ

 今のところ、ファイントラックのドラウトシリーズが活躍している記事を書きました。
 兎にも角にも速乾性能、水分の拡散性能が素晴らしいためです。
 洗濯機にポイできるのも非常に大きいですし、速乾性が高いため、夜洗濯して朝また着ることもできます。
 値段が高めなのでモンベルのジオラインシリーズなどで代用はできると思います。しかしながらそれでもファイントラックの運動中の快適さという特徴は目を見張るものがあると思います。
 ここまでお読みくださりありがとうございます。明日も良い1日をお過ごしください。

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