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ひびきのふしぎ𓂃②



あわいの中に浮かぶ声 浮かぶ色
心を超えて生まるるは
人の音 時を超え 響き合う

𓏧𓏧𓏧𓏧𓏧𓏧𓏧𓏧𓏧𓃹

これは
自分の歌を歌い始めた頃に
一番初めに描いた私の歌です


この歌が出来たとき
不思議な歌を書いたなぁと思いました

その時に読んでいた本の影響もありました

〝あわい〟という言葉は
能楽師の安田登さんの著書『あわいの力』という本を読んで知りました

【あわいとはこの世とあの世をつなぐ境界】

という意味で 言葉の音が素敵だなぁ
と思い 歌の創作に繋がりました
𓂂𓂂𓂂本も素敵ですので
   ご興味のある方は是・非𓂂𓂂𓂂𓂂

この世とあの世は繋がっていて
同時に存在している
そんなことを感じたり思ったりするようになったのは一つの体験から来ています

私は生まれてからしばらくは身体が弱く
入退院を繰り返していました
((今はお陰様ですっかり健康体です)))
2才くらいの頃に息を引き取り
あの世へ逃げ帰ったことがあります

真っ白な世界をひたすら走って
とにかく何処かへ向かっていたら
そんな私を見つけた誰かに
『まだ来てはいけない。帰りなさい。』
と言われて舞い戻ってきた
そんなよく聞く臨死体験です

私に色々な氣づきを沢山与えてくれた大切な体験です

その他にも 幼い頃から10代に入るまでは
思い返せば遊び相手が
目に見えない存在であることが多く
完全に不思議な時空間を行き来していました

そんな自分を思い出し
描いた歌が 『あわい』
となりました 

自分の歌をどんどん作るようになり
ライブをしてゆく内に
一つのことに氣づきました

〝声に自分の状態が表れる〟


私にとって歌は楽しいだけの表現ではなくて 何か意味のあるモノのようで
どんなことを私は歌う?どんな状態で?
色々と氣づいて考えるようになり
自己と向き合う日々が始まりました

そうして私のステージは
ライブハウスではなく人の氣配があまりない自然の中に移って行きました


歌を書くことがあまり出来なくなっていた頃にカタカムナと出会えたことは
私にとってほんとうにありがたいことでした

仕事の休みが来れば車を飛ばして天川の奥地や宇陀や天理の龍神さんのいる場所へゆき歌の時間を過ごしていたのでした 

🝮


𓏧𓏧𓂃𓂃𓃹𓈒𓈒𓈒𓂂  続く

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