![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99323027/rectangle_large_type_2_b1639a534e46dda624329e556e454f1f.jpeg?width=1200)
第1520回 ロビンという名の野鳥
①https://jp.123rf.com/photo_84869004_%E6%B0%B4%E5%BD%A9%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3.htmlより引用のロビン
私にとってロビンといいますと、頭に浮かびますのが、イギリスの動揺マザーグースに登場いたします「クックロビン」を思い出します。世界には英名にRobinという名前がついている鳥が九十五種ほどいます。全世界に分布して、色んなところで人の心を癒やしています。その多くはスズメ目イワヒバリ科の鳥とスズメ目ヒタキ科の鳥で、可愛い鳥に名付けられることが多いみたいです。澄んだきれいな鳴き声の鳥に名付けられています。そんなロビンの仲間は日本にも生息しています。
②-1.https://zukan.com/jbirds/internal15026より引用のヨーロッパコマドリ(体長約12.5〜14㌢)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48039423/picture_pc_f9d88974ca81102390b92395c5e635b0.jpeg?width=1200)
②-2.https://www.birdfan.net/2005/06/03/1130/より引用のコマドリ(体長約14㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48056685/picture_pc_7ad35968cd03f057400c521b78b32823.jpeg)
②-3.https://www.birdfan.net/2019/06/21/71683/より引用のアカヒゲ(写真はオス、体長約14㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48056734/picture_pc_3777ba71e1970240c185d1bd4fd14ba7.jpeg)
①の項で挙げていた『ロビン』が、この②-1.の写真のヨーロッパコマドリです。マザーグースの童謡やヨーロッパの童話に数多く登場します。ミソサザイが、奥さんであったり、またキクイタダキと王様を競い合ったりします。日本にもコマドリがいまして、やはりジャパニーズロビンの英名があります。また、動物学者のシーボルトが来日して、コマドリと小種名の名付けをとり違われたアカヒゲもやはりロビンの仲間です。コマドリとは近種にあたり、その生息域である琉球地方にちなみ、英名をリュウキュウロビンの名付けです。
③-1.https://www.birdfan.net/2017/07/07/54067/より引用のコルリ(写真はオス、体長約14㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48056576/picture_pc_cdb3bdf4bed38e3da37c44b0662e4ddf.jpeg)
③-2.https://www.birdfan.net/2019/12/13/75617/より引用のルリビタキ(写真はオス、体長約14㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48056609/picture_pc_fd14f32d93fbef9d944db6691560b70f.jpeg)
③-3.http://nature2-birds-world.travel.coocan.jp/sikityo.htmより引用のシキチョウ(写真はオス、体長約19㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057267/picture_pc_cd00aa16c80778765dda30d13ade4788.jpeg?width=1200)
英名で『ロビン』と名前が付くのは、コマドリの仲間だけではありません。『ロビン』と名付ける理由には、さえずりの上手な野鳥につけられます。その上手な『ロビン』の仲間にはヒタキの仲間がいます。日本で見られるヒタキの仲間には、③-1.の写真のコルリと、③-2.の写真のルリビタキ がいます。この二種は三鳴鳥のオオルリの仲間です。しかし、オオルリやジョウビタキなどは『ロビン』は付きません。③-3.の写真は中国に生息するシキチョウです。この鳥もヒタキの仲間です。
④-1.https://ebird.org/species/cobrob1?siteLanguage=jaより引用のアリサンヒタキ(写真はオス、体長約12㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057328/picture_pc_8617fa22552de5c70bf0efe3e59ea497.jpeg?width=1200)
④-2.https://www.pinterest.co.uk/pin/146789269088809963/より引用のオオツグミヒタキ(体長約21.5㌢)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057367/picture_pc_a7ad034972748726528048ce42830a41.jpeg)
これから紹介いたしますヒタキの仲間は、前項のヒタキの仲間が青いのに対して、どちらかと言えば、コマドリのような色合いのヒタキの仲間といえます。しかし、さえずりは上手です。④-1.のアリサンヒタキは、台湾の固有種で高山に生息します。さすがは『ロビン』の仲間には高山に棲むイワヒバリの仲間もいるのです。また④-2.のオオツグミヒタキもイワヒバリの仲間で、なおかつその体長は約30㌢にも達しそうな大きさです。ツグミを大きく分けると、ヒタキの仲間になります。
⑤-1.https://www.birdfan.net/2016/05/20/43613/より引用のソウシチョウ(体長約15㌢)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057972/picture_pc_2a832c6b87ea850f7571b88f0b202275.jpeg)
⑤-2.http://yagashiwa.web.fc2.com/costa_rica/turdidae/claycolored_thrush.htmlより引用のバフムジツグミ(体長約23㌢)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057885/picture_pc_e31b6ca20f8d62a2d6b5d7ca499bf934.jpeg?width=1200)
⑤-3.http://oregontori.blogspot.com/2011/08/american-robin.html?m=1より引用のコマツグミ(体長約23〜28㌢)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48057937/picture_pc_299e16fa682a673b924b21465dd76bd9.jpeg?width=1200)
外国の野鳥が続きますが、私はこの外来種の⑤-1.のソウシチョウも『ロビン』の仲間とは知りませんでした。ソウシチョウは中国南部に生息しますが、英名はペキンロビンだそうです。⑤-2.のバフムジツグミもやはりこのメキシコからコロンビアに生息するのでイワヒバリの仲間です。身体の大きさも程よい大きなもので役割30㌢あります。今までの仲間の中では一番地味な色です。最後の⑤-3.のコマツグミは、お腹の色はコマドリですし、この鳥の英名はアメリカンロビンです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?