見出し画像

第1848回 いろんな鳥 ⑴

※https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/saramihh/entry-11727875631.htmlより引用の変わった鳥のイラスト

   この世の中には、普通の鳥の容姿をしていても、仕草が変だとか、なぜそんな食べものだけでいけるの、その名前は何処から付いたの、恐竜から鳥のに変化したんだの代表的な鳥とか、鳥でも浮気をするの、何を食べたらそんな匂いを出せるの、そんなに大きいのに器用なことする、またそんなに大きいのに、意外と軽い、小さな鳥として有名だけど…、鳥なのに飛ぶのが苦手、抱卵は一腹別に違うとか、色んな鳥がいて、珍しいのか、奇妙なのか、変わっているのか、わからない鳥ばかり。

①https://www.google.co.jp/amp/s/nori0429.exblog.jp/amp/28548626/より引用のアカハラ(体長約24㌢)がウスバカゲロウを捕食

画像1

   スズメのヒナにはミミズを与えるとミミズは土などを食べますから体内に土が入っています。土は消化しないのでヒナに与えてしまうのは良くないと言われているようなのに、古くは、茶鶫(チャジナイ)と呼ばれていたツグミの仲間のアカハラは食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫類を食べますが、果実も食べます。しかしヒナに与える餌はミミズが多いといいます。不思議な食性です。

②https://gaia-note.com/bird/7/steatornis-caripensis/より引用の抱卵中のアブラヨタカ(体長約46㌢)

画像2

   ②のアブラヨタカは南アメリカ北部のペルー、エクアドル、コロンビア、ベネズエラなどとトリニダード島に分布しています。アブラヨタカというくらいですから、ヨタカの仲間なのですが、ヨタカは夜行性で、昆虫を主食にしますが、ヨタカとは違い、アブラヨタカは鳥で唯一の果実食です。森林へ出て飛びながらヤシなど油分の多い果実を捕食します。ヤシなど油分の多い果実を食べる鳥で、かつては太ったヒナを捕えて採油していたため、「油夜鷹」と命名されたということです。

③https://www.birdfan.net/2012/04/06/18339/より引用の大陸では高山の鳥だったイソヒヨドリ(体長約25㌢)

画像3

   今では、街中に進出している野鳥で一番有名なのではないかと思うくらい、③のイソヒヨドリは名前の由来通りに海辺の岩場に生息するものと、前述のように橋桁やマンションなどコンクリートや木材を使った人工物が多い街中に進出しています。大陸では内陸性の鳥でヒマラヤでは4,000㍍、アトラス山脈では2,900㍍までの岩山地に生息。
ヨーロッパ南部では石造りの人家周辺にも生息。
台湾では1,500㌢位の川や磯にも生息します。また、イソヒヨドリヒヨドリの仲間でないです。

④https://blog.canpan.info/izumoyayoi/archive/420より引用のメスのウミネコ(体長約47㌢)の浮気で産卵した卵

画像4

   ウミネコの浮気とネットで検査してみますと、小説家谷村志穂執筆の海猫というヒロインと主人公のダブル不倫を描いた小説や「クラークとウミネコ」とかいう不倫相談の弁護士相談とか、それだけ世間ではウミネコは浮気の対象となっているのだと思います。それにはこんなウミネコの性癖で、交尾行動の約20%が番外交尾。縄張りを持てなかったメスが、巣へ取り込まれることを期待して巣の外に巣外卵を産むことがあるようです。

⑤https://www.google.co.jp/amp/s/mmatomo.exblog.jp/amp/26148657/より引用の果実の体臭がするエトロフウミスズメ(体長約19㌢)

画像5

   ウミネコの次は⑤のエトロフウミスズメです。この鳥は日本では繁殖はしませんが、冬鳥として北日本の洋上に渡来します。大きな群れを作る習性があり、数千羽以上の群れとなることも多く、夜間、漁船の灯火に群がることもあります。繁殖地では海岸の崖に大規模な集団繁殖地であるコロニーを作りますが、この時コロニー周辺ではタンジェリンに似た柑橘系の匂い謎の果実臭がします。

⑥https://rakutai.jp/2018/11/07/satoyama03/より引用の翼に爪が残るオオセッカ(体長約37㌢)

画像6

   ⑥のオオセッカは写真のように、恐竜だった名残りからか翼に爪があります。外国の鳥ではツメバケイがヒナの頃にやはり翼に爪があり、成鳥時にはなくなりますが、この鳥は残ります。セッカはセッカの仲間、オオセッカはセンニュウの仲間。

⑦https://www.google.co.jp/amp/s/firstswing.exblog.jp/amp/19286995/より引用のオニオオハシ(体長約61㌢)

画像7

   オオハシは小さな果実も器用につまめますが、その果実は一度上へ放り投げないと飲み込めません。それはそれだけクチバシが大きいからです。
ヒヨドリも果実を放り投げて飲み込むことが多いです。⑧のオニオオハシはオオハシよりクチバシが大きいです。体長約60㌢、クチバシの長さは約20㌢。その重さは体重の13分の一。クチバシの表面積は体の40%を占めます。血管網への血流量を調節でき、暑くなると放熱することができます。

⑧https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/pittas/entry-12663149679.htmlより引用のオオハチドリ(体長約23㌢) 

画像8

   ハチドリといえば、ハチのように花の前でホバリングしながら蜜を吸う世界最小の鳥と全てのハチドリが思われがちですが、ハチドリは総称でその中でも、⑧のオオハチドリは体長約23㌢もあり、最大のハチドリで唯一滑空できる大きさです。



   


   

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?