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第1147回 ハトもいる

①https://www.photolibrary.jp/img269/87059_2193781.htmlより引用の鳩のイラスト

   スズメの次に身近な野鳥で、毎日のように会っていますが憎めない野鳥に鳩がいます。人を怖かわらずに足元まで寄ってきます。ネットで鳩と検索しましたら、写真ではドバトが一番多くて、鳩のイメージなら、①のイラストのような白い鳩が多く現れます。スズメの仲間で身近な存在はスズメだけで、カラスはハシブトガラスハシボソガラスというくらい、街中で身近に出会える野鳥ですが、それでは、神社仏閣、公園、駅のロータリーでよく見かける身近な鳩の仲間は何種いますか。

②街中で鳩といえばドバト(体長約33㌢)

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   これまでには、私の小さな頃から公園や神社仏閣と人の集まるところには必ずこの②の写真のドバトはいました。あの民家にも住む身近なスズメでも、人には近寄らないのに、このドバトだけはわざわざ足元に近寄ってきます。以前のこのドバトの名前はカワラバトといい、地中海を中心としてカワラバトは飼鳩でした。この時にレース鳩や伝書鳩が生まれました。時代の流れが文明をおこし、機械の発達と共にお役御免となり、野に放たれたのです。それがドバトと名を変えました。

③最近に街中に進出して来たキジバト(体長約33㌢)

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   キジバトは別名をヤマバトといいます。最近では街中に進出してきました。私はこの鳩の名前の由来が、メスのキジに似ているからキジバトなんて言うこともわかりますが、③の写真のように首筋にネッカチのようなものがついているのを非常に素敵だと思っています。山に住んでいたキジバトが環境変化で街にやってきましたが、これはカラスのハシボソガラスハシブトガラスにその生息地を譲ったのではなく、仲間に入ったと思っています。しかしドバトとは違って単独行動です。

④-1.別名ヤマバトアオバト(体長約33㌢) 

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④-2.埼玉県鳥のシラコバト(体長約32㌢)

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   ④-1.の写真のアオバトに初めて出会った時はなんと綺麗な鳩だと思いました。このアオバトもキジバト同様に別名がヤマバトといいます。キジバトは街中に進出してきましたが、アオバトは果実色中心故に山に住んでいる方がいいのです。特筆すべきは夏になると群れをなして磯辺に行き、海水を飲み、ミネラルを補給します。④-2.の写真のシコラバトは、埼玉県の県鳥であり、天然記念物です。写真をご覧になってお分かりのように、キジバトと同じく、首筋にはネッカチがあります。

⑤-1.一番小さな鳩のキンバト(体長約25㌢)

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⑤-2.一番大きな鳩のカラスバト(体長約40㌢)

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   ⑤-1.の写真のキンバトは日本の鳩の仲間では一番小さな鳩です。八重山諸島、宮古諸島の広葉樹林に留鳥として分布し、絶滅が危惧されている天然記念物です。緑の翼の肩の部分には、白斑があるのが特徴と言えます。⑤-2.の写真のカラスバトは黒っぽいこともありますが、大きいと言う意味のカラスが冠名です。本州、四国、九州の暖かい太平洋岸に生息する国の天然記念物。アオバトと同じく、樹林の木の実を食べを食べる果実食中心です。この他に幻のベコバトもいるらしいです。


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