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第1607回 色んな幼鳥 -森林の鳥-

①https://www.istockphoto.com/jp/ベクター/イラストレーションのキウイバードザキウイフルーツ-gm506193496-84092697より引用のキウイバードとキウイフルーツのイラスト

 ②-1.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/tabiyasai/entry-12609322222.htmlより引用のシジュウカラの幼鳥

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②-2.https://midorinotori.com/?p=5322より引用の左のシジュウカラ(体長約14㌢)の親鳥から給餌してもらう幼鳥

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   シジュウカラは樹洞やキツツキ類の開けた穴に、メスが主にコケを組み合わせ、覆うように獣毛やゼンマイの綿、毛糸などを敷いた椀状の巣を作ります。また人間が設置した巣箱も利用します。4〜7月におよそ7〜10個の卵を年に1〜2回に分けて産みメスのみが抱卵し抱卵期間は12〜14日。ヒナは孵化してから16〜19日で巣立ちます。幼鳥として巣立つ時、観察では三十分以内で飛び立ちます。

③-1.https://gorosuke.com/?p=535より引用のメジロの幼鳥

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③-2.http://www.photocon.or.jp/gallery/03.htmlより引用の左のメジロ(体長約12㌢)から給餌して貰う幼鳥

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   メジロの繁殖期は4~7月に、3~5個の卵を産むことが特徴です。メジロはつがいで行動し、苔や木の革、繊維状のものを使って直径7cmほどの巣を作ります。小柄で天敵の多い鳥のため、木の枝の見つかりにくい場所を探すことが特徴です。卵を産み孵化するまでは約10日ほど、そこから約二週間ほどで巣立ちを迎えます。そのため、四週間少しかからないくらいで巣立ちを迎えます。メジロは他の鳥と比べて綺麗好きで、巣の中のゴミは取り除き、ヒナのフンなども咥えて捨てます。

④-1.http://www.uchinome.jp/nature/animal/2018/animal30.htmlより引用のコゲラの幼鳥

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④-2.http://kurome.asablo.jp/blog/cat/kogera/より引用の右のコゲラ(体長約15㌢)から急行される幼鳥

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   コゲラの繁殖期は5〜7月頃で、枯れ木に雌雄共同で穴を開けて営巣します。地上1.5〜10㍍の高さに直径3〜4㌢、深さ15〜30㌢くらいの穴を掘り、一回に5〜7個の卵を産みます。雌雄交代で抱卵し、夜はメスを休ませて、オスだけが抱卵します。約12日間で孵化し、22日で巣立ち、雌雄交代て、幼鳥から成鳥になるまで交代で給餌します。

⑤-1.https://okaelin.cocolog-nifty.com/blog/cat23265165/index.htmlより引用のヤマガラの幼鳥

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⑤-2.https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/447250cd60180ab31c57ec0f393f42faより引用の手前がヤマガラ(体長約14㌢)の親鳥、その向こうが幼鳥

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   ヤマガラの繁殖期は4〜7月で、シジュウカラと良く似ていて、樹洞やキツツキなど他の鳥の古巣で営巣し、苔、獣毛を敷き詰め皿状の巣をメスが造ります。3〜6月に3〜8個の卵を産み、メスが抱卵し、二週間ほどで孵化します。それから20日ほどでヒナの巣立ちをむかえます。ヒナは巣立ちを迎えても時々巣に戻り親からエサを貰うことも。

⑥-1.http://komorebi-yureru.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_dfac.htmlより引用のエナガの幼鳥

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⑥-2.http://yairocho123.blog.fc2.com/blog-entry-61.htmlより引用の左がエナガ(体長約14㌢)の親鳥と二羽の幼鳥

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   エナガは三月頃から繁殖期に入り、つがいとなって、樹木の枝や幹のまたに、苔をクモの糸で丸くまとめた袋状の精巧な巣を作ります。4〜6月に白色有斑の卵を7〜12個産み、主にメスが12〜14日間抱卵するします。四月にはヒナが見られることがあります。ヒナは孵化後、約14〜17日で巣立ち巣立ち後は幾つかの家族群で群れで行動します。

⑦-1.https://blog.goo.ne.jp/enzeru-3/e/2e24feffd931518eced5b3a21488ebc4より引用のキビタキの幼鳥

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⑦-2.https://marinescape.jp/wpb/archives/11363/より引用の右のキビタキ(体長約14㌢)のメス親鳥に餌を求める二羽の幼鳥

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   ⑦-3.https://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1714/spe171402/all-171402/より引用のつがいのキビタキ(手前がオス、奥がメス)

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   キビタキは夏鳥として全国の山間に生息しています。ツバメと同じく繁殖期5~7月にかけて、平地から山地の広葉樹林で繁殖します。キビタキは木の穴や建物の隙間に巣を作ります。樹洞や茂った葉、つるの間などに、枯れ葉や細根などで椀形の巣を作り、5~7月に4~5個の卵を産みます。抱卵日数は13日位で、巣立ちまでは12日位です。

⑧-1.https://www.google.co.jp/amp/s/tamesidor3.exblog.jp/amp/22209952/より引用のウグイスの幼鳥

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⑧-2.http://sarobetsu.or.jp/blog/2019/10/27/ウグイス親子/より引用の左三羽の幼鳥に給餌する用心深いメス親ウグイス(体長約14㌢、オスは体長約16㌢)

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   ウグイスは警戒心が凄く強い性格です。一年の殆どが藪中で暮らします。繁殖期は初夏で、オスは縄張りをつくり「ホーホケキョ」と一日に千回ほど鳴くことがあります。三鳴鳥であり、一夫多妻としても有名なウグイス。オスは複数の巣の縄張りを見守りさえずるだけ。横穴式の壺形の巣をつくり、4〜6個の卵を産みメスがヒナを育てます。

⑨-1.https://www.google.co.jp/amp/s/shinyaya.exblog.jp/amp/23273577/より引用のオオルリの幼鳥

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⑨-2.https://www.google.co.jp/amp/s/falco226.exblog.jp/amp/237226768/より引用の左のオオルリ(体長約16㌢)のオス親に餌をねだる幼鳥

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   キビタキと同じく夏鳥の三鳴鳥のオオルリは、渓流沿いの岩壁や土壁の窪みなどにコケを用いて巣を作ります。オオルリは雄雌共同で子育てをし、抱卵は主にメスの仕事ですが、孵化してからの子育ては共同作業です。ウグイスとはだいぶ違います。産卵期は5〜7月頃まで、抱卵日数は約14日間,育雛日数は約12日間,ヒナの巣立ち後に約10日間家族群を形成し、秋深くに南に渡ります。

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