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第784回 鳥の四字熟語 ⑶

①https://www.google.co.jp/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1811/07/news124.htmlより引用の「四字熟語」

②https://idiom-encyclopedia.com/tyoukeiukai/より引用の「長頸烏喙」

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       (さ行)  52.鼠牙雀角(そがじゃっかく)→鼠や雀が屋根や壁を傷つけるために、本来持っていない牙や角があるのではないかと憶測すること。凶暴な者が非道なことをして争いの元を作り、訴訟を争うこと。一般に訴訟の事。                               (た行)  53.泰山鴻毛(たいざんこうもう)→非常に重いものと軽いもの。重んずべきものと、軽んぜべきもの。隔たりが甚だしいことのたとえ。「泰山」は中国山東省にある名山で、極めて重いもののたとえ。「鴻毛」は鴻(おおとり)の羽毛の意で、極めて軽いもののたとえ。54.長頸烏喙(ちょうけいうかい)→長い頸ととがった口先。このような人相をした人物は、烏のように強欲、陰険で、苦労をしても安楽に暮らすことはできないという。中国春秋時代の越の国の范蠡が越王勾践について言った言葉。

③https://idiom-encyclopedia.com/tyougokakou/より引用の「鳥語花香」

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   (た行)  55.鳥語花香(ちょうごかこう)→鳥の鳴き声と花の香りの意から、春ののどかな情景、風物のこと。56.鳥尽弓蔵(ちょうじんきゅうぞう)→鳥を射尽くしてしまうと、不必要となった弓が蔵にしまわれてしまうという意から、目的が達せられた後には、それまで重用されていた者が捨てられるということのたとえ。57.鳥面鵠形(ちょうめんこくけい)→鳥のような顔で、鵠のような体をしている意から、飢えのため非常に痩せて、両頬がこけているさま。58.兎葵燕麦(ときえんばく)→「兎葵」草のイエニレ「燕麦」はカラスムギ。葵や燕の名が付いているが、実際は違うことから、名ばかりで実質が伴わないもののたとえ。59.兎起鶻落(ときこつらく)→野兎が巣穴から飛び出したり、隼が獲物を捕らえようとして急降下するようす。転じて書画や文章の勢いがあることのたとえ

④https://publicdomainq.net/hawk-bird-0014348/より引用の「能鷹隠爪」

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   (た行)  60.兎走烏飛(とそううひ)→歳月が慌ただしく過ぎ去っていくことのたとえ。                   (な行)  61.能鷹隠爪(のうよういんそう)→能ある鷹は爪を隠す。能力のある鷹ほど、その能力と強さの象徴である爪をやたらとひけらかして威嚇したりはしないということ。転じて、本当に実力のある人はやたらと力を誇示しないということ。     (は行)  62.梅妻鶴子(ばいさいかくし)→梅と鶴を家族にする意で、妻をめとらず、気ままで風流な暮らしをすることのたとえ。また、世の煩わしさを避けて、風流に暮らす人の形容。63.白兎赤烏(はくとせきう)→月と太陽の意から、月日、時間、歳月のこと。「白兎」は、月に兎がいるという伝説から月の別称。「赤烏」は、太陽に三本足のカラスがいるという伝説から日の別称。64.飛鷹走狗(ひようそうく)→鷹を飛ばし犬を走らせる意で.、狩りをすること。「飛鷹」は鷹を飛ばすこと。「狗」は犬で、猟犬のこと。

⑤https://idiom-encyclopedia.com/hinkeinoshin/より引用の「牝鶏牡鳴」

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   (は行)  65.牝鶏牡鳴(ひんけいぼめい)→雌鶏が雄鶏の鳴きまねをするところから、女性が権力を握ること。66.風声鶴唳(ふうせいかくれい)→おじけづいた者が、些細な物音やかすかな声に恐れおののくことのたとえ。67.伏竜鳳雛(ふくりゅうほうすう)→才能が有りながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、将来が期待される若者のたとえとしても用いられる。   (ま行)  68.百舌勘定(もずかんじょう)→鳩、鴫、百舌が15文の食事をして、勘定のとき百舌は鳩に八文、鴫に七文出させて自分は一文も出さなかった。勘定のとき、自分は金を出さないで人に出させること。69.門前雀羅(もんぜんじゃくら)→門前で網を張って雀を捕まえることができるということから、訪れる人もなく門前がさびれているさま(や行)  70.鷹視狼歩(ようしろうほ)→鷹のような鋭い目つきと、狼のように、獲物を求めるような歩き方の意から、猛々しく欲深く、残忍な人物の形容。また、勇猛で隙を見せない豪傑の形容としても用いられる。

⑥https://idiom-encyclopedia.com/mozukanjou/より引用の「百舌勘定」

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   (ら行)  71.羅雀掘鼠(らじゃくくっそ)→網を張って雀を捕え、地中を掘って鼠を捕まえて食べる意から、食べる物がなくひどく困窮している状態のたとえ。72.落花啼鳥(らっかていちょう)→自然の趣や風情のこと。咲き誇っていた花は散り落ち、鳥の囀る声が聞こえる、晩春の風流な味わいある風景。73.竜駒鳳雛(りゅうくほうすう)→立派に豊かに育つ仔馬と鳥の雛の意から、転じて、非常にすぐれた素質を持つ少年のことをいう。74.良禽択木(りょうきんたくぼく)→賢い鳥は、外敵や餌の心配のない良い木を選んで巣を作るという意から、賢者は立派な主人を選んで仕えることのたとえ。75.籠鳥恋雲(ろうちょうれんうん)→籠の中の鳥が自由に浮かんでいる雲を恋い慕う意から、拘束されている者が、自由な境遇をうらやむことのたとえ。


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