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第1077回 こんな野鳥も ⑴

①https://www.google.co.jp/amp/s/www.pinterest.jp/amp/pin/540713499005238778/より引用の特徴ある野鳥

   地球上の生き物では非常に種類の多い鳥類に於いて、陸上に棲む野鳥もいれば、水鳥と言われる野鳥もいます。生活環境も千差万別ですから、身体自身の大きさ、身体の部分の違いも千差万別で、世界を見渡せばこんな野鳥もいると判ります。

②https://www.vario-media.net/impact/20180712_40320/より引用の世界で一番大きなスズメ目のコトドリ(体長約80〜100㌢)

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   この②の写真はコトドリで、全長80〜100㌢で、そのうち尾羽の長さが約60㌢あります。背面は灰色、腹面は乳白色、翼およびのどが赤茶色。オスはレースのような尾羽を持ち、それが竪琴に似ているために和名の由来となっています。オーストラリアの10セント硬貨に描かれている鳥であり、国鳥でもあります。そんなコトドリはわずか体長約15㌢のスズメの仲間です。コトドリを一見見ましたら、キジの仲間と思わせるような身体つき、特筆すべきは物真似の凄く上手い野鳥です。

③https://pixabay.com/ja/photos/ナキハクチョウ-鳥-野生動物-1665306/より引用の世界で一番大きなカモの仲間はナキハクチョウ(体長約150〜180㌢)

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   カモの仲間と言いますと、私たちはマガモカルガモオシドリといったカモの仲間を思い出してしまいます。ガンやクイナ、ハクチョウなどが大きな意味でのカモの仲間になります。またガンやハクチョウという呼び方も総称の一つで、例えば、ハクチョウはオオハクチョウコハクチョウコクチョウ、そしてその中で一番大きな身体の体長約150〜180㌢のナキハクチョウがいます。頸部は細長く、全身の羽衣は白色。クチバシは大型で長く、クチバシの色彩は黒くなっています。

④https://matome.naver.jp/m/odai/2143377219117746601/2143378005922322003より引用の一番小さなツルの仲間のマメクロクイナ(体長約13㌢)

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   ナキハクチョウは大きな身体はカモの仲間に入ります。しかし、ハクチョウと言えば体長が100㌢をゆうに越える大型の野鳥といえますが、この④の写真のマメクロクイナはツルの仲間です。ハクチョウ同様にツルも体長が100㌢を越える大きな野鳥です。なんとマメクロクイナは体長が約13㌢しかなく、物差し鳥の基準のスズメが体長約15㌢なので、メジロよりほんの少し大きなツルの仲間になります。またマメクロクイナヤンバルクイナと同じく、飛ぶことができないツルの仲間です。

⑤鳩より小さなタカの仲間のツミ(体長27〜30㌢)

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   ④の写真は猛禽類のタカの仲間のツミです。体長約30㌢くらいの一番小さなタカです。漢字表記は「雀鷹」です。雀は小さいの意で、和名はスズメタカが変化したメスに対しての呼称に由来します。食性は動物食で、主に小形鳥類を食べ、爬虫類、小形哺乳類、昆虫なども食べます。小型の鳥類を捕食するから「雀鷹」かもしれません。本来ツミは子育てをしている営巣から50㍍半径をカラスなどの捕食者から守るべく、体長50〜56㌢くらいの自分より大きな外敵を迎撃するんです。






































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