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第1684回 『山海経』の鳥たち ⑵

①YouTubeより引用のイラスト

②卷二 西山經(山海經第二)  その一

⑻https://www.juyishu.com/w/843より引用の怪鳥䳋(ぎょう)

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   羭次之山(よつぎのやま)に生息する人面で一本足の梟(フクロウ)に似た鳥。夏は隠れており冬に現われるらしいです。この羽を帯びると雷が怖くなくなるようになります。

⑼https://prometheusblog.net/2017/11/29/post-6404/より引用の怪鳥鴖(みん)

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   鍾山(しょうざん)に生息し、欽䲹(きんひ)が死んで化した姿。鷲のような姿の鳥で黒い模様があり、白い首、赤いクチバシ、虎の爪を持ちます。晨鵠(ミサゴのなかま)のような声で鳴きます。これが現われると大戦が起こると言われる、闘いの好きな鳥です。

⑽https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Imperial_Encyclopaedia_-_Animal_Kingdom_-_pic102_-_肥遺鳥圖.svgより引用の怪鳥肥遺(ひい)

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   英山(えいざん)に生息し、鶉(ウズラ)のような鳥で黄色い体に赤いクチバシを持ち、食べれば癩(らい=ハンセン病)を癒し、また虫下しにもなるといいます。

(11)https://myth.maji.asia/amp/item_takuhi.htmlより引用の怪鳥橐ひ(たくひ)

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   羭次之山(よつぎのやま)に生息し、人面で一本足の梟に似た鳥です。夏は隠れており冬に現われます。この羽を帯びると雷が怖くなくなるといいます。

(12)https://prometheusblog.net/2017/12/07/post-6411/より引用の怪鳥櫟(れき)

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   天帝之山(てんていのやま)に生息し、鶉(ウズラ)のような姿の鳥。体に黒い模様で、首の毛は赤く、食べれば痔を癒します。

(13)https://www.google.co.jp/amp/s/myth.maji.asia/amp/sakuin_su.htmlより引用の怪鳥數斯(すうし)

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   塗途之山(どうとのやま)に生息し、人間のような脚をもつ鳶に似た鳥です。食べると首の瘤を癒すといいます。

(14)https://www.google.co.jp/amp/s/myth.maji.asia/amp/sakuin_ru.htmlより引用の鸓(るい)

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   翠山(すいざん)に生息し、赤黒い鵲(かささぎ)のような姿の鳥で、頭が二つ、脚が四つあります。火を防ぐのに良いと言われていますツバメのような鳥です。

(15)https://ja.m.wikipedia.org/wiki/鸞より引用の怪鳥鸞鳥(らんちょう)

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   女牀之山(じょしょうのやま)に生息し、五彩(青黄赤白黒)の模様がある雉(キジ)のような姿の鳥です。この鳥が現われると天下は太平になると言われています。

(16)https://myth.maji.asia/amp/item_hukei.htmlより引用の怪鳥鳧徯(ふけい)

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   鹿臺之山(かだいのやま)に生息し、人面で雄鶏のような姿の鳥で、自分の名で鳴きます。これが現われると戦いが起こるという、災いを招く鳥と言われます。

(17)https://prometheusblog.net/2017/12/02/post-6402/より引用の怪鳥羅羅(らら)

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   萊山(らいざん)に生息しています。こんな小鳥のような身体の鳥で、詳細不明ですが、人を食うといいます。

(18)http://youkai16.blog.shinobi.jp/中國妖怪/蠻蠻より引用の怪鳥蠻蠻(ばんばん)

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   崇吾山(しゅうござん)に生息し、鴨のような姿の鳥。翼と目が一つずつしかなく、つがいになって寄り添わないと飛べません。同じ名の生物蠻蠻(ばんばん)が剛山(ごうざん)にいます。



   


   



   


   






   


   


   


   

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