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第1481回 珍鳥の棲むモンゴル

※http://www.i-wanna-travel.com/r0-mongolia00.htmlより引用のモンゴルの地図

⑴  ゴビ砂漠の野鳥

①https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サケイより引用のサケイ(体長約38㌢)は、通常は渡りをしませんが、個体数が増えたときは遠方まで飛ぶことがあり、1906年にはヨーロッパに大群が訪れました。日本では迷鳥で十例ほどの観察記録があります。

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②-1.http://yamahitosuji.justhpbs.jp/bird/sub178.htmより引用のサバクヒタキ(体長約14.5㌢)は、日本へは稀な旅鳥または冬鳥として渡来し、かつては極めて稀な迷鳥とされていましたが、その後調査が進むにつれて、ごく少数ではありますが、本州や四国の各地でほぼ毎年記録されるようになりました。単独での記録が殆どであります。

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②-2.http://blog.livedoor.jp/whitebearded/archives/3500825.htmlより引用のセグロサバクヒタキ(体長約14.5㌢)は、ロシア南部から中央アジア、中国北西部、モンゴルで繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ東部に渡り越冬。日本へは迷鳥で春と秋の渡りの時期に稀に観察され、北海道、本州日本海側の島嶼の舳倉島、対馬で記録がある。

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③https://www.google.co.jp/amp/s/kamoclub.exblog.jp/amp/26224488/より引用のアネハヅル(体長約90㌢)は、現在確認されている鳥類の中では特に高々度、5,000〜8,000mもの高さを飛ぶ鳥として知られ、ヒマラヤ山脈も越える渡りをします。日本には稀に迷鳥として渡来。江戸時代にも捕獲将軍へ献上した記録があり絵図になりました。

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④https://ja.m.wikipedia.org/wiki/キガシラセキレイより引用のキガシラセキレイ(16.5〜18㌢)は、ロシア中西部のウラル山脈北部から西シベリア平原モンゴル、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季になるとインド、中華人民共和国南部、インドシナ半島などへ南下し越冬します。日本では稀に越冬のために飛来する冬鳥か、渡りの途中の旅鳥です。

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⑤https://kotobank.jp/word/ハマヒバリ-167259より引用のヒバリの仲間のイラストです。ハマヒバリ(体長約18〜20㌢)は、日本では数は少ないが冬鳥として渡来し、北海道から九州までの各地で記録があり、通常は、一羽から三羽程度が観察されます。コヒバリ(体長約14㌢)で、日本各地に迷鳥として現れています。イラストにはないカンムリビバリだけは、日本での記録はありません。

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⑥http://www.zoocan.jp/zukan/index.cgi?309より引用のアカツクシガモ(体長約63〜66㌢)は、ユーラシア大陸中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸南部、中華人民共和国、朝鮮半島などへ南下し越冬します。日本では冬季に越冬のためまれに飛来する冬鳥です。

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⑦http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1733.htmlより引用のイワバホオジロ(体長約15㌢)で、トルコ東部、イランから、モンゴル西部までの中央アジアで繁殖し、冬季はインド西部や中国西部にかけて越冬します。日本では迷鳥として、1997年10月に石川県舳倉島で記録され、2008年9月、山形県酒田市飛島で観察されました。2012年11月に愛媛県西条市で記録されています。

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⑧-1.http://photozou.jp/photo/tagged/pub/%A5%EF%A5%AD%A5%B9%A5%B8%A5%CF%A5%E4%A5%D6%A5%B5より引用のワキスジハヤブサ(=セイカーハヤブサ体長約43〜56㌢)は、ユーラシア大陸に分布します。日本では2008年4月に沖縄県宮古島で初めて記録されました。

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⑧-2.https://torinozukan.net/sp/higewashi.phpより引用のヒゲワシ(体長約115㌢)は、ユーラシア大陸南西部、アフリカ大陸北部に生息します。残念ながら、日本に現れた記録はありません。 この他、日本でもお馴染みのイヌワシ(体長約81〜89㌢)や、オオノスリ(体長約61〜71㌢)がいます。

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⑨https://www.love-birds.net/20130112-2/より引用のシラガホオジロ(体長約17㌢)は、東アジアの大部分に生息し、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として、北海道、本州、九州で記録があります。日本海側の島嶼部では、主に秋の渡りの時期に毎年観察されています。

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⑩https://www.birdfan.net/2014/06/13/28847/より引用のアカマシコ(体長約14㌢)は、日本のベニマシコ(体長約15㌢)みたいに赤くなく、スカンジナビア半島東部からカムチャツカ半島にいたるユーラシア大陸の亜寒帯、イラン高原、チベット等で繁殖し、冬季はインド、東南アジア北部、中国南部に渡り越冬し、新北区(北米大陸)に近縁のズアカマシコ(体長約14㌢)が生息。日本では数少ない旅鳥として、主に日本海側の島嶼で記録されることが多く北海道、本州、伊豆諸島で記録されています。

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