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第1786回 変わった色の鳥たち

①-1.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カツオドリより引用の飛行するカツオドリ体長約64〜74㌢)

①-2.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/chillin55/entry-12513063389.htmlより引用の左がアオアシカツオドリ(体長約80㌢)と右がアカアシカツオドリ(体長約75㌢)

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   日本でカツオドリといえば、①-1.の写真の鳥がそれに当たります。何の変哲もない白と黒のモノトーンの海鳥です。しかしこれが①-2.の左のアオアシカツオドリと右のアカアシカツオドリとなりますと、顔付きもひょうきんなように思えますし、また青や赤の長靴を二種とも履いているようです。どうやってこんな脚になったかは、アカアシはシギでも普通にありますが、アオアシはエサとなる魚に含まれるカロテノイド色素を足に蓄えているために青くなるのだといわれています。

②-1.https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/シャコより引用の魚介類のシャコ

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②-2.https://www.google.co.jp/amp/s/fundo.jp/377948%3famp=1より引用のつがいのカンムリシャコ(左がメス、右がオス共に体長約25〜27㌢)

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   ②-1.の写真は協力な破壊力を秘めたシャコパンチのエビの仲間のシャコです。関西では泉州が有名です。②-2.の写真はキジライチョウウズラの仲間のカンムリシャコです。キジライチョウと同じく、オスの出立ちが派手で、メスは目立たない地味な色合いが特徴の典型的な性的二型の鳥です。しかし、写真をご覧になって、お分かり頂けると思いますが、オスはオスで黒い身体に顔にはオレンジのアイラインに冠毛、メスはメスで派手とはいえないかしれませんが、緑の身体です。

③-1.https://blog.goo.ne.jp/dream_019/e/b9aa6e48ba3bc2d216e5956887deb321より引用のキンケイ(左側 体長オス約95㌢、メス約70㌢)とギンケイ(右側 体長オス130~170㌢、メス:60~70㌢)

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③-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/キンケイより引用のキンケイのつがい(手前がメス、奥がオス)

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③-3.https://snapmart.jp/photos/773157より引用のギンケイのつがい(手前がオス、奥がメス)

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   ③の項に登場する二種の鳥はシャコに続いてキジの仲間です。③-1.の右側がギンケイで漢字表記が「銀鶏」すると左側のキンケイは金鶏と思いきや「錦鶏」となります。ギンケイのオスは緑と白を基調とした派手な色彩で、赤い冠羽と、襟首の日本兜のしころ状を呈する白と黒の飾り羽が特徴。キンケイのオスは赤と金属光沢のある黄色を基調とした派手な色彩をして、網目模様が入った褐色の尾羽、毛髪状の金色の冠羽、襟首の日本兜のしころ状を呈する明るい黄色と黒の飾り羽が特徴。

④-1.Xより引用のナナイロフウキンチョウ(体長約15㌢)

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④-2.https://blog.goo.ne.jp/khp-owlets/e/d2d383154d3efd247f3e21d0804be902より引用のアカフウキンチョウ(体長約18㌢)

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④-3.http://luluhime.blog69.fc2.com/blog-entry-362.htmlより引用のニシフウキンチョウ(体長約18㌢)

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④-4.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140711/407261/?ST=m_columnより引用のアオボウシミドリフウキンチョウ(体長約13㌢)

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④-5.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/fpbird-2/entry-12500521338.htmlより引用のソライロフウキンチョウ(体長約17㌢)

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   ④-1.〜-5.のフウキンチョウという総称の鳥は、スズメの仲間といいます。南北アメリカはガラパゴス諸島を含む熱帯に生息します。オスは色鮮やかな羽色が多いですが、メスは地味というこの仲間も典型的な性的二型です。種類は各写真のほかと合わせて15種類がいます。④-1.の写真のナナイロフウキンチョウは恐らく七色以上の色彩を持っており、写真を見る限りでは翼には細部に渡ってきめ細やかな色彩が見受けられます。その中で一番地味が④-5.のソライロフウキンチョウです。

⑤-1.https://www.seikodo.org/blog/story/watchlife-blog-332/より引用のライラックニシブッポウソウ(体長約40㌢)

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⑤-2.Xより引用の羽を広げたライラックニシブッポウソウ 

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   色の綺麗な鳥ということになりましたら、まずは幸せの鳥であるべく青い色が基調だと思い、そんな色彩の綺麗な鳥を探しましたら、⑤-1のライラックニシブッポウソウが当てはまりました。日本の青い構造色が「森の宝石」とされるブッボウソウの仲間であり、またカワセミとは遠縁に当たるのかもしれません。色んな綺麗さをアピールしている野鳥はたくさんいますが、このライラックニシブッポウソウは14色からなる羽で覆われるカラフルな鳥です。こんなに多彩な鳥はいないです。

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