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第1424回 色んな鳥40目 ⑴

※https://jp.123rf.com/photo_43174972_鳥のシルエット-イラスト-セット.htmlより引用の鳥のシルエットのイラスト 

⑴https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シギダチョウ科より引用のオオシギダチョウ(体長約40〜46㌢)

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   1.  シギダチョウの仲間→シギダチョウといっても、シギの仲間ではなく、またダチョウの仲間でもありません。北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸に生息しています。最小種はマメシギダチョウで体長約15㌢です。ちょうど鴫の仲間のトウネンと同じ大きさです。オスよりもメスの方がやや大型で、複数のメスがひとつの巣に産卵し、オスが抱卵、郁雛もこなします。古顎類の中で唯一、竜骨突起を持ち胸筋が発達し、短距離なら飛べます。仲間は九つの分類で47種がいます。

⑵https://www.ostrichlab.com/2017/06/27/だちょうに乗れるか/より引用のダチョウ(体高オス2.1 〜2.8m成体、体高メス1.7〜2 m成体)

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   2.  ダチョウの仲間→鳥でありながら飛ぶことはできず、平胸類に分類されます。亜種として北アフリカダチョウ、マサイダチョウのレッドネック系、ソマリアダチョウ、南アフリカダチョウのブルーネック系、南アフリカで育種されたアフリカンブラックがいます。脚は頑丈で発達していて、キック力は100平方センチメートル当たり4.8トンの圧力があります。趾は大きな鉤爪がついている中指と外指の二本で、三本指のエミューレアと異なります。広くアフリカ大陸に分布します。

⑶https://ja.m.wikipedia.org/wiki/レア_(鳥類)より引用のレア(体高約1.2〜1.5㍍)

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   3.  レア→アルゼンチン北東部・東部、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、ボリビアに生息するダチョウ同様飛べない鳥。後肢の趾は三本で、第1趾は退化しています。ジグザグに走るときには、二つの翼をかわるがわる使って、方向転換のために役立てます。レアは一羽のオスが二羽から十二羽のメスを持つ一夫多妻制です。シギダチョウもそうですが、複数のメスがひとつの巣に合わせて十個から六十個の卵を産卵し、オスが抱卵し、オスが抱卵中にメスたちは別のオスとつがいます。

⑷-1.https://www.hanamiti121.com/511/より引用のヒクイドリ(体高約1.0〜1.7㍍)

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⑷-2.https://torinozukan.net/sp/emyu.phpより引用のエミュー(体高1.6〜2.0㍍)

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   4.ヒクイドリの仲間→全種で四種がいます。オーストラリア大陸あるいはニューギニア島、タスマニア島、ヤペン島に分布します。またこの二種も飛べない鳥の仲間です。この仲間もダチョウ科同様、走行に特化していて、オスが抱卵し、郁雛します。ヒクイドリは熱帯雨林に分布し、オーストラリアでは標高1,100m以下、ニューギニアでは標高500m以下に好んで生息します。エミューはオーストラリアの非公式な国鳥で、大陸全域の草原や砂地などの拓けた土地に好んで生息します。

⑸https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/NZ/2014/07/sp_kiwi.htmlより引用のキーウィ(体長約30〜50㌢)

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   5.  キーウィキーウィは飛翔するための胸筋が付着するための突起物である竜骨突起がなく、尾羽もないダチョウレアに似た飛べない野鳥です。またニュージーランド固有種で国鳥です。平胸類でやはりメスがオスより大きいです。キーウィの卵は世界の鳥類の中で、体の大きさに対する割合では最も大きなものの一つで、メスの体重の最大二割の重さです。種はキーウィオオマダラキーウィコマダラキーウィキタタテジマキーウィと新種のOkarito kiwiの五種が生息します。

⑹-1.https://kotobank.jp/word/ミミキジ-1598238より引用のキジ目の代表的な鳥のイラスト

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⑹-2.https://www.ishikuro-farm.com/horohoro.htmlより引用のホロホロチョウ(体長約53㌢)

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⑹-3.http://birds-foto.blogspot.com/2009/12/australian-bush-turkey.html?m=1より引用のヤブツカツクリ(体長約6.〜70㌢)

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   6.  キジの仲間→この仲間から非常に仲間が多くなり、掻い摘んで説明します。仲間はずんぐりとした体付きで、脚は太く、短くて先端が丸くなった翼を持ち、飛行能力は低く長距離より短距離なら力強く飛行。家禽の鶏を除き、飛翔力を失った現生種はいません。⑥-1.のキジヤマドリコジュケイ、⑥-2.のホロホロチョウ、⑥-3.のヤブツカツクリ、他には、南米ウズラの仲間のカンムリウズラ、聴き慣れないホウカンチョウは樹上性の鳥ですが、他の四種はすべて地上性の高い鳥です。

⑺-1.https://kotobank.jp/word/カモ-46888より引用のカモの仲間のイラスト

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⑺-2.https://kotobank.jp/word/ガン%28雁%29-827000より引用のガンの仲間のイラスト

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⑺-3.http://uncletell.web.fc2.com/sekainohakucho1103.htmlより引用のハクチョウの仲間

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   7.  カモの仲間→湖沼や河川、沿岸部にすむ水鳥です。ずんぐりとした体格をして、水掻きのある短めの脚が体の後方についています。首は比較的長く、幅広で平らなクチバシで、渡りをする種が多いです。オシドリカルガモは留鳥です。日本においては、カモ目カモ科に属する大型の水鳥をガン、さらに大型で白いものをハクチョウと呼びます。この中には白くはないけどコクチョウも含みます。またサケビドリ科の仲間や、ガンと名がつく、カササギガン科は別の部類の仲間です。

⑻https://www.anuhea.info/birds-hawaii/koae-ula-red-tailed-tropicbird.htmlより引用のアカハシネッタイチョウ(体長約46〜50㌢)

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   8.  分布はインド洋、大西洋、太平洋という洋上です。ネッタイチョウ科唯一の属で、現在はネッタイチョウ目唯一の属です。歴史的にはペリカン目に所属したこともあります。種類はアカハシネッタイチョウシラオネッタイチョウアカオネッタイチョウの三種です。繁殖期を除いて陸に上がることはなく、海面で休み、海面に浮かぶ時は伸長した尾羽を高く上げます。後肢が短く胴体の後方にある為、地表では直立して歩行することができません。ホバリングして水中にダイブ捕食。

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