第823回 何回もカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に15回目)
①https://informationnow.xyz/archives/34501.htmlより引用のハシブトガラス(体長約56㌢)とハシボソガラス(体長約50㌢)
どこの街にもいる「カラス」。ビル街であろうが、住宅街、繁華街、田園風景など「カラス」はいます。その私たちの身近にいる「カラス」は朝からゴミステーションに現れるハシブトガラスと、畑や山肌で歩きながら何かをほじくっているハシボソガラスの二種が普通に私たちが「カラス」と呼んでいるのです。特に街中で見られる「カラス」はゴミを漁って人からは嫌われているスカベンジャーのハシブトガラスなのです。話しは「カラス」の本能から起きる出来事です。
②https://squatyama.blog.ss-blog.jp/2008-05-09より引用のトビと「カラス」の攻防
ちょっとした田園風景か山沿いでよく見る光景ですが、トビと「カラス」の縄張りを争う空中戦です。おそらくハシボソガラスだと思いますが、僅か体長約50㌢の身体で、相手のトビは雌雄の差はありますが、約60〜70㌢の相手に対して、自分の縄張りを多分トビが冒したと、ハシボソガラスが緊急発動したと思います。ハシブトガラスは貯食に50~100m、採餌に200~400m、ハシボソガラスはつがい縄張りに80~100m、つがい縄張りに500~800mの範囲を防衛します。
③https://www.google.co.jp/amp/s/tomegorou.exblog.jp/amp/22296536/より引用のハシブトガラスと飼い猫の縄張り内の抗争
この③の写真の光景もたまにみる光景で「カラス」は地上での採餌が多いため、貯食を地上にすることがあります。これはハシブトガラスが、おそらくゴミの中から脂がのった肉類などを隠している場所に猫が現れ、このような睨み合いになったようです。この写真を載せた執筆者によれば、この後に猫は根負けして去っていったようです。特に「カラス」の中でもハシブトガラスは肉食性が強いので、どちらかというと侵入者や敵とみなした相手には、獰猛な性格だと思います。
④https://carasblog.net/20170708.phpより引用の同じ種の「カラス」の縄張り争い
しかし「カラス」の縄張り争いで一番多い天敵はやはり同じく「カラス」同士が多く、特に同じ種同士が、繁殖期には一番多く見られる縄張り争いの抗争です。皆さんも朝方から昼前にかけて、けたたましく「カラス」が喚いているとか、凄い勢いで二羽以上が飛び回る姿を目撃したら、それは縄張り争いです。④の写真は空中戦ですが、地上に降りても絡み合います。田園風景の「カラス」の境界線では、ハシブトガラスがハシボソガラスをよく制圧する攻防を見ることが出来ます。
⑤http://ikimono8000.blog36.fc2.com/blog-entry-1510.html?spより引用のこれは珍しいハシブトガラス(手前)とハシボソガラス(奥側)の仲良し?
⑤の写真は近隣の有名な大きな公園で撮影された珍しい「カラス」の写真です。当初にこの写真を撮られた方は、写真をご覧になればお分かりになるように、手前の大きな個体と、奥側のやや小さな個体が仲良く歩いているので「カラス」の親子と思ったようです。それだけ縄張りにうるさい「カラス」には珍しい事です。私の職場を縄張りとするハシブトガラスが気にいっていた周りが眺望出来る銀杏の樹が伐採された時、チェーンソーに向かって大きな叫び声をあげていました。
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