第698回 クラシックな野鳥
①http://nanatoshi.com/book-report86/より引用のイラスト
昔から野鳥の鳴き声は人を癒してくれ、リラックス効果があるといいます。そして、音楽とも深い関係があると言われています。特にクラシックの作曲家は野鳥のさえずりとの繋がりが深いです。どんな作曲家がどのようなクラシックの曲を作っているのかを紹介していきます。
②https://store.shopping.yahoo.co.jp/gakufunets/157894.htmlより引用のシューベルト「きけきけ雲雀を」
⑴揚げひばり(9協奏曲) ヴォーン・ウィリアムズ
→天高く飛翔するヒバリの姿を想起させる美しい旋律=ヒバリの声はヴァイオリン ⑵1.きけきけ雲雀を(歌曲) 2.冬の旅(歌曲集)→第15曲は『鴉』不気味な烏がついてくる。もう僕の死は遠くないだろう=シューベルト ⑶金鶏(歌劇) リムスキー・コルサコフ→金鶏は星占い師の飼う、予言する鶏 ⑷グレの歌(歌曲) シェーンベルク→第一部『山鳩の歌』王妃の鷹がグレの鳩を引き裂く ⑸双頭の鷲の旗の下に(軍隊行進曲) ヨーゼフ・フランツ・ワーグナー→オーストリア、ハンガリーの二重帝国の象徴
③https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヨハン・ブルグミュラーより引用の自画像
⑹1.せきれい(ピアノ練習曲) 2.つばめ(ピアノ練習曲) J.F.ブルグミュラー ⑺田園(交響曲) ベートーヴェン=カッコウ(クラリネット)、ナイチンゲール(フルート)、ウズラ(オーボエ) ⑻トゥオネラの白鳥(交響詩) シベリウス→トゥオネラ川を泳ぐ白鳥をイメージ ⑼動物の謝肉祭 サン・サーンス→第9曲は『森の奥のカッコウ』(クラリネット) 第13曲は白鳥(チェロ) ⑽鳥(組曲) レスピーギ→序曲、鳩、雌鶏、夜鳴きウグイス、カッコウの五曲
④https://scryfall.com/card/9ed/103/ja/泥棒カササギより引用の「泥棒カササギ」
(11)鳥刺しの歌(オペラ) モーツァルト→『魔笛』の第一幕 (12)鳥の歌(カタルーニャ民謡) カザルス
=カタロニアでは鳥はピース、ピースと鳴きます (13)泥棒カササギ(オペラ) ロッシーニ→カササギは光る物が好き。銀のスプーンなどが盗まれ、娘が疑われるが、カササギが犯人と分かる。カササギは泥棒のたとえにも使われる (14)野鳩(交響詩)
ドヴォルザーク→夫を殺害し埋葬した墓の上にある樫の木に野鳩が棲みついた。その鳩の声が妻を追い詰めやがて自殺する (ドヴォルザークの趣味は鳩の飼育) (15)白鳥の湖(コブハクチョウのバレエ音楽) チャイコフスキー→魔法の力で白鳥に変えられた姫が、王子の愛によって救われる。
⑤https://www.nbs.or.jp/stages/1504_BRB/swan.htmlより引用のバレエ「白鳥の湖」
(16)春初めてのカッコウを聞いて(クラシック) ディリアス=ノルウェーの春を描いた作品。北欧では、カッコウが春告げ鳥=カッコウの声はクラリネット (17)火の鳥(バレエ組曲) ストラヴィンスキー (18)ひばり(弦楽四重奏) ハイドン→第一楽章で第一ヴァイオリンが最初に弾き始める流麗な旋律が、ヒバリの囀りのように聞こえたため、『ひばり』と呼ばれるようになった (19)夜鳴きうぐいす ストラヴィンスキー=ウグイスではなく、ナイチンゲール(和名サヨナキドリ) (20)ローエングリン(オペラ) ワーグナー=白鳥の騎士
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?