![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841659/rectangle_large_type_2_3dcdd3b519b7569dc3b985e6889bd445.jpeg?width=1200)
第1791回 とにかくカラフルな鳥たち
①-1.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20121220/334598/?ST=m_quiz&P=2より引用の変わった容姿でカラフルなアカミノフウチョウ(体長約20㌢)
①-2.Twitterより引用のつがいのアカミノフウチョウ(上がメス、下がオス)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841668/picture_pc_0a22c3a7af23eea95e154954080e017d.jpeg)
タイトル名が「とにかくカラフルな鳥たち」と名付けた時に、①-1.の写真のフウチョウの仲間であるこのアカミノフウチョウは外せないと思いました。ご覧の通りのカラフルさのみならず、この変わった配色に、二股にカールされた尾羽。どれをとってみても凄いです。①-2.の写真の上部にメスが写っています。オスに比べ地味ですが頭部が目立ちます。インドネシアの固有種で、西パプア州のワイゲオ島とバタンタ島の低地及び丘陵地帯の雨林に生息し、果実や小型の昆虫類を食べます。
②-1.http://netgeek.biz/archives/156531より引用のパステルなフジイロムシクイ(体長約33㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841675/picture_pc_f57b5696c7c647fcfa725aa22ad689dc.jpeg)
②-2.https://www.birdfan.net/2018/05/18/62433/より引用の日本のムシクイのセンダイムシクイ(体長約12㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841681/picture_pc_07b084e56513134885f17677785dc6e5.jpeg)
②-1.の写真は中国中部、および主にヒマラヤの冬に見られるフジイロムシクイです。パステルなカラフルさで、ほかに紹介するカラフルな鳥たちのようにどぎつくはありません。②-2.は日本のムシクイのセンダイムシクイです。フジイロがふっくらまんまるに対して、センダイは細身でオスでも地味な存在です。何が原因かは今はまだわかっていないらしいですが、こんなに綺麗でふっくらとしたムシクイはこの種だけです。こんなに目立つ容姿なのに、探しだすのは困難らしいです。
③-1.https://ebird.org/species/rentan1?siteLanguage=jaより引用のエリアカフウキンチョウ(体長約13㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841683/picture_pc_565e2ad7352b8f3e126c4d2d3208344d.jpeg?width=1200)
③-2.https://ebird.org/species/rentan1?siteLanguage=jaより引用のナナイロフウキンチョウ(体長約15㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841692/picture_pc_81c622455c01994bb54e8b823e0dca01.jpeg)
総称としてフウキンチョウといえば、南北アメリカはガラパゴス諸島を含む熱帯に生息し、オスは色鮮やかな羽色が多いですが、メスは地味な鳥です。熱帯林の樹冠に住み、食性は多様で昆虫食、花蜜食、雑食。③-1.のエリアカフウキンチョウはブラジルの固有種で、頭部が赤、首が青、背中が黒、翼の脇がオレンジ、緑です。その上手が③-2.のナナイロフウキンチョウです。黄緑、緑、赤、青、水色、黄色、オレンジのパラダイス配色。
④-1.https://ailovei.com/?p=100185より引用のヒムネキキョウインコ(体長約19〜22㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841703/picture_pc_463d4f2d3c32b7ee23c04c0150688449.jpeg)
④-2.https://petpedia.net/article/831/eastern_rosellaより引用のナナクサインコ(体長約30〜33㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841707/picture_pc_ebaef3ba611a5cab529cf185124de402.jpeg)
④-3.http://hennaikimono.blog.jp/archives/22058744.htmlより引用のゴシキセイガイインコ(体長約25〜30㌢)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841715/picture_pc_d456efb16930aca198adbdf47020c6d9.jpeg)
インコはオウムでなく、オウムよりも広く分布しており、アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアとポリネシアに至る太平洋東方まで生息する④-1.のヒムネキキョウインコはこれだけの派手なので、生息地の大半が人の踏み入れない場所で場所を変え、集団生活します。黄、赤、緑、水色、青の五色。④-2.はその上をいくナナクサインコです。赤、黄、白、青、緑、紫、黒の七色。-3.はゴシキセイガイインコです。濃紺色から青紫、明るい緑、黄緑、オレンジ色の五色になります。
⑤-1.https://ailovei.com/?p=100185より引用のサンショクキムネオオハシ(体長約45〜58㌢)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841724/picture_pc_e3a86c259a985bcb3a65362893e3c5ca.jpeg)
⑤-2.https://www.google.co.jp/amp/s/diamond.jp/articles/amp/236044より引用のアカコブサイチョウ(体長約100㌢)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63841732/picture_pc_4d268985b0ce8fe16ccdd940b485434a.jpeg?width=1200)
サイチョウとオオハシはどちらも見た目がよく似ています。生活環境も熱帯雨林でどちらも果実、昆虫、ネズミ等の小動物を食します。⑤-1.のサンショクキムネオオハシは胸が黄色く大きなクチバシは先端が赤、橙、口元までの色が黄緑色という三色です。⑤-2.のアカコブサイチョウはクチバシ上にサイのような角(ツノ=カスク)を持ちます。オスのカスクは見事な赤色でメスは黄色。大きなクチバシは黄色で、目の周りから喉仏にかけ鮮やかな青。つがい関係は子育て後も一生涯続きます。
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