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第1779回 まだまだいる未知の鳥⑴

☆https://www.google.co.jp/amp/s/naturenz.net/%3fp=4360&ampより引用の未知の鳥

   今までこのnoteの鳥の紹介のコーナーをやってきていまして、まだまだ勉強しなければならないとつくづく考えさせられます。日本の野鳥ではわからない名前はほとんどないと自分で思ってはいてみても、こうやってチェックを重ねていきますと、外国の鳥なんかでもこんな鳥の名前は初めて聞いたと思う鳥はたくさんいました。また日本ては同じ鳥なのに、別名や古名、季節や地方での呼び名まで入れますと、最低限に於いて、下に記述した分くらいは知っておかないとって思います。

①http://shinshuunw.blog28.fc2.com/?tag=ホトトギス羽根より引用のカカ(体長約45㌢)

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   出し抜けにカカと言われましたら、育ちの良い私はカカァ、つまり母親のことかと思いましたが、実際にはニュージーランドに生息していますあのフクロウオウムのカカポの仲間のオウムです。あの飛べないオウムで有名です。そんな「カカポ」は現地語のマウイ語で『カカ』はオウムの事を表し、『ポ』はフクロウみたいな夜行性のことをそう呼びます。したがって飛べないフクロウのようなオウムのカカポです。しかし、本題の「カカ」は可哀想にマウイ語でただ単にオウムだけです。

②https://www.naturephoto-cz.com/セリン-鳥-picture_ja-16623.htmlより引用のセリン(体長約11〜12㌢)

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   セリンはアトリの仲間で、日本でいえばアオジみたいな容姿です。ヨーロッパ南部から中央部、および北アフリカにかけて分布します。南部や大西洋沿岸部に住む種類は留鳥ですが、北部の品種はヨーロッパ南部に向かって渡りを行ないます。 繁殖期外には群れを形成し、しばしばマヒワなど他のスズメ目と混群を形成します。開けた森林や耕作地、特に針葉樹のある林に好んで生息します。針葉樹や柑橘類の樹上に巣を作ります。餌は主に植物の種子で、繁殖期には昆虫も捕食します。

③http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-47be.htmlより引用の寒鴉(かんあ)の日本画

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   写真ではなく、③のような日本画を見せて頂き、この鳥は「寒鴉」と言われましたら、この漢字表記から『寒い鴉』と考えてしまいます。読みが「かんがらす」だとばかり思っていましたら、読みは「かんあ」と読むのだそうです。寒中に見る鴉をいい、ところどころ雪のある冬の田んぼを、鴉が餌を求めて歩き、一、二羽で現れることが多く、なんとなく哀れで親しみが湧きます。餌の無き、厳しい冬を生き抜く姿に惹かれるものがあります。また無一物なことやすかんぴんのことも。

④http://www.google.co.jp/amp/s/naturenz.net/%3fp=4360&ampより引用のセイケイ(体長約45㌢)

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   また、今度は打って変わって、④の写真を見る限りにはこの鳥はクイナの仲間とわかりました。セイケイの漢字表記を調べてみますと、青い鶏で「青鶏」と書きます。日本に生息しているクイナは「水鶏」ですから何故か親しみを覚えます。日本のヤンバルクイナは飛べませんがセイケイは飛べますが、飛ぶのが苦手なようで、走って逃げるのが好きなようです。また色んな名前があり、世界的にはSultana Bird としても知られていて、生息するニュージーランドではプケコみたいです。

⑤https://baike.sogou.com/m/v69315951.htmより引用の鸀鳿(ショクギョク、体長約30㌢)

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   この⑤の写真の鸀鳿(ショクギョク)という鳥こそが幻の鳥であり、謎の鳥なのではないかと思います。当初では漢字表記だけでしたので、読み方からネットで検索しました。そのネットに現れた殆どの記事は中国語で中身の意味がわかりません。日本語での記事は漢字辞典系が多かったです。そっけない内容は「鳥の名前」だけで、ちょっと詳しいのは「首の長い水鳥」だけです。しかし写真を見る限りでは、縮めているのか首の長いようすはないし、サギの様に水掻きのない水鳥なのか。

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