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第359回 「旅ガラス」のスズメ(10回目)
①https://www.grisella.jp/entry/2015/06/04/105028より引用のスズメ
いつもながら語ることですが、スズメといえば私たちに一番身近な野鳥で、いつも私たちの生活環境の中にいてくれています。朝起きれば「チュンチュン、チュンチュン」人が住むところなら日本中どこでも見られる本当に代表的な野鳥と言えると思います。
②日本では留鳥のスズメ
祖先はアフリカ大陸から稲作と同時にはるばる遠方からやってきて、少しちいさなニュウナイスズメの領域を侵犯までして、スズメは今の地位を築いてきました。当然日本では留鳥として扱われ、もはや日本人は自分たちの周りにスズメがいて当たり前と思うくらい馴染みは深いです。
③短距離しか飛べないとされていたスズメ
そのスズメが「旅ガラス」となって長距離を移動するというのです。普段のスズメは時速約40㎞のスピードで飛びます。また身近な鳥である野鳥と比較すると、ツバメで時速約55㎞、カラスで時速約60㎞です。またスズメの最高時速は約55㎞で野鳥としては飛ぶのが遅い方です。
④いつもはこのくらいの集団のスズメ
スズメが飛ぶ高さは電線で約15mなので一般的には10~15mくらいの高さを飛んでいる事になります。でも、10階建マンションの最上階スズメが飛んでいるのを目にすることもあり、20~30mの高さまで飛ぶ事が出来ると思われます。
⑤スズメがこんなに集まるのは稲刈りの時期だけ
しかし、調査によれば、移動距離が25km以内(特に5km以内)の真の留鳥集団と100km以上を移動する移動性の高い集団がいることが判明しました。この調査に於いて、新潟県で標識放鳥された約5700羽のうち7個体が岡山県で、3話が高知県で標識回収され、やはり「旅ガラス」はいます。
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