見出し画像

第1669回 なぜヒヨコは黄色い

①https://sp.seiga.nicovideo.jp/seiga/#!/im7978180より引用の黄色いヒヨコのイラスト

   ①はヒヨコ。ニワトリのヒナのことで、堅い話になりますと、養鶏場や孵卵場で、孵卵器を使って人工孵化させることが行われています。食肉用、採卵用として飼育されるのが普通です。商業的に大量のヒヨコを孵化させる場合には、人工孵化が一般的に行われます。孵卵器で加温を始めてから孵化に良い条件を整えますと、通常は21日間で孵化します。なおヒヨコは、他の鳥の特にアヒルのヒナ鳥の呼称としても用いられることがあります。また殆どヒヨコは黄色い色をしています。

②https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/hikaruhawaii/entry-12407479216.htmlより引用の色んな色のニワトリ

画像1

   皆さんも①のイラストのように、ヒヨコは黄色いものと、日清チキンラーメンのCMなどをご覧になってお分かりだと思いますが、なぜヒヨコの色は黄色いのかと思われたことはありませんか。私の子供の頃には縁日で、ヒヨコ釣りと言う、金魚すくいみたいなものがあり、割り箸の先に紐みたいなものが結ばれて、その紐にはうどんが小さく切ってあるのを結ばれて、釣りのようにうどんをエサにヒヨコが咥えたら、引き上げると言うもので、私はその吊り上げたヒヨコを育てました。

③https://jp.123rf.com/photo_22279251_白い背景に生卵の黄身クローズ-アップ.htmlより引用の卵の黄身

画像2

   最近では色んな卵を産む親鶏が②の写真のように色んな色のニワトリがいますが、③の写真は私たちが毎日のようにお世話ななっていますニワトリの卵を割ったところです。ニワトリの卵の黄身には、黄色い色の濃い薄いはありますが、大体が写真のように黄色い色をしています。そして、また不思議なことにヒヨコの色が黄色いことです。ここまでは卵の黄身の色が黄色いから、ヒヨコの色も黄色いのかと言うことで終わりそうですが、でも幼鳥から若鳥になるに連れ黄色味が抜けます。

④https://8761234.jp/12621より引用の黄色いヒヨコ

画像3

   ヒヨコは何故黄色いかというのは、普通のハクショクレグホンは白いのに、ヒヨコは黄色いのは何故ということなりますが、どうしてということになりますが、ヒヨコが基本的に黄色い色をしているのは、気味の色の黄色が出ているからなんだそうです。気味に含まれているカロチノイドが黄色くなる元になっているようです。だからニワトリやアヒルなどの白い鳥は色素が少ないから気味の色が出てしまうそうです、それでは②の写真のニワトリのような白くないニワトリのヒナはどう。

⑤https://www.wikiwand.com/ja/ニワトリより引用の色んな色のニワトリのヒヨコ

画像4

   ニワトリには色んな種類がいて、ハクショクレグホンの他には茶色いナゴヤコーチン、基本的には黒いウコッケイなどがいて、⑤のようなさまざまなヒヨコが誕生します。しかしこの様に色素が濃いニワトリのヒナの羽毛の色素を調査した研究報告では、卵黄の中にある色素(カロチノイド)と羽毛の色素は一致しないとされました。またニワトリの脚色は、カロチノイド由来であるとされています。よってヒヨコの羽毛は卵黄の色素とは異なると考えられますから、写真のヒナもいる訳です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?