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第1706回 身近な鳥たちの英名 ⑵

①Twitterより引用の色んな鳥のイラスト

②-1.http://blog.livedoor.jp/shinshinyachou/archives/21043174.htmlより引用の上がケリ(体長約36㌢)に下がタゲリ(体長約32㌢)

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②-2.http://www.tml.co.jp/satochiba/satoshinpo/pphtml/tana38.htmより引用のコウノトリ(体長約112㌢)とシュバシコウ(体長約105㌢)

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②-3.https://www.birdfan.net/2018/07/13/63801/より引用のコゲラ(体長約15㌢)

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②-4.https://www.birdfan.net/2019/11/15/74720/より引用のゴジュウカラ(体長約13㌢)

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   ②-1.は留鳥のチドリの仲間のケリ(鳧、計里、水札)です。英名“Grey-headed lapwing"で、灰色頭のタゲリです。反対にタゲリ(田鳧、田計里)というと“Northern lapwing“で北のタゲリです。②-2.は日本のコウノトリが“Oriental stork“で、シュバシコウが“White stork“。広義でコウノトリの仲間です。また②-3.のコゲラは"Japanese Pygmy Woodpecker"で、②-4.のゴジュウカラはカラの仲間で“Eurasian nuthatch“。コゲラは木を突き虫を捕食。ゴジュウカラは木の実を割って捕食。

③-1.https://www.birdfan.net/2005/06/03/1130/より引用のコマドリ(体長約14㌢)

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③-2.https://www.birdfan.net/2021/04/09/81907/より引用のコミミズク(体長約38㌢)

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③-3.https://www.birdfan.net/2017/11/10/56692/より引用のハマシギ(体長約21㌢)

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③-4.https://www.birdfan.net/2017/05/26/52962/より引用のシジュウカラ(体長約14㌢)

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   日本三鳴鳥の一つの③-1.のコマドリ(駒鳥)は純和風な名前ですが、英名は”Japanese robin“とかっこいい。フクロウの仲間の③-2.のコミミズク(小耳木菟)の耳に見える羽角は小さいですが、英名となると“Short-eared owl”は短い耳のフクロウとなります。シギチでお馴染みの③-3.のシギの仲間のハマシギ(浜鴫)は総称の英名が“Sand piper“ですがなぜか"Dunlin“。お馴染みの③-4.のシジュウカラ(四十雀)は英名が“Japanese tit“でtitは俗語で「乳房」の意味もある「小さな動物」みたいです。

④-1.http://y-arisa.sakura.ne.jp/photo-diary/Pr2-031.htmlより引用の真ん中がオス、後ろ二羽がメスのジョウビタキ(体長約15㌢)

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④-2.https://www.birdfan.net/2019/08/09/72741/より引用のスズメ(体長約15㌢)

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④-3.https://www.birdfan.net/2013/07/05/23385/より引用のハクセキレイ(体長約21㌢)

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④-4.https://www.birdfan.net/2017/06/02/53135/より引用のタシギ(体長約27㌢)

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   ④-1.は昔話でスズメと比べられるジョウビタキ(尉鶲、常鶲)です。漢字を見ても日本風が英名で、“Daurian redstart“(ロシアの地方の赤っぽい鳥)です。④-2.対する日本の身近なスズメ(雀)は民家に近いのに“Eurasian tree sparrow“(気にいる雀)。ちょこまか④-3.のセキレイ(鶺鴒)は日本創設に関わったのに"Wagtail“(尾振り)とそっけない。最後に控える④-4.のタシギ(田鴫)は和名は姿形と連動して、もっちゃりとした感じですが、いざ英名はかっこよく“Common snipe“(狙撃手)です。

⑤-1.https://www.birdfan.net/2017/05/12/52528/より引用のつがいのタマシギ(左がメス体長約26㌢、右がオス体長約22㌢)

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⑤-2.https://www.birdfan.net/2019/12/20/75743/より引用のチュウヒ(体長約48〜58㌢)

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⑤-3.https://www.birdfan.net/2019/06/28/71776/より引用のトビ(体長約59〜69)

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⑤-4.https://www.birdfan.net/2020/03/06/77817/より引用のトラツグミ(体長約30㌢)

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⑤-5.https://www.birdfan.net/2019/04/19/70051/より引用のトラフズク(体長約38㌢)

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   前項のタシギより⑤-1.の一字多い雌雄逆転のタマシギ(珠鷸)は、"greater painted snipe“で、一字増えたから彩色タシギ。車名にもなった⑤-2.のチュウヒ(沢鵟)は"Eastern marsh harrier”とかっこいい。対する鳶がくるりと輪を描いたの⑤-3.のトビ(鳶)は“Black kite"。発音は良いけど黒い凧。かっこいい『虎』の印象の⑤-4.のトラツグミ(虎鶫)は“White's Thrush“(白い鶫)。また同じく⑤-5.のトラフズク(虎斑木菟)は"Long-eared owl“(長い耳のフクロウ)と、コミミズクとは正反対です。

⑥-1.https://www.birdfan.net/2017/12/01/57246/より引用のノゴマ(体長約15㌢)

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⑥-2.https://www.birdfan.net/2015/02/27/33216/より引用のハギマシコ(体長約16㌢)

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⑥-3.https://www.birdfan.net/2019/12/20/75689/より引用のつがいのハシビロガモ(手前がオス体長約51㌢、向こう側がメス体長約43㌢) 

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⑥-4.https://www.birdfan.net/2018/08/24/64487/より引用のハチクマ(体長約57〜61㌢)

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   身体の一部の色を強調している種に⑥-1.のノゴマ(野駒)の柿色首巻きは"Siberian RubyThroat"でルビー色の喉です。しかしハギマシコ(萩猿子)は猿の顔の赤さですが、"Asian rosy finch"と⑥-2.の写真で見る限りでは薔薇色のように鮮明ではありません。色より形を重視した例が⑥-3.のハシビロガモ(嘴広鴨)は"Northern shoveler"で、ショベルのようなクチバシ。蜂を主食にする猛禽類の⑥-4.のハチクマ(蜂熊、八角鷹、蜂角)は長い英名となり  “Crested honey buzzard"(トサカアリノスリ)。

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